団地で孤独死 1年以上たち発見 12月16日 18時31分 高齢化が進んでいる埼玉県草加市の団地で、ことし9月、独り暮らしの当時80歳の男性が死亡しているのが見つかりました。死後1年以上たっていると推定されたことから、草加市などでは見回り活動を強化するなど対策に力を入れることにしています。 草加市などによりますと、ことし9月8日、草加市にある都市再生機構の草加松原団地で、独り暮らしの当時80歳の男性の部屋に郵便物がたまっているのを、機構の職員が見つけました。このため室内を調べたところ、この男性が台所付近で倒れた状態で死亡しているのが見つかり、警察で遺体を調べた結果、死後1年以上がたっていると推定されたということです。草加松原団地は、高度経済成長期に建設された、およそ4300世帯が入居できる大規模団地ですが、最近は高齢化が進んでいて、ことし1月1日現在、65歳以上の入居者の割合は38%に達し