甘利経済再生担当大臣は、NHKの「日曜討論」で、賃金の引き上げをできるだけ早く実現するため、経済界と労働界、それに政府による会議の設置を検討する考えを示しました。 この中で甘利経済再生担当大臣は、「企業が将来の見通しに自信をつければ、定期昇給や賃金の引き上げに跳ね返る循環が始まる。賃金に跳ね返るタイムラグを早くするために、企業側と労働者側、それに政府の3者で、何らかの会議を設置することを、今、安倍総理大臣と相談している」と述べ、賃金の引き上げをできるだけ早く実現するため、経済界と労働界、それに政府による会議の設置を検討する考えを示しました。 また甘利大臣は、財政健全化目標について、「2015年の財政の健全度合いを示すプライマリーバランスの赤字を、2010年に比べて半減させる目標は必ず達成していく。成長戦略の出来具合にもよるが、消費税率を引き上げる環境が整ってくれば不可能ではない」と述べまし