1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:影だけ悪魔の人になりたい > 個人サイト webやぎの目 ルール 肉声で喋る→アプリで文字起こし→その結果をiPhoneで読み上げ→ 別のアプリで文字起こし → また読みあげ → またまた別のアプリで文字起こし …を繰り返す。 そうして文章がずれていくさまを楽しもう。
空前絶後のおもしろいギャグだと思って言ってみたら、華麗にスルーされたり、ようやく入手した、気になるあの子にアドレスにメールを出したら、メーラーデーモン閣下がおわせられる始末。 とにかくこの世間で人と付き合うのは思い通りにならないことばかり・・・。 ああ、もうウンザリ! そんなあなたにお奨めしたいのが、こちらの商品。 (text by 藤原 浩一) 箱男とは 箱男とは、安部公房の書いた小説「箱男」に出てくる、ダンボールを頭からすっぽり被った男のことです。箱男はダンボールを被ることにより、社会への帰属を捨て去り、匿名の市民として生まれ変わることになるのです。 ドラえもんでいうところの「石ころ帽子」。箱男になることによって、何人にも侵されざる聖なる領域を身の回りに確保することが出来るのです。 これでもう、冷たい他人に傷つけられることもありませんし、人と心が通わないことを実感して孤独に苛まれること
埼玉生まれ、神奈川育ち、東京在住。会社員。好きなキリンはアミメキリンです。右足ばかり靴のかかとがすり減ります。(インタビュー動画) 前の記事:別々に買い物をしたのに「袋まとめますか?」と言われた 〜三組の双子に話を聞いた〜 > 個人サイト のばなし チーバくんばっかずるい 改めて眺めても唸るキャラクターとしての完成度である。でも、千葉のシルエットばっかりフィーチャーされてずるい! 千葉県マスコットキャラクター「チーバくん」(千葉県公式webサイトより) そう思っていた矢先、古生物学者である中島 保寿先生が東京都をシーラカンスに見立ててているツイートを見かけたのだ。 こうしちゃいられない!先生、ふたりで都道府県のキャラクターを勝手に決めませんか! 都道府県キャラクターを勝手に考えよう と、いうわけで2021年4月、ここに都道府県キャラクターを考える会が発足された。 本日のメンバー。左が中島
大辞林 天気の変化を予測し、知らせること。天気図などから天気状態の時間的推移を分析し、将来の大気の状態を予測して行う。短期予報・週間予報・長期予報などがある。 日本国語大辞典 ①将来のある期間におけるある地域の天気を予報すること。期間によって短期予報・週間予報・長期予報など、また目的によって航空気象予報・船舶気象予報・農業気象予報などがある。 ②(「天気予報」ははずれやすいところから)あまりあてにならない予想や予言。 増田:ここ見逃せない。ここ! 西村:これですよね。「天気予報は、はずれやすいところから」日国はやっぱり書いてあるんですね。 「天気予報ははずれやすいところから」世間のイメージとはこうなのか 増田:昔の辞書はこう載ってたと聞いたことがあるんですけど、今も載ってるんですか。 西村:日国だと載ってますね。 林:日国ってなんですか? 西村:『日本国語大辞典』の略称です、全13巻かな。
昼はデータサイエンティストをしています。トイレと路上観察と観葉植物が好き。行動力があるとよく言わますが自覚はまったくないです。和菓子が全部苦手なのでお土産がいつも食べられないです。 前の記事:ホロホロチョウよ、頼むから彼女との思い出を忘れさせてくれ コーヒーフレッシュの裏には数字がある まず初めに具体例を見てみよう。 例えばマクドナルドのコーヒーフレッシュにも数字が記されているのだ。 朝食を食べた後にこの写真を撮りに行こうとひらめいてしまったので、食事終了の10分後に朝マックを食べたことになる。とぼしい計画性とたくましい食欲の持ち主だね。 この数字の謎を解き明かすには、とにもかくにも情報が必要だ。実際に調べなきゃわからないことがあるのだ。 地域のスーパーを駆け回り、ネットショッピングサイトで探し回って、コーヒーフレッシュを買い漁ろう! ということで合計20種類を入手、凄い数。あって5種類か
歯ブラシ職人 田辺重吉さんがパッケージに。頼もしい 地主 なんの変哲もないんですよ、見た目は。なのに、すごい歯磨きできている感じなんです! おかげで虫歯もなくて、歯医者に行ったら歯がきれいと驚かれました。磨けすぎていると。 形に特別かわったところはない 古賀 磨けすぎているなんてことあるの。これ、ドラッグストアでは見たことなかったです。どうやって知ったんですか? 地主 私もどっかで見て……、パッケージにひかれて買いました。 古賀 溺愛しているわりには出会いの記憶が淡泊! でもなるほど、ジャケ買いだったんですね。 地主 はい。そこからずっとです、こいつすごいぞ、と。この歯ブラシ以外考えられないくらい、めちゃくちゃよく磨けるんです。鬼のようにストックしてます! 物量! ぬっきぃ 歯ブラシ腐りませんもんね……。 3yk パッケージに「10歳の頃から作り始めて70年」って書いてありますね。 10歳
今和泉隆行さん:自ら架空の都市「中村市」の地図を描き、しかも現在進行系でアップデートを続けている(空想都市へ行こう!)。 好きな地図は建物用途や町丁目をビビッドに色分けしている昭文社の都市地図 三土たつおさん:街角で目にするいろいろなものを鑑賞する。好きな地図は地理院地図の自分で作る色別標高図。最近自動色分けができて更に最高とのこと。 西村まさゆきさん:土地の境目や路線図がとてもきになる。Google Mapで極地にある集落をさがすのが好き。スヴァールバル諸島とか。 デイリーポータルZ編集部から石川さんと、最後に筆者の合計5名でお送りします! 事前に石川さんから、「このメンバーはきっと時間があるだけ無限に語りますよ」と言われていたので、アイスブレイクもそこそこに、さっそく地図を見てもらうことにした。 それがこちら。少し古い航空地図のようにも見えるが…… おっ?とはてなマークを浮かべる一同。
国語のテストあるあるに「作者じゃないのに意図がわかるわけないだろ」というのがあります。じゃあ逆に、作者だったら国語の読解問題をスラスラ解けるのでは? ということで、入試や模試の問題に多数の作品が採用されている作家・長嶋有さんと一緒に国語の読解問題を解いてみました。 当然、満点取れるはずですが……!? 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:ボクはただ、たぬきケーキを食べたかっただけなのに > 個人サイト Web人生
ある真っ暗な夜、ペットボトルから水を飲んだらポカッっと音がして凹んで青く光りました。口を離してポカッっと戻ったらまた青く光りました。 目の錯覚?なんらかの光が反射して光ったように見えた?と思ってしばらくポカポカとペットボトルを凹ましたり戻したりしてみたところ、やっぱり光ってました。 なにこれ? あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2冊。買ってくだされ。(動画インタビュー) 前の記事:実写版カップ麺をいくつか作ってみた2021 > 個人サイト keiziweb D
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:大分には、トトロはいるし、炭酸水は湧いているし、コーヒーは美味しいし > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 人間選書とは? 農文協という出版社をご存知だろうか。一番有名なのは「現代農業」だと思う。月刊の農業に関する雑誌。ジャンプ、サンデー、マガジン、チャンピオン、現代農業を5大少年誌としたい。現代農業に漫画要素は皆無だけど。少年要素もないけれど。 これが現代農業です! モグラをチューイングガムで捕まえると知ったのも現代農業だった。梨のジョイント式栽培について知ったのも現代農業だった。耕作放棄地の活用についての特集も読んだ気がする。なかなかに面白い。興味があればだけど。興味があればの極地だとは思うけど。 こうい
1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:最新家電にカバーをかけて昭和感をだす > 個人サイト NEKOPLA Tumblr こだわりポイントを探す 人工物を作っているのは、言わずもがな人間である。その辺に存在するどんなに些細な物にだって、必ず制作者がいる。街の風景を形づくっているのは、各人が膨大な時間をかけて生み出してきた作品たちなのだ。 そのなかでも、特に制作者の思いが透けてみえる物件がある。私はそういう物件を愛している。 駐車禁止の看板を、ここまで作り込む必要は全くないだろう。「特に月木曜」という、蛇足にも思える追記が律儀さを加速させている 穴埋めクイズの正解はストリートビューを見れば分かるが、■と●の塗り分け方に
田植えの季節である。乾き切っていた田んぼに水が引かれ、美しい水鏡が次々と蘇っている。 初夏の風物詩というべきその風景を眺めているうちにふと思った。この田んぼの水は、いったいどこから引いているのだろう。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:飴噛みレビュー2020 > 個人サイト 閑古鳥旅行社 Twitter 住宅街に囲まれた谷間の水田 私が住んでいる綾瀬市を含む神奈川県の中央部には、地下水位が低く水の便が悪い相模野台地が広がっている。なので低地が多い地域ほど水田は多くないものの、それでも幾筋かの川が作り出した谷筋に
先日、こんな地図を作った。 なんのこっちゃと思うが、拡大するとこうなっている。 じつは小さな文字が集まってできている。東京の地名の末尾の一文字だけを並べたものなのだ。 中央やや右でぽつんと「田」となっているのは、千代田の「田」だ。全体をよく見ると「山」「谷」「海」などが散らばっている。それぞれ、代官山だったり渋谷だったり青海だったりするのだが、こうやって末尾の一文字だけにすることでうまい具合にその土地の特徴や地形が浮かび上がるように見える。 どうしてこんなものを作ったか これを作ったきっかけは永太郎さんという方のツイートだ。 永太郎さんは京都で地理を専攻している学生だ。先日も「なんでもない地図を語る会」という記事でお世話になった。なにかの調査の一環だと思うが、地図から地名だけを抜き出してものを作っていた。これがとても面白く、しかもそれ自体ぎりぎり地図と言えないこともない。しかし、残念ながら
1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:高架下に書かれた壁画「高架下絵巻」の秘密を探ってみると、いつの間にか都市について想いを馳せていた > 個人サイト Note 出発 この遠足は通称、「飛鳥山遠足」と呼ばれている。 文字通り、桜の名所である王子・飛鳥山までの校外学習で、上野不忍池から片道6キロの道のりを歩く遠足だったからである。 目的地の飛鳥山公園。あとでたどり着きます 飛鳥山遠足は1896年の11月に、東京高等師範学校附属第2小学校(現・筑波大学附属小学校)の教員・樋口勘次郎(ひぐち・かんじろう)先生の元で行われた。生徒は小学校2年生。大変そう。 樋口勘次郎先生 記録には樋口先生お手製のルートマップも書かれてお
1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:「皮だけおでん」を作ってみて得た4つの気づき これはほんの一例で、とにかく自由な発想でホットサンドメーカーを使い倒している。そのどれもがたまらなく美味しそう。こんなの、真似して買わないわけないじゃないですか、ホットサンドメーカー。 買いましたよ リロ氏さんとまったく同じ製品。もはやただのファン。ちなみに、運良くタイムセールのタイミングで、1000円ほどで購入できました。 で、このホットサンドメーカーをどうやって使うかというと、基本的には、焼きたい食材を挟み、弱火で両面じっくり火を通すだけ。いきなり強火でいくと焦げますから、あせらずじっくりが吉。 「油がはねない」「パカっと開けて気軽に火の通り具合を確認できる」「しばらくほっとけば勝手に焼
東京・渋谷駅の地下に新しい広場ができた。そこはなんと、渋谷川が上空を飛んでいるという場所だ。 なにそれどういうこと。さっそく見に行ってきました。 渋谷駅のどこに広場ができた? その広場「渋谷駅東口地下広場」は、開業したばかりの渋谷スクランブルスクエアと東急東横線などへの通路を結ぶ、新しくできた通路上にある。 この地図で「広場」と書いた緑色のところがそうだ。(下の「スクスク」は渋谷スクランブルスクエアです。なおこの見取り図は各種資料もとに作った目安であり、正確ではありません。) この通路ができたことによって、渋谷駅の動線がまたちょっと便利になる。のだがそれよりも注目したいのは「川」と書いたオレンジの渋谷川の存在だ。新しい広場は渋谷川をくぐるように作られている。それも、ちょうど天井から川が飛び出すような位置関係になっているのだ。 ここがその広場。なんとこの景色のなかに川がある! 赤で囲ったとこ
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