ブックマーク / sportiva.shueisha.co.jp (20)

  • J1昇格へ。東京Vのスペイン人監督が こだわる「ボールの出口」の作り方

    「我々は、トレーニングするようにゲームをします。それを日々重ねるなかで、徐々に自信が満ちてきました。攻撃も、守備も」 東京ヴェルディ監督に就任して2年目となるミゲル・アンヘル・ロティーナ監督 試合後、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督は明るい口調で語っている。スペイン人指揮官は就任2年目。まだ確信には至っていないが、手応えは感じているのだろう。 「今シーズンは、選手の間であまり差がなくなっています」 スペイン仕込みが、功を奏しつつあるのか。 9月8日、味の素スタジアム。J2リーグ第32節、5位の東京ヴェルディは3位の横浜FCと一戦を交えている。1、2位の自動昇格、3~6位のプレーオフ圏内入りをかけ、決して落とせない。ヴェルディは出足から優っていた。 「作戦と言うほどのことではありませんが、ボールを持つことを主眼に戦いました。とにかくボールを回して、相手を走らせる。イニシアチブを持つことで、危

    J1昇格へ。東京Vのスペイン人監督が こだわる「ボールの出口」の作り方
    aratasuzuki
    aratasuzuki 2018/09/10
    「ボールの出口」が直訳で、ビルドアップと訳されることが多い。しかし、むしろ直訳のほうが意図は伝わるだろうか。
  • オシムがセネガル戦を絶賛。「日本の強さはポーランドより上」

    ズドラフコ・レイチ●文 text by Zdravko Reic 利根川 晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko 日よ、見事だ。当に見事だ。このようなエネルギー溢れるサッカーを見たとき、チームスピリットに触れたとき、私は大きな幸福を感じる。 試合前は日がセネガルに対抗できるのか、私は懐疑的だった。セネガルの選手の身体能力は非常に高く、すこぶる強靭だ。野生動物のような鋭さを持っている。そんな彼らと互角の戦いをするのは、決して簡単なことではなかったろう。 それなのにデータを見ると、"デュエル"での勝利は日がセネガルを上回っている。日の選手が知能と工夫を駆使して競り勝つたびに、私は誇りのような喜びを感じ、思わず手を叩いていた。 中盤で屈強なセネガルの選手たちと渡り合った柴崎岳 photo by Sano Miki 1点のビハインドから同点にすることは、た

    オシムがセネガル戦を絶賛。「日本の強さはポーランドより上」
    aratasuzuki
    aratasuzuki 2018/06/26
    プロシネツキは日本のプレー、精神力、その統率の取れた動きに驚嘆し、絶賛していた。私はなにか、自分の息子が褒められたかのようにうれしかった。
  • オシムが語るコロンビア戦。「日本は相手の退場で勝ったのではない」

    W杯が始まった。各国の戦いを興味深く見ているが、なかでも特別な思いで追っているのは、かつてユーゴスラビアという名の同じ国であったクロアチアとセルビア、そして私が率いたことのある日だ。 その日が初戦でコロンビアに勝利した。W杯でアジアのチームが南米のチームを破ったのは史上初だ。まさに快挙という言葉がふさわしい。 コロンビア戦で決勝ゴールを決めた大迫勇也 photo by Sano Miki 正直、大会が始まるまで、日がコロンビア相手に勝ち点3を挙げられるとは思っていなかった。日が勇猛なチームであることは知っていたが、W杯前のデリケートな時期の監督交代は、あまりにもリスクが高かった。 おそらく西野朗氏が新監督に就任したことが、日を救ったのだと思う。西野氏はもともとチームの中にいた人間で、詳細なチーム内の状況を熟知していた。新監督に与えられた時間は少なかったが、それがあまり足かせになら

    オシムが語るコロンビア戦。「日本は相手の退場で勝ったのではない」
    aratasuzuki
    aratasuzuki 2018/06/21
    どんなに不利な状況になっても、タイムアップの笛が鳴るまで、まるで決勝を戦うようなスピリットで戦い続けることができる。そんなチームは世界を探しても日本と、あとアイスランドくらいだろう
  • オシムが語るハリル解任「腐ったリンゴの排除か、監督交代しかない」

    ズドラフコ・レイチ●文 text by Zdravko Reic 利根川 晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko W杯を直前にしたハリルホジッチ解任劇を、ハリルにとって同郷(ボスニア・ヘルツェゴビナ)の先輩であり、日本代表監督の先輩でもある「彼」はどう見ているのか。イビツァ・オシムはオーストリア第2の都市グラーツにいた。その町の病院で半年に1回、検診を受けなければいけないのだという。「でも安心してほしい。現在の体調はいたって良好だ」というオシムを、旧知のクロアチア人ジャーナリストが直撃した。 2006年から、病に倒れる2007年11月まで、日本代表監督の座にあったイビツァ・オシム氏 photo by YUTAKA/AFLO SPORTS ハリルホジッチの解任以降、多くの人々が私の意見を求めてきた。私のことをよく知っている人であれば、私がこうした他人の問題に首

    オシムが語るハリル解任「腐ったリンゴの排除か、監督交代しかない」
    aratasuzuki
    aratasuzuki 2018/05/10
    監督は自分の考えを明確に持ち、それをサッカー協会の人間にはっきりと伝えなければならない。
  • 阿部勇樹「すべてはレッズのため。レッズでサッカー人生を終わらせたい」

    浦和レッズ・阿部勇樹インタビュー(後編) (前編はこちら>>) 今季、6年連続でキャプテンを任された浦和レッズの阿部勇樹。2017年シーズンは、「集大成のシーズンになる」と語った。 9月には36歳になるが、2012年にレスター(イングランド)からレッズに戻って以来、2013年に1試合出場停止となっただけで、その他の4シーズンはリーグ戦全34試合に出場。"鉄人"ぶりを見せつけており、老け込む様子はまったく感じられない。 「でも、今年にかける思いは強いです。別にやめるとかではないけど、集大成になると思うんですよ。なぜかっていうと、今年は(年男の)酉年でしょ。12年前のときは(ジェフユナイテッド)千葉にいて、シーズンベストの12得点を挙げて、ヤマザキナビスコカップでも優勝して、すごくいいシーズンだった。だから、今年も、という思いが強い。もうこの次の12年後なんて、考えられないですから。 昨季から

    阿部勇樹「すべてはレッズのため。レッズでサッカー人生を終わらせたい」
  • FW3番手の扱いに佐藤寿人が吐露。「必要としてくれるところへ...」

    原山裕平●取材・文 text by Harayama Yuhei藤田真郷●撮影 photo by Fujita Masato 開幕2試合目の名古屋グランパス戦(3月6日)で中山雅史と並んでいたJ1最多得点を「158」に更新し、2016シーズンもゴール量産が期待されていたサンフレッチェ広島の佐藤寿人。だがその後、2ndステージ・第8節を終えた段階で、今季は12試合・3得点という成績にとどまっている。 そのうち、スタメン出場はわずかに6試合のみで、ベンチ入りすらできない試合も少なくない。長年にわたり広島のエースとして君臨してきた男に、今、いったい何が起きているのか? 今のサンフレッチェに佐藤寿人の居場所はあるのか 今年で34歳となった佐藤には、ここ数年、世代交代の波が寄せていたのはたしかだった。とりわけ、昨シーズンは34試合すべてにスタメン出場しながら、フル出場は1試合のみ。ブレイクの予感を漂

    FW3番手の扱いに佐藤寿人が吐露。「必要としてくれるところへ...」
  • 【恩田社長の600日】特別寄稿「解任されたラモス監督の功罪」

    FC岐阜・恩田社長の600日 ~Jリーグ地域クラブへの伝言~ 番外編 ラモス監督解任! そして、誰もいなくなったFC岐阜で約2年半、指揮を執ったラモス瑠偉監督 前回の記事はこちら>> 7月22日、FC岐阜の監督であったラモス瑠偉氏との監督契約解除が、クラブよりリリースされました。 2014年シーズン開幕前、新生FC岐阜の象徴として招聘された、ラモス瑠偉監督・川口能活選手・三都主アレサンドロ選手の面々。誰もが知っている元日本代表の加入に、岐阜県中の人々が心躍らせました。 しかしながら、1年後に三都主アレサンドロ選手に戦力外通告、2年後には川口能活選手に戦力外通告、そして、今季のシーズン途中でのラモス瑠偉監督の解任となり、3人ともFC岐阜を去りました。まさに「そして、誰もいなくなった」のです。 「名選手、名監督にあらず」とは、よく言われることですが、ラモス氏はどうだったのでしょう。今回は番外編

    【恩田社長の600日】特別寄稿「解任されたラモス監督の功罪」
  • 「大変革」起きず。ジェフ千葉は監督交代で今度こそ変われるのか

    今シーズン、『REVOLUTION NEXT25』というクラブスローガンを掲げ、選手を大幅に入れ替えて、大変革を行なったジェフユナイテッド千葉。開幕前には、Jリーグ・スカパー!ニューイヤーカップ宮崎ラウンドで優勝し、プレシーズンマッチのちばぎんカップでは、J1の柏レイソルを3-0と圧倒。一躍J1昇格の最有力候補に挙げられた。 しかし、J2リーグのシーズン折り返しとなる第21節を終えて9位と低迷。第20節から第22節まで3連敗を喫するなど苦しい状況が続いて、第25節のホームで行なわれた清水エスパルス戦に敗れると、クラブは約2年間指揮を執ってきた関塚隆監督から、長谷部茂利コーチへの指揮官交代を発表した。 J1自動昇格を狙ってスタートした今季だったが、自動昇格をおろか、プレーオフ圏内となる6位のチームとの勝ち点差も開く一方だった。監督交代は、「チームの状況や目標、勝ち点差を考えると、ギリギリのタ

    「大変革」起きず。ジェフ千葉は監督交代で今度こそ変われるのか
    aratasuzuki
    aratasuzuki 2016/08/05
    選手たちは自分たちの責任を感じながらも、監督交代を前向きに捉えていた。固定されかけていたメンバーが刷新されるという期待感があるうえ、何よりこれまでに比べて戦術も、ビジョンも明確になったからだ
  • こりゃ強いわけだよ。新設されたホークス「二軍施設」がスゴすぎる|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|Baseball

    今季からファームの拠地を『HAWKS ベースボールパーク筑後』に移した福岡ソフトバンクホークス。2つの球場に室内練習場、寮、クラブハウスを備えている。その施設は二軍・三軍専用とは思えないほど充実したもの。選手たちはこの新しい環境で、一軍への切符を勝ち取ろうと、日々、汗を流している。  昨季までは福岡市内にある雁の巣(がんのす)球場を拠地としていた。黒土のグラウンドで照り返しがきつい。選手たちは光る汗に土をつけ、真っ黒になりながら練習に明け暮れていた。  その雁の巣よりも暑いのが筑後。一軍遠征に帯同せず、居残りで調整していた和田毅も「暑すぎる……」とぐったりした様子だった。だが、その暑さを言い訳にできないほどの充実した施設が、ここには揃っている。  メイン球場の『タマホームスタジアム筑後(タマスタ筑後)』は、人工芝を使用した両翼100メートル、中堅122メートルでLEDナイター照明も完備

    こりゃ強いわけだよ。新設されたホークス「二軍施設」がスゴすぎる|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|Baseball
  • ロアッソ熊本・巻誠一郎が古巣・千葉に送った「感謝のメッセージ」

    身体を投げ打つように空中戦に挑み、何度も地面に叩きつけられる。泥臭いまでの献身と、恐れを知らないボールへの執着心は、35歳となった今なお健在だった。 1ヶ月ぶりにJリーグのピッチに立った巻誠一郎 平成28年熊地震の影響により活動を中止していたロアッソ熊が、5月15日、およそ1ヶ月ぶりにJリーグの舞台へと戻ってきた。対戦相手は、ジェフユナイテッド千葉。巻誠一郎にとっては、長年在籍した古巣との対戦である。 未曾有の大災害に見舞われた熊は、今なお我々の想像には及ばない困難の真っただ中にある。日常の生活もままならず、1万人を超える人たちが避難所生活を強いられるなど、復興への光は遠くにかすんだままだ。 そんな状況下で、ロアッソも苦しい日々を過ごしていた。震が起きた4月16日以降、彼らにとっては、「サッカーどころではない」状況だったかもしれない。練習することなど当然できず、県外に避難する選手も

    ロアッソ熊本・巻誠一郎が古巣・千葉に送った「感謝のメッセージ」
  • 錦織圭がドーピングを語る。「最悪なのはトイレに行った瞬間」

    3月7日にマリア・シャラポワが自ら会見で明かした「ドーピングテストで陽性反応が出た」との告白は、瞬く間に世界中を駆け、あらゆるテニス選手たちにも衝撃を与えた。 テニス界のドーピングについて錦織圭が口を開いた この事件を「テレビのニュースで知った」という錦織圭も、そのひとり。同じマネージメント会社『IMG』に所属し、スタープレーヤーとしての責務を共有する彼は、自らの経験と想いをシャラポワに重ねるように、こう言った。 「これが50位、60位の選手だったら、故意にやっているかもとちょっとは思ったかもしれませんが、シャラポワレベルの選手が故意にやったとは思えないです」 確信に満ちた発言の背景には、自身のトップ10選手としての経験が、根拠として重く横たわる。 「僕もトップ10に入ってから、ドーピング検査の量はすごく増えた。トップ10の選手が、自分からやろうなんて絶対にないと思います」 シャラポワ同様

    錦織圭がドーピングを語る。「最悪なのはトイレに行った瞬間」
  • 小林可夢偉の思い。「F1にいたいんじゃない。レースがしたい」

    米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki  是枝右恭●撮影 photo by Koreeda Ukyo 小林可夢偉インタビュー@後編 日最高峰のスーパーフォーミュラ(SF)に参戦した2015年の小林可夢偉は、未勝利に終わった。しかし、厳しい条件のなかで自分の腕を再確認してもいた。 一方で、可夢偉が国内レース復帰を決めた最大の理由は、「日のモータースポーツを盛り上げ、社会的地位を向上させたい」という思いに駆られたからだった。それがレースを目指す後進たちのためになると......。SFでもがいた1年は、レースを盛り上げるための1年でもあった。 そんな可夢偉は2016年、どこに向かおうとしているのだろうか? SFへの思い、そしてF1に対する今の心境を聞いた。 インタビュー前編はこちら>>> 小林可夢偉はF1に対してどんな思いを抱えているのか――バトルが少ないSFのなか

    小林可夢偉の思い。「F1にいたいんじゃない。レースがしたい」
    aratasuzuki
    aratasuzuki 2016/01/09
    スーパーGTはたぶんやらないと思います。WEC(世界耐久選手権)もやらないと思う。ひとまず、そういうことにしておいてください(笑)。今はまだフォーミュラカーで戦っていたいんです。
  • オシムが教えてくれた東京オリンピック・パラリンピック成功のカギ |集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|Other

  • サッカーから車椅子バスケへ。京谷和幸がつないだ「代表の誇り」

    文●スポルティーバ text by Sportiva写真●五十嵐和博 photo by Igarashi Kazuhiro 盛りあげよう!東京パラリンピック2020(11) 元車椅子バスケット日本代表・京谷和幸氏インタビュー Vol.2 現在はおもにサッカーの指導者として活動している京谷和幸氏だが、車椅子バスケの現役時代は、日本代表としてパラリンピックの舞台に、シドニー、アテネ、北京、ロンドンと4大会出場している。北京パラ後には一度引退を考えたものの、日本代表を背負う意味を改めて考えたときに「後輩たちにまだ伝えることがある」と、気がついたという。当時の日本代表への思いも含め、現役時代を振り返ってもらった。 (前回の記事はこちら) 車椅子バスケの現役時代について語った京谷和幸氏伊藤 現役時代のことをお聞きしたいのですが、車椅子バスケと出会って、プレイヤーとして活躍された経験というのは、今どう

    サッカーから車椅子バスケへ。京谷和幸がつないだ「代表の誇り」
    aratasuzuki
    aratasuzuki 2015/02/21
    藤田俊哉の結婚式に呼ばれたんですけど周りは日本代表で「俺何もねえな」と思ったんです。車椅子バスケで日本代表として戦うことができたら一緒じゃないかと思って日の丸に対する思いが強くなりました。
  • 元日本代表・京谷和幸が車椅子バスケとサッカーの二刀流宣言

    文●スポルティーバ text by Sportiva写真●五十嵐和博 photo by Igarashi Kazuhiro 盛りあげよう!東京パラリンピック2020(10) 現在は大学サッカー部の外部コーチとしてサッカーと携わっている京谷和幸氏元車椅子バスケット日本代表・京谷和幸氏インタビュー Vol.1 車椅子バスケットの強豪・千葉ホークスに18年在籍し、日本代表としてパラリンピックにもシドニー、アテネ、北京、ロンドンと4度出場している京谷和幸氏。交通事故に遭うまでは、サッカーJリーグのジェフユナイテッド市原(現 ジェフユナイテッド市原・千葉)所属の選手として、また年代別の日本代表として活躍していた彼は、車椅子バスケを引退した2012年以降、サッカーの世界にコーチとして戻っていた。しかし、2013年に東京パラリンピックが決まると、再び車椅子バスケと関わることに。いったいどんな変化があった

    元日本代表・京谷和幸が車椅子バスケとサッカーの二刀流宣言
    aratasuzuki
    aratasuzuki 2015/02/21
    サッカーC級指導者ライセンスを取って千葉県の大学で外部コーチをやっています。ただ、2020年パラが東京に決まったときに自分を育ててくれた車椅子バスケに背を向けていいものだろうかと思ったんです
  • F1の心臓部を扱う白幡勝広「たたき上げメカニック人生」

    米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki桜井淳雄●撮影 photo by Sakurai Atsuo(BOOZY.CO) 5月特集 F1 セナから20年後の世界 「ヘイ、カッツ! どうしてお前は一介のメカニックなのにそんなに有名なんだ?」 そう声をかけられた男の名は、白幡勝広。ウイリアムズの同僚たちが不思議そうな顔でたずねる。 2005年からメカニックとしてウイリアムズに在籍する白幡勝広 F1の世界におけるメカニックというのは、ドライバーやエンジニアのように自分たちの判断が勝負を左右するわけではなく、言うなれば顔の見えない裏方の存在だ。そんなメカニック個人にスポットが当たり、日のF1ファンの間でその顔と名前が知られていることが、彼らにとっては理解できないらしい。 「日人で、F1のネジを締めているのは僕しかいないですからね。世界で一番すごい最先端のものをいじってい

    F1の心臓部を扱う白幡勝広「たたき上げメカニック人生」
  • 【F1】あの事故から20年。中嶋悟が語る「セナの素顔」

    5月特集 F1 セナから20年後の世界 中嶋悟インタビュー 前編 80年代から90年代、日で隆盛を極めた驚異的なF1人気。それは、アイルトン・セナというひとりのドライバーの存在が大きな要因だったことは間違いない。あの頃、誰もがセナに注目し、熱狂していた。そして、そのスーパースターにアクシデントが起こった。 1994年5月1日、F1サンマリノGP決勝レースが行なわれていたイタリア、イモラサーキットの事故で、セナはこの世を去った......。 あれから20年――。F1というモータースポーツはどのように進化を遂げ、発展してきたのか。そして、あの頃から、何が変わって、何が変わらないままなのか。当時を知るドライバー、ジャーナリストらに、セナへの思い、F1への思いを語ってもらった。 第1弾は日人初のレギュラーF1ドライバー、中嶋悟氏。日レース界で圧倒的な成績を残し、1987年、34歳でようやくF

    【F1】あの事故から20年。中嶋悟が語る「セナの素顔」
  • 甲府・水野晃樹、「元日本代表」という肩書きとの闘い|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|J Football

    2013.05.27 小宮良之●取材・文 text by Komiya Yoshiyuki photo by Fujita Masato 『アンチ・ドロップアウト』第3章 vol.6 part.1オシムによって開花した才能 2013年3月、甲府。初春の運動公園では、日が高くなるにつれ、周囲の気温は弾かれたように上昇していた。「ヴァンフォーレ」のロゴの入ったタオルを持ったファンが、ピッチを遠巻きに祈るような視線を送る。クラブはJ1昇格シーズン、カップ戦も含めて5試合、まだ勝ち星がなかった。 上気した表情の選手たちは、次々に上着を脱いでいった。冬と春の季節の変わり目、まだ空気には冷たさが残っていたが、初夏の気配さえある日差しが肌を刺した。こまめに着衣を替えないと、激しく体を動かす選手は脱水症状になることもある。 ピッチでは戦術確認のための紅白戦が行なわれようとしていた。 彼は最初、控え組のビ

    aratasuzuki
    aratasuzuki 2013/05/28
    05年からは右サイドの定位置を与えられ、ヤマザキナビスコカップではガンバ大阪と激闘の末、クラブ史上初のタイトルをもたらしている。水野はこの大会で最優秀選手賞を獲得することになった。…うん。うん?
  • リーガで苦戦。CLで敗北。でもレアルはなぜ儲かっているのか?

    独自の経営手法でレアル・マドリードを改革したフロレンティーノ・ペレス会長 先日、アメリカの月刊誌『フォーブス』が発表した恒例の「サッカークラブ長者番付」において、ついにレアル・マドリードが、8年連続トップの座を守り続けていたマンチェスター・ユナイテッドを抜き、世界で最も資産価値の高いクラブとなった。長い不景気がサッカー界にも影響を及ぼし、選手への給料未払いなど財政破綻するクラブが続出しているスペインでありながら、レアル・マドリードにとってはそれもどこ吹く風。リーガ・エスパニョーラでは首位のバルセロナに大きく差を開けられ、チャンピオンズリーグでも準決勝でドルトムントの前に敗退。結果を残せぬままシーズンを終えるかもしれないのに、レアル・マドリードの売り上げは止まるところを知らない。 それにしても、一体なぜこのような不況下においても、レアル・マドリードは儲かっているのか? そこには、名物会長フロ

    リーガで苦戦。CLで敗北。でもレアルはなぜ儲かっているのか?
    aratasuzuki
    aratasuzuki 2013/05/09
    レアル・マドリードは来シーズンから新たにエミレーツ航空と5年の胸スポンサー契約を結び、年間2200万ユーロ(約28億1000万円)という大金が懐(ふところ)に入ってくることも決まっている
  • 【Jリーグ】廣山望、スポーツ大国アメリカでの新たな挑戦を語る|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|J Football

    「実力次第、誰にでも門戸が開かれているな、と感じました」 アメリカの独立リーグ、USLのリッチモンド・キッカーズ(拠地リッチモンドはバージニア州の州都で人口20万人)に所属する廣山望は、アメリカという国の寛容さについて語った。「例えば、アメリカでは誰でも150ドルを払えばトライアウトを受けられるんです。だからスニーカーで来る人と去年までプロだった選手がプレイするわけですが、チャンスが平等に与えられ、色眼鏡では見られない。実力があればスカウトされるし、300人くらいが参加してひとつのビジネスになっているんです。まさにアメリカ社会の縮図ですよね」 廣山は1996年にジェフ市原(現在のジェフ千葉)に入団するや、1年目からレギュラーに定着した。97年のワールドユース、98年のアジア大会で日の丸を背負い、当時はジェフの看板選手だった。2001年にパラグアイのセロ・ポルテーニョに移籍し、リベルタドー

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