![キリン、電気の力で塩味・旨味を増す「エレキソルト」。対応カトラリーを2023年発売へ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8e8663cf3d5892656794268fdcf59bcda626acce/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgourmet.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fgrw%2Flist%2F1438%2F322%2F001.jpg)
大阪駅北側の「うめきた」エリアの新駅に導入されるホームドアが、27日、報道陣に公開されました。最新の技術を使って、列車の扉の位置に合わせてホームドアが動く仕組みで、JR西日本は、高さが天井まである「フルスクリーン」と呼ばれるタイプの導入は世界初だとしています。 大阪駅北側の「うめきた」エリアには、来年春に新しい駅が開業します。 新しい駅には、特急や在来線などさまざまな列車が乗り入れることになっています。 扉の数が列車の種類によって異なるため、従来の「固定式」のホームドアでは対応できないことが課題となっていました。 そこで新たに開発されたのが、高さが天井まである「フルスクリーン」で作られた「可動式」の新しいホームドアです。 列車の扉の位置に合わせてホームドアが自在に動く仕組みです。 会社ではフルスクリーンの可動式のホームドアは世界初だとしていて、来年春の開業時に試験的に導入するということです
明治大学の総合数理学部先端メディアサイエンス学科の宮下芳明研究室とキリンホールディングスは4月11日、減塩食品の味わいを増強させる箸型デバイスを開発したと発表した。このデバイスで独自開発の電気刺激を与えると、減塩食を食べたときに感じる塩味が1.5倍程度に増強されることを世界で初めて確認したという。 ごく微弱な電気を口の中に与えることで、塩化ナトリウムの塩味やグルタミン酸ナトリウムの旨味の基となるイオンの働きを調整。疑似的に食べ物の味を濃さを変えられるという。 40歳~65歳の減塩食を食べたことのある男女36人を対象に、このデバイスの臨床実験を実施。一般食品を模したサンプル(食塩を0.80%含有)と減塩食を模したサンプル(食塩を0.56%含有)を箸型デバイスを使って食べてもらい、どのように塩味を感じたか評価した。
米Alphabet傘下の英DeepMindが、遺伝子配列情報からタンパク質の立体構造を解析するAI「AlphaFold v2.0」(以下、AlphaFold2)をGitHub上で無償公開し、ネット上で注目を集めている。Twitterを利用する生物系の研究者からは「革命的な成果だ」「これからの研究の前提が変わっていく」など、AlphaFold2の予測精度に対して驚きの声が相次いだ。 なぜAlphaFold2はこれほどの驚きや賞賛をもって迎えられているのか。タンパク質構造解析の難しさをひも解く。 未知の部分が多いタンパク質の構造 タンパク質は数十種類のアミノ酸からできており、配列によってさまざまな性質に変化する。例えば筋肉、消化酵素、髪の毛はそれぞれ役割が異なるが、いずれもタンパク質で作られている。タンパク質の構造が分かれば、生体内の化学反応の理解が進む。アルツハイマー型認知症やパーキンソン病
Googleは、5月19日未明に開催したオンラインイベント「Google I/O 2021」で、同社が開発中の先進的なオンラインコミュニケーションシステム「Project Starline」を発表しました。 Imagine a magic window, and through that window you see another person, life-size and in three dimensions. Project Starline is a technology project that combines advances in hardware and software to help people feel like they're together, even when they're apart. #GoogleIO pic.twitter.com/2yNJrX
人工光合成の効率を世界最高水準まで高めることに成功した、豊田中央研究所の「人工光合成セル」=21日午後、愛知県長久手市 トヨタ自動車グループの豊田中央研究所(愛知県長久手市)は21日、太陽光を使って水と二酸化炭素(CO2)から有機物のギ酸を生成する「人工光合成」の効率を世界最高水準まで高めることに成功したと発表した。過程でCO2を材料とするため脱炭素化につながるほか、生成したギ酸から水素を取り出し燃料電池の燃料に使うこともできる。早期実用化を目指す。 豊田中央研究所は2011年に、水とCO2のみを原料とした人工光合成に世界で初成功。当初は太陽光エネルギーを有機物に変換できる割合が0.04%だったが、改良を重ね7.2%まで向上させた。植物の光合成の効率を上回るという。
スマートフォンやPCのディスプレイのように使える繊維と布を中国・復旦大学の研究チームが開発しました。この布を使った衣服は袖口にメッセージのやりとりを表示したり、腕にマップを表示したりすることが可能です。 Large-area display textiles integrated with functional systems | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-021-03295-8 Wearable electronic textiles for the smart dresser https://www.fudan.edu.cn/en/2021/0311/c344a108129/page.htm Fudan University team develops smart textile - SHINE News https:/
ニューメキシコ大学などの研究チームが、実物の赤血球に近い働きを持つ「合成赤血球」の開発に成功したと発表しました。この合成赤血球は、酸素を運搬するだけでなく、がんなどの治療薬を患部に運ぶことも可能なことから、実用化されれば高性能な人工血液の開発が可能になると期待されています。 Biomimetic Rebuilding of Multifunctional Red Blood Cells: Modular Design Using Functional Components | ACS Nano https://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acsnano.9b08714 Synthetic red blood cells mimic natural ones, and have new abilities - American Chemical Society
ボストンダイナミクスの犬型ロボット「スポット」は、牧羊犬として働いている。 同社はニュージーランドのロコス社と提携したことを発表した。 スポットは、ボストンダイナミクスのハードウェアとロコスの遠隔操作技術を使用して、各種のデータを収集する。 最近、このロボットはシンガポールでの社会的距離を強制することや、ボストン病院でCOVID-19患者をスクリーニングすることにも使用されている。 ボストンダイナミクス(Boston Dynamics)の有名な四足歩行ロボット「スポット(Spot)」が、羊を飼うという新しい仕事に就いた。このロボット工学企業は先ごろ、ロボット操作ソフトウェアを専門とするニュージーランドのロコス(Rocos)社との業務提携を発表した。 ロコスによると、同社のソフトウェアは、スポットの遠隔利用をより効率的にし、収集したデータを扱いやすいものにするという。 スポットはすでに、世界
Published 2020/03/28 11:46 (JST) Updated 2020/03/29 08:48 (JST) 長崎大は27日、同大などが開発した新型コロナウイルス遺伝子を約10分で検出できる検査システムについて、行政検査での使用が認められ、保険適用されたと発表した。県内で使用するほか、国内外から問い合わせが来ているという。 国立感染症研究所(感染研)が用意した臨床検体(陽性10、陰性15)を使い、感染研のマニュアルに基づいた検査法と、同システムの検査結果を比較。陽性は90%、陰性は100%一致した。厚生労働省は陽性、陰性ともに90%以上の高い一致率を示した検査法について、行政検査で使用できると各都道府県などに通知している。 システムは、同大感染症共同研究拠点の安田二朗教授のグループとキヤノンメディカルシステムズ(栃木県大田原市)が、エボラ出血熱などの検査法を応用し共同開発
ロボットは、動力を供給するモーターと発熱エンジンが過熱すると、動作が停止してしまう。そのためロボットを永続的に動かすには、内部温度を管理する必要がある。 とりわけ、熱を素早く放散する金属とは異なり、熱を保持する合成材料で作られたソフトロボットにとって温度管理は重要だ。加えて、ソフトロボットは軽量で柔らかいことを特徴とするため、ファンなどの冷却技術を内部に挿入することは、スペースを占有し、重量が増加するため、最良ではない。 研究チームは、哺乳類の自然冷却システムから発想を得て、発汗機能を搭載したソフトロボットを開発している。発汗は蒸発した水分の損失を利用して急速に熱を放散し、周囲の環境温度以下に冷却する。 「Multi-Material Stereolithography」と呼ばれる3D印刷技術を用い、発汗に必要なナノポリマー材料を作成。ソフトロボットは、水を保持して温度に反応するヒドロゲル
小型のジェットエンジンを使って立った状態で宙に浮くことができる装置を発明したフランス人の男性が、フランスとイギリスとの間のドーバー海峡の横断飛行に成功し話題になっています。 海沿いに設定された台では、多くの観客が見守るなか、黒いヘルメットとスーツに身を包み装置を着けたザパタさんがゆっくりと浮き上がり、その後、前傾姿勢になってイギリスに向かって飛んでいきました。 地元メディアなどによりますと、動力は5つの小型ジェットエンジンで、ザパタさんは燃料を背負って飛び、一度、海の上でボートにおりて燃料を補給したうえで、およそ35キロのドーバー海峡を22分で横断したということです。 観客の1人は「本当にうれしい。彼を誇りに思います」と話していました。 横断後、記者会見を開いたザパタさんは「夢がかないました。非常に感激です」と述べたうえで、支えてくれた家族に感謝したということです。
NTT(持ち株会社)は5月30日、座ったままの状態であたかも歩いたような感覚を作り出す技術を開発したと発表した。足の裏に振動刺激を与えることにより、歩いていないのに歩いたかのような感覚が生み出せるという。今後、4D映画館やVRアミューズメント施設などのVR空間で、歩行体験を高めるための技術としての応用を検討する。 歩行時に実際に生じた振動を歩行音として記録し、増幅処理などを行った上で、ボイスコイルモーター(振動子)を使って座っている人の足裏に振動刺激を再現すると、歩いているような感覚が生じさせられることが分かったという。 人間は、身体に近づいてくるような音を聞いているとき、身体に触れているものへの反応時間が短くなり、歩行中にはこの反応時間がさらに減少することが報告されている。この反応時間の減少は、パーソナルスペース(身体近傍空間)が拡大している、と解釈されている。 今回の技術を使い、歩行感
脳の中の電気信号を読み取り、話しことばに変換することにアメリカの研究グループが成功し、脳の障害などによってことばが出ない人とのスムーズな意思の疎通につながる技術として注目されています。 研究グループは、脳内で出される電気信号を検知する装置を人に取り付け、数百の文章を声に出して読んでもらうことで、声に出す際に唇や舌、あごやのどを動かすのにどのような信号が関わっているかをAI=人工知能を使って詳しく解析しました。 そしてこの解析を基に脳内の信号を解読して音声に変換するコンピューターのシステムを作り試したところ、脳内の信号を基に100余りの文章を音声にすることができたということです。 文章によってはほとんどの人が正確に聞き取れたということで、研究グループは、脳の信号を読み取って文章を音声に変換することができたのは初めてだとしています。 研究グループは、現時点では限られた文章しか音声にできておらず
イチロー引退会見、「AI字幕」が「ひどい」と話題 「プロ→風呂」「ニューヨーク→入浴」「人望→ちんぼ」…… 米メジャーリーグ・マリナーズに所属するイチロー選手の現役引退会見が、3月22日に行われた。この様子はネットテレビAbemaTVでライブ配信(アーカイブもある)され、音声はリアルタイム字幕「AIポン」(あいぽん)でリアルタイムに文字化された。 だが、「プロ」が「風呂」になったり、「ファン」が「パン」になるなど間違いが多く、「爆笑してしまう」「イチローがいいこと言ってるのに全く頭に入ってこない」など話題に。また、「人望」を一瞬、「ちんぼ」と表示するなど、致命的な間違いもあり、「字幕はいらなかったのでは」という声も聞かれた。 【訂正:2019年3月23日午後8時 初出時、AIが「人望」を「ちんぽ」と誤表示したと記載していましたが、「ちんぼ」(「ぽ」ではなく「ぼ」)の誤りでした。記事の記載を
Microsoftペイントとマウスを使って描いたようなラフなイラストが、一瞬でリアルな風景写真に変換される画期的な技術をNVIDIA Researchが開発しました。「GauGAN」と呼ばれるインタラクティブなソフトウェアは膨大な学習データを用いたディープラーニングを使ったもの。GauGANを使えば「オブジェクトの形を描くだけ」「線を引くだけ」で誰でもアイデアを形にすることができます。 GauGAN Turns Doodles into Stunning, Realistic Landscapes | NVIDIA Blog https://blogs.nvidia.com/blog/2019/03/18/gaugan-photorealistic-landscapes-nvidia-research/ GauGANがどのくらいすごいのかは、以下のムービーを見ると一発でわかります。 Cha
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