みやげ物はご当地でしか買えないからこそ意味がある。社会のIT化が成熟し、今や地方の名産品が全国どこにいても手に入る時代となった。そうした時代だからこそご当地でしか手に入らないモノは“お土産”としての価値が光る。 東京土産「東京ばな奈」――独特の黄色いパッケージで知られるこの商品。みれば東京を思い浮かべ、東京という地名を聞けばこれを思い出す。そんな向きも少なくはないだろう。 実は、この「東京ばな奈」、これは東京でしか手に入らない代物だ。地方では決して手に入れることはできない。通信販売ですら入手不可能だという。全国各地の百貨店が開催する“地方名産展”への出品も遠慮しているという徹底ぶりだ。なぜ、ここまでかたくなに地方での販売を拒むのか。製造元・(株)グレープストーンの広報担当者に聞いた。 「お土産モノということ。それに尽きます。数に限りもございます。店頭には大勢のお客さまが並んでお待ち頂
1968年のメキシコオリンピックのとき、残念ながら僕は9才で、その歴史的瞬間を目撃するには若すぎた。 走り高跳びで、ほかの選手がお腹をバーに向けてベリーロールで跳んでいるのに、ただひとりディック・フォスベリー選手は背中をバーに向けて跳び、優勝をさらったのである。 走り高跳びの世界が劇的に変わった瞬間であった。 この背面跳び誕生については、興味深いことがいくつかある。 1.環境が変わった 当時、着地用のマットはウッドチップとおがくずで作られていたそうである。それがちょうどウレタンフォームに変わりつつあって、フォスベリー選手のいた高校でもそれに変わったばかりだった。 着地用のマットが変わったので背面で飛ぶということが、安心してできるようになった。 ただし、ほとんどの選手は、その環境の変化によってジャンプのスタイルがより自由になったことに気がつかなかった。 2.普通のやり方ではうまくいかなかった
7月に入り、美味しそうなウナギの蒲焼きのポスターやのぼりを目にすることが増えた今日このごろ。土用の丑の日を迎える24日前後には、「ひとつ鰻重でも」と考えている読者も多いことだろう。 鵜呑みにしてはいけない 「ウナギ豊漁」報道 だがウナギといえば、一方で資源の枯渇が叫ばれ、この1、2年ではさらに、中国産ウナギ蒲焼き商品の多くに絶滅危惧種に指定されているヨーロッパ種のウナギが使われていたといった報道も。店頭の蒲焼き商品に対して、産地だけでなく品種を自主的に開示するスーパーも出始めるなど、にわかに販売側の変化も出始めている。 こうした変化の影に一人の男がいる。市販のウナギの蒲焼きを片っ端からDNA検査し、結果を公表している北里大学海洋生命科学部の吉永龍起准教授だ。ウナギ研究者の中でも「異端児」の彼がなぜ蒲焼きの調査をしようと思ったのか。続ける理由とは。丑の日を前に話を聞いた。 Q:いつから
旅館運営の星野リゾート(長野県軽井沢町)は15日、体に小さなタトゥー(入れ墨)があっても、専用シールで隠せば大浴場への入浴を認めると発表した。訪日外国人が増え、入れ墨がある外国人客も目立ってきたため、高級旅館「界」(開業予定、改修中を含め国内13施設)で10月から半年間、試験的に実施する。 専用シールは縦8センチ、横10センチ。日本人も含めた宿泊客を対象に、1枚のシールで入れ墨が全て隠れる場合に限り、シールを貼った状態での入浴を認める。 国内では、トラブル防止のため「入れ墨お断り」の看板を掲げる入浴施設が多い。「界」でも、入れ墨がある場合は大きさや種類を問わず入浴を断ってきた。 しかし、最近ではファッション感覚で小さな入れ墨をした外国人が増え、入れ墨が伝統文化である先住民族が来日する例も出てきた。星野リゾートの星野佳路代表は「小さい入れ墨でも入浴を拒否し続けるのか。外国人が増えていく
スピード感で日本は惨敗、グローバルではやっていけない テラスカイ ダニエルソン氏の辛口日本論から何を学ぶか Force.comベースのシステム開発を手掛けるテラスカイで海外事業を担当するジェイソン・ダニエルソン氏はIT企業で働く傍ら、お笑い芸人として活動している。米国にいる頃にお笑い番組で日本語を学び、日本に来てからは週末にお笑い学校で学び、ITとお笑いの二足のわらじを履くに至った。 同氏のここまでのユニークな経歴は、インタビュー「2年勉強しても日本語を話せなかった悔しさが“お笑い”の原動力に」をご覧いただきたい。ITとお笑いのほか、国際的なビジネスコンペやMBAのビジネススクールに参加するなど、多彩な活動ぶりが分かる。 この記事はインタビューの続編に当たる。「記者の眼」としたのは、ここでダニエルソン氏が語った内容は、日本でITに関わる人間として、さらに日本人として非常に考えさせられるもの
◆プロゲーマーとはどんな仕事? プロゲーマーとは、ゲームをプレイしてお金を稼ぐプレイヤーのこと。ゲーム大会の優勝賞金や、スポンサーとの契約料などが主な収入源となるが、海外のトップクラスの選手になると、1億円超の年収があるといわれている。 海外では、ゲームをスポーツ競技と考える動きが早くから広まっており、ゲームは“e-sports”と呼ばれて親しまれている。 例えばアメリカでは、PC向けゲームの『League of Legends』(以下、『LoL』) の公式大会“League Championship Series ”をプロスポーツとして認定。海外の出場選手にはプロアスリートビザが発行され、MLBやNBAといったプロスポーツの外国人選手と同じように扱われる。 また、韓国でもe-sportsが非常に盛んで、“学生のなりたい職業”の2位にプロゲーマーが選ばれるほど人気を博している。
Beans International Corp社長の遠藤吉紀氏を取材した。1988年に渡米し、それから30年近く、シリコンバレーに滞在している。シリコンバレーでは珍しい製造業関連で起業し、浮き沈みの激しいシリコンバレーに身を置いてきた日本人である。会社経営の傍ら、中小機構国際支援化アドバイザー、SVJEN*ボードメンバー、JETRO Innovation Programのアドバイザーなども務める遠藤氏に、日系企業と世界の企業の違い、日本の可能性などを聞いた。 *SVJEN = Silicon Valley Japanese Entrepreneaur Network:シリコンバレーで起業する日本人を支援するネットワーク→http://svjen.org/index.php 26年間身を置いてきたシリコンバレー ――遠藤さんは1988年から26年間、ずっとシリコンバレーに身を置いてきたそう
By Xava du 「branding(ブランディング)」とは、一般的には顧客に共通のイメージを抱かせることで他のサービスとの差別化を図るマーケティング戦略であり、その企業や製品に対する顧客の信頼や共感などを高めることで購買行動を呼び起こそうとする手法として重要視されています。「AppleやGoogleが持つ圧倒的なブランド力はどこからくるのか?」を知る手がかりとなる「ブランディングとはどのようなものなのか」について、ブランディングコンサルタントのデビッド・バリアー氏が表現しており、ムービーは抽象的ですが一見の価値がある内容になっています。 What is branding? - YouTube ブランディングとは何なのでしょうか? クリエイターは、いつも自問自答していたいもの。 自分の才能。 何年間も完璧な仕事をし続けて磨いてきた技術について。 すべては「魔法」のようなもの。 それは「
2015年02月03日18:00 とあるマンガ作者の「ネット草の根営業」が見ていてツラい カテゴリ▶ 漫画 ニュース mixiチェック 当ブログはアフィリエイト広告を利用しています とあるマンガ原作者が、読者や書店向けのネット草の根営業を敢行しています。PV製作、書店にDVD配布、そして予約伝票の配布…… おい、本業(執筆)どうした!? やってます! 原作きちんとやってます! 今もこの記事書いた直後に打ち合わせしますから! ……ん? そうです、「とある作家」なんて釣りですよ。釣り。ステマ。 俺です。このブログの運営執筆者・猪原賽。 猪原賽が原作書いてる連載マンガのコミックスが2月6日に出るんです! その営業……がんばってますよ! 異形の怪人が跋扈する混沌の魔都・倫敦(ロンドン)を舞台に あのホームズとワトソンが挑む怪事件とは……!? 「推理?ナニそれ」 蒸気の都の難事件を”拳”ひとつで一発
サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。
2014年にアメリカの小売業を舞台として、いくつかの大事件が起こった。日本語で報道されていないため、多くの日本人がその存在すら把握していないが、今後、日本でも同様のことが起こりうる。3つの事例を紹介しよう。 射殺された学生を侮辱したスウェット販売 アーバンアウトフィッターズ(Urban Outfitters)はアメリカのファッションブランド。カジュアルでセンスの良い男女に人気があるアパレルメーカーだ。物議を醸したのは、同社が発表したケント州立大学(Kent State University)のスウェット。ケント州立大学の関係者が驚愕し、大騒ぎになった。アーバンアウトフィッターズはすぐさまケント州立大学の関係者に謝罪した。2014年9月のことである。 なぜこのスウェットが問題になったかというと、血にまみれたデザインだったからだ。「太陽柄のデザインと思った」と釈明している小売店もあるものの、素
なんか会社のチャットネタが続きますが、先月、会社のチャットでマクドナルドの衰退と吉野家のリンクから最適化の話しになり、「もしトレタが最適化しすぎると、どういう風に発展の妨げになるんでしょう」って話しが出てちょっと面白かったのでブログにまとめて見ることにしました。 私がアプリ開発で一番怖いと思うのは、既存ユーザへの最適化です。 既存ユーザはある程度使いこなした上で「あの機能が欲しい」と要望を出してきます。確かにその機能があると便利ですし、他のユーザでも喜ぶ人が大勢います。 実際、その機能実装すると多くのユーザが便利になり満足度があがります。画面にボタンは増えましたが使わないユーザが不便に思うほどではありません。 誰も困らないし、この機能追加はとても正しいことに見えます。 でもその機能があることで、初めて触るユーザはどう感じるでしょうか?画面にボタンが多いほど、マニュアルが厚いほど初めてのユー
「やめといたら?」と言われたが、出してみると大反響 DeNAの“オタク情報”専門アプリ「ハッカドール」が目指す未来 ITmedia ニュース 10月10日(金)14時8分配信 「やめといたら? というツッコミを何度ももらいました」――“オタク”向け情報を配信するニュースアプリ「ハッカドール」を企画したディー・エヌ・エー(DeNA)の岩朝暁彦さんは、当初の社内の反応をこう振り返る。 【フルボイスアドベンチャーゲーム「ハッカトーク」】 ハッカドールは、アニメ・マンガ・ゲームなど“オタク向け”に特化した情報を、ユーザーの好みを学習しながら配信するアプリ。ハッカドールという名の美少女キャラクターが登場し、ユーザーに情報を教えたり、遊び相手になってくれる。 MBA(経営学修士)ホルダーを積極的に雇用するなどスマートなイメージのDeNAと、オタク向けアプリの印象は重なりづらい。実際、社内からは「よ
国内旅行や海外旅行で真っ先に気になるのが飛行機と宿泊するホテルの情報でしょう。飛行機はLCC(格安航空)やマイルの使用である程度のコストを抑えつつ、ホテルは安いけど良いところに泊まりたいといった要望が強いんじゃないでしょうか。ちなみに僕はそうです(笑) さて、2014年5月12日~13日にかけてオランダ最大の都市アムステルダムに本社を置く「Booking.com(ブッキングドットコム)」でグローバルサミットが開催されました。 Booking.comは世界最大のホテル予約サイトで、今回僕はこのグローバルサミットに僭越ながら日本人で唯一のブロガーとして招待していただきまして、同じようにドイツ、フランス、イタリア、スペイン、米国、カナダ、ブラジル、中国など合計14ヵ国のブロガーとメディア運営者とともに参加。 Darren Huston(ダレン・ヒューストン)CEOをはじめ、さまざまなスタッフや海
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く