ブックマーク / chakichaki.hatenablog.com (6)

  • 本屋のほんね 2007-04-01

    *******すみません!これはエイプリルフールネタでした******** 一部の皆様にはすでにお伝えしておりましたが、これまで好評だった記事を中心に大幅に加筆をおこなったものが、なんと新書化されることになりました。昨日締め切りでようやく校了となりました。表紙見はすでにあがっていて、こんな感じになります。私の遅筆のせいで刊行がのびのびになってしまい、関係者の方には多大なご迷惑をおかけすることになってしまい申し訳ありませんでした。 内容は、まず勝手に屋ミシュランのベスト100です。まだWeb上では56書店しか公開していないので、書き直しも含め、半分以上新規の内容になっています。このパートに思いっきり時間がかかってしまいました。それから書店用ブックオフ対策や正しい文庫の並べ方講座、などこれまで好評だった書店用の実戦的な戦略や戦術も大幅に加筆をおこない、体系的に整理しなおしたパートが続きます

  • 本屋のほんね - 勝手に本屋ミシュラン #55:くすみ書房

    今日は札幌にある小さな町の屋さん「くすみ書房」です。 昨年、この書店ほど全国的にマスコミに注目された店はないのではないでしょうか?朝日新聞にとりあげられ、ダカーポに特集が組まれ、日書連の懸賞論文「私の書店論」で特選を受賞するなど、華々しい活躍ぶりでした。何故そこまでこの店は注目されたのでしょうか?今日はその秘密を探っていきましょう。 札幌地下鉄の琴似という駅を降りて5分ほどあるいたところに、このくすみ書房があります。駅には近いのですが、駅前、というほど近くもない微妙な立地です。以前にも紹介しましたが、札幌は現在大型書店の出店ラッシュが続いており、それはこの琴似周辺も例外ではありません。駅前には200坪ある文教堂と300坪のTSUTAYAが出店し、お隣の発寒地区に昨秋できたイオンモールにも大型の未来屋書店が入っています。極めつけは今年の春に新川に日最大級の書店コーチャンフォーまでが出店さ

    本屋のほんね - 勝手に本屋ミシュラン #55:くすみ書房
  • ■ - 本屋のほんき

    棚は生きている―私の店から“パピルスの夢”を伝えたい 作者: 青田恵一出版社/メーカー: 青田コーポレーション出版部発売日: 2006/12メディア: 単行 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る書店コンサルタントの青田先生の最新作。毎回出るたびに拝読して感心しております。今回は、新文化紙上やいろいろなところで書かれていたエッセイを集めたものが中心になっています。その分、書店のコンサル理論を学ぶというよりかは、実際の時流に沿って各書店がどのような生き残り策をとろうとしているのか、そこにはどのような意図があるのかを詳細な解説を交えた実践編といった趣きで、これまたとても勉強になるです。責任販売制にまつわる出版社の4つの提言を検証されている話とか、日書連がWEB上で書店員向の研修プログラムをつくったとか、くまざわ書店の雑誌売場がすぐれているとか、最近書店をまわる余裕がなくなっ

    ■ - 本屋のほんき
  • 家賃比率 - 本屋のほんき

    「うちが狙ってる物件があるんだけど、そこ紀伊国屋さんも狙ってるらしいんだよねー。紀伊国屋さんがどれぐらい出してくるか、調べてくれない?」 というまた無茶な指令が…。そんなのわかるわけないっす。それは開発営業の人の仕事でしょう?と思ったのですが、気を取り直して調べてみることに。今まで私は店舗の売場の作りこみとか、品揃えのMDとか、運営システムの構築とか、什器の設計とか、そういう内部のことばかりやってきてたのですが、そういった経営に必要な法令だったり資金繰りだったりといったことは、やってなかったなぁと反省。ブックオフの坂社長が、新刊書店の店長は使えないやつらばっかり!と言い切るのは、やはりそうした知識が不足している人が多いからなのかもしれません。例えば経常利益予算が達成していない店があったとして、売上をあげる施策や販促を打ち、人件費や消耗品費削減まではやる店長は多いだろうと思いますが、さすが

    家賃比率 - 本屋のほんき
  • 宮脇書店カルチャースペース - 本屋のほんき

    最大の書店といえば、2001坪ある池袋のジュンク堂が有名ですが、そのジュンク堂が増床して今の規模になるまでは日最大の坪数を誇ったのがこの宮脇カルチャースペース(CS)です。坪数は2000坪の巨大書店ですが、一般にはあまり知られていません。というのも、この宮脇CS、書店員のための書店というちょと特殊な屋さんだったからなのですね。それだけに書店員の私にとっては、一度は行ってみたかった聖地の一つ。ようやく巡礼の願いがかないました。書店員のための書店というのは、この宮脇CSは宮脇書店のために作られたチェーン全体の客注倉庫の役割を果たしているからです。ま、一般のお客様も入場できるようなので、行ってみる事にしましょう。 犬も歩けばうどん屋か宮脇書店にあたる、と言われる高松の港の工場街に宮脇CSはひっそりと建っていました。出歩く人もおらず、走っているのはトラックばかりという、商業不毛の地にあるの

    宮脇書店カルチャースペース - 本屋のほんき
    arigatosan
    arigatosan 2005/10/20
    宮脇CS。二階に神社。全然想像がつかないな。
  • 紀伊国屋書店札幌本店 - 本屋のほんき

    今回は今年の4月にオープンした札幌の駅前にある紀伊国屋書店にやってまいりました。店というだけあって、1300坪80万点の在庫を揃え、社員は26名というものすごい数字が並んでおります。出版社さんの評価も聞くところによると上々のようですが、さてどんな店なのでしょうか。 まず、道路側に面したお店の前面は総ガラス張りです。すげー。青い照明を効果的に使った高級かつ未来的な店構えですね。入り口は2箇所あるのですが、左側の入口から入ってみましょう。まずは壁面がすべて雑誌面陳什器というのはすごいインパクト。ステップスカルプチャーという名前らしいのですが、通常とは逆の傾斜がつけられており、雑誌は全部前に倒れ掛かったような陳列になっておるのです。お客さんは後ろから商品を取っていくという形になります。傾斜は上の棚の方がきつくなっている設計のようですね。驚いたのは壁面だけでなく島什器にまでこの方式が採用されてい

    紀伊国屋書店札幌本店 - 本屋のほんき
    arigatosan
    arigatosan 2005/09/05
    紀伊国屋書店札幌本店評。
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