bookに関するarigatosanのブックマーク (216)

  • 【読書感想】悪癖の科学--その隠れた効用をめぐる実験 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    悪癖の科学--その隠れた効用をめぐる実験 作者: リチャード・スティーヴンズ,藤井留美出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2016/08/29メディア: 単行この商品を含むブログ (3件) を見る 内容紹介 人間は未だ謎の宝庫だ。翌朝が会議でも深酒し、性欲に翻弄され、刺激を求めてバンジージャンプ! 「クソ野郎! 」と叫び高速道路をかっ飛ばす! ――なぜ世間が眉をひそめるようなことをついやってしまうのか? 主流科学の陰にひっそりと咲くちょっと変わった科学研究に着目した心理学者が、一部の悪癖には効用があることを示す研究成果の数々をユーモラスに紹介。 深酒、悪態、危険運転、バンジージャンプ…… 世間的には、けっして好感を持たれないし、人にとってもあまり目に見えるメリットがなさそうなこれらの「悪癖」なのですが、僕の物心がついてから40年くらい、こういうことをする人が絶滅したり、激減したり

    【読書感想】悪癖の科学--その隠れた効用をめぐる実験 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 大きいことはいいことか?『巨乳の誕生』 - HONZ

    大きいことは、いいことだ。 高度経済成長期、チョコレートのCMでこのフレーズが流行ったのを年配の人は覚えているかもしれない。20世紀は大きいものが正義の時代だったのだ。なんせ、野球は巨人、プロレスはジャイアント馬場である。名前からして、デカい。ビジネスの世界を見渡しても、米ゼネラルエレクトリックのようなコングロマリット(複合的多角化企業)が成功事例とされた時代が20世紀末まで続いた。大きいことはよかったのだ。だが、20世紀は大きなおっぱいには優しくはなく、決して巨乳の時代でなかったことを教えてくれるのが書だ。 いささか、無理のある書き出しだが、一円にもならないものの、羞恥心を持ち合わせている身としては、「おっぱいのです」とストレートには書き出しづらい。おっぱいのなんだが。ちょっと賢く書けば、「近代日において、巨乳がどのようにメディアで呼ばれ、扱われてきたかを考察している」とでもなる

    大きいことはいいことか?『巨乳の誕生』 - HONZ
  • 5秒に1冊売れると何位だ?『Amazonランキングの謎を解く』 - エキサイトニュース

    アマゾンといっても、「強くてハダカで速い奴!」じゃなくて、インターネットオンライン書店サイト「アーマーゾーン!」である。 Amazon、たくさん、ある。 ランキングつく。でも、どうやってつくか謎。 その謎を解明しようと立ち上がった男が書いたが出た。 服部哲弥『Amazonランキングの謎を解く』である。 とはいえ、この、“単純化された数理モデルを現実の社会現象から得たデータとつき合わせる”というところが主眼。 つまり、著者と、(タイトルで手に取った)読者のあいだに関心のズレが生じてしまいがちなで、著者もそのあたりは気にしており“おおかたの興味に背を向けすぎるのもお叱りを買いそうなので”といった記述が何度も出てくる。 “ポワッソン分布は周知の可能性が高そうだが”って言われてもポワッソン分布という言葉自体はじめて聞いたし、周も知もしてないよッ! って読者であるぼくは正直に言うと数理モデ

    5秒に1冊売れると何位だ?『Amazonランキングの謎を解く』 - エキサイトニュース
  •  盛山和夫『社会学とは何か』 - 西東京日記 IN はてな

    非常に緻密な議論を自信満々に繰り広げる盛山和夫が「社会学」そのものに挑む! これだけで社会学をそれなりに追ってきていた者としては興味深いものなのですが、まさに期待通りの出来。デュルケムからジンメル、パーソンズ、ルーマンといったビッグネームをバッサバッサと斬っていきます。 「社会学とは何か」が問題となる。それはなぜか? ある意味で理由は単純だ。さきにみたように、あまりにさまざまな社会学がありすぎるのである。たとえば、介護問題に関して高齢者にインタビューすることとルーマンの抽象的で解読困難な分厚いを読むことと、いったいどこでつながっているのだろうか。(245p) このようにその発展と共に拡大を続け同時にその学問としてのアイデンティティが希薄になっている社会学、例えば、同じ社会科学である経済学などと比べると、研究対象、方法論とも曖昧としか言いようがありません。 「社会はいかにして可能か?」「秩

     盛山和夫『社会学とは何か』 - 西東京日記 IN はてな
  • カオスちゃんねる : アンパンマンについて一番厨二病な考察した奴が優勝

    2010年10月17日06:00 アンパンマンについて一番厨二病な考察した奴が優勝 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/12(土) 17:45:45.21 ID:9OSKDvBb0 土から生まれた人間を、土によって再現するのがゴーレム つまりジャムは「神の肉」であるパンを肉体にすることで 人間の手により神を生み出そうとしたに違いない 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/12(土) 17:46:28.65 ID:PSXg/kecO >>1優勝 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/12(土) 17:49:23.41 ID:XB1eB+WW0 いや、あれはいくらやっつけても死なないバイキンマンを見ることで 反面教師的にばい菌、つまり病気ともうまく付き合っていくようにさせようとしてる医療社会

  • 文化と価値観を考えたローカライズを考える・・・「ゲームウォーズ 海外VS日本」第11回 イバイ・アメストイ / GameBusiness.jp

    今回は、ローカライズ作業の基礎となる翻訳について、少しお話をしてみたいと思います。すでに何度か言及したことのあるテーマではありますが、翻訳というものはなかなか一筋縄ではいかないものなのです。というのも、翻訳とは、一つの言葉を別の言葉に置き換えるだけの行為のことではないからです。 例えば小説の場合、その文章の中に起点言語(Source Language)の文化固有の単語や固有名詞が出てくることは少なくありません。映画も同様で、作品中に起点文化(Source Culture)に固有の映像が出てくることがあります。さらに複雑なケースとしては、「固有の文化に独特なものでなくとも、文化によって見方や捉え方が異なるもの」があるのです。特に暴力的、性的、宗教的な表現に関しては、文化によって考え方や価値観が大きく違ってきます。目標文化(Target Culture)で違和感・抵抗感などを与えないために、

  • 田原俊彦 「職業=田原俊彦」 - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな

    職業=田原俊彦 作者: 田原俊彦出版社/メーカー: ロングセラーズ発売日: 2009/05/01メディア: 単行購入: 5人 クリック: 84回この商品を含むブログ (14件) を見る 30周年を記念して出版されたトシちゃんの自伝。いわゆるタレントなんだけれども、結構率直に色々と語っているのが好印象。 ジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川氏のことをはじめ、独立の決意など、触れづらいこともしっかりと語っているし、タレントとしてのナルシシズムやら、自らのこれまでキャリアなどなど、結構、自らを客観視している(――88年の「教師びんびん物語」での再ブレイク前のプチ低迷時代なんかもちゃんと触れてるしね)。独立後、活動に見えない圧力を感じるようになったこと、しかしそれ以上に自らが解放された喜びが勝ったこと、なんかも書いてる。 早くに父を亡くし、極貧の母子家庭で兄弟とは離れ離れに。十五歳、人生の一発

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  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    週報 2024/04/28 川はただ流れている 4/20(土) 初期値依存性 さいきん土曜日は寝てばかり。平日で何か消耗しているらしい。やったことと言えば庭いじりと読書くらい。 ベランダの大改造をした。 サンドイッチ 一年前に引っ越してからこんな配置だったのだけど、さいきん鉢を増やしたら洗濯担当大臣の氏…

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  • Aクラスを維持する中日、巨人と下位に低迷する横浜のシンプルな違い - 仕事にゅうす(仮)

    2010年11月16日 23:20 カテゴリ組織のふしぎ読んだ Aクラスを維持する中日、巨人と下位に低迷する横浜のシンプルな違い Posted by kenzow No Comments No Trackbacks 勝ち続けるチームにはどんな秘訣があるんでしょうね? 今年セ・リーグ覇者となった中日ドラゴンズは9年連続Aクラス入りという安定した強さを誇っていますが、「この20年間で2位が10回」という「勝ち切れない」万年二位球団という側面も持っています。 『中日ドラゴンズ論』(ベスト新書)はそんなドラゴンズの強さの特徴を、かつて中日ドラゴンズのエースであり、球界を代表する左腕投手であった今中慎二氏が分析したです。現役時はチームの中心に君臨し、その後ずっとチームを取材し続けてきた著者ならではの視点や分析があり、この手のにありがちな裏話の羅列にとどまらない内容になっています。 で、書の

  • シゴタノ! — 文具で迷う人は必読。文具王の文具ハック

    高畑 正幸 河出書房新社 2010-09-16 売り上げランキング : 4341 おすすめ平均 個々のハックも参考になるけど、それ以上にアナログ、デジタルの融合に関する考え方がいい 蛍光ペン 中身の濃い。よい意味で、中上級者向けです。 Amazonで詳しく見る by G-Tools ライフハックが好きな人は、たいてい文具も好きですが、私は文具があまり好きではありません。手先が器用でないのでうまく使えないことが理由の一つで、もう一つはたくさんありすぎて買い物に失敗することが多いからです。 こういうことは以前にも書きました。そんな私にとっては、文具王・高畑さんによる「文房具ハック」はとてもありがたいです。 なぜある文具を選び、別の文具ではダメかがまずわかり、つぎに買った文具をどう使えばいいかまで丁寧に教えてくれるです。すなわち文具についてのすべてがそろっているであり、文具で迷うことがあ

    シゴタノ! — 文具で迷う人は必読。文具王の文具ハック
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  • ララビアータ:村上春樹氏の『風の歌を聴け』 - livedoor Blog(ブログ)

    ゼミの学生からの希望で、村上春樹氏の『風の歌を聴け』を読むことになった。私はまだ彼の小説を一つも読んだことがないので、何の予備知識もなくこの小説を読んだ。もちろん、若い学生諸君がこの小説をどのように読んでいるのだろうか、興味もあった。 「主人公の女が妊娠中絶しますよね? あれどう思いました?」と私が、この小説を取り上げることを希望した学生に聞いてみると、「えっ!そんなところありました?」と驚く(!)。この小説は、ご存じのようにこれといった事件が起らない小説だ。その中でほとんど唯一と言っていいような事件が女の妊娠中絶である。その中心の筋さえも気づかないで、どうしてこの小説の愛読者になれるのであろうか?私のような古いタイプの小説愛好家にとっては、なんとも不思議である。以下、私の読後感想を思いつくままに書きつけておこう。 小説は、1970年8月8日から8月26日まで19日間に起こった事件からなる

  • 本に書き込みすることに関する資料集 | 筑波大学附属図書館

    に書き込みすることに関する資料集 「図書館は書き込み禁止」『朝日新聞』2006年11月26日(日) 朝刊, p.8「声」 「線引きしてくれるあなたへ。たくさん引けば引くほどに、理解力の程度が疑われます。」 に書き込むということ (古風なラプソディ rapsodie antique) に線を引きますか (ghostbuster's book web.) 芥川龍之介「路上」 「その書物の上には、色鉛筆の赤い線が、何も行(ぎよう)の下に引いてあつた。」 『朝日新聞』1996年10月31日(木) 朝刊、p.1「天声人語」 「さて、読み進んで記憶したい個所や感銘を受けた部分があったとき、どうするか▼紙片をはさむ。ページの端を折って目印にする。付せんを張る。傍線を引く。鉛筆やボールペンで書き込む。ノートを取る。方法はさまざまだ。... 。▼夏目漱石は、書き込み派だった。」 池田清彦, 西條

  • 「アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風」読了。スペキュレーティブ・フィクション、神林長平、伊藤計劃。 : ねこねこブログ

  • 『誰も読まなかったコペルニクス』 ギンガリッチ (早川書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 科学革命の端緒となったコペルニクスの『回転論』は1453年の初版が273部、1566年の第二版が325部残っているが、著者のギンガリッチは世界中を飛びまわって現物にすべてあたり、の現状と来歴、補修の有無、書きこみを調べ、2002年に『コペルニクスの『回転について』の注釈つき調査』として出版した。書はそのメイキングというべきである。 ギンガリッチが『回転論』を調べようと思いたったのはエジンバラ王立天文台でびっしり書きこみのある初版を見つけたことにはじまる。アーサー・ケストラーは天文学の歴史を描いたベストセラー『Sleepwalkers』(日ではケプラーの章だけが訳されている)で『回転論』を「誰も読まなかった」と決めつけたが、書きこみがあるということは読んだ証拠である。しかも書きこみは宇宙論を述べた第一章ではなく、天文計算を解説した難解な第二章以降に集中してい

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  • 『読むための理論』の時代〜日本近代文学研究と文学理論の現在〜

    サイトウマサオ @samsa01d 自分が学部生時代に読んだのは『読むための理論』(世織書房1991)でしたが、こういうもあったらうれしかったな、と今になって思うのは、真銅正宏氏『小説の方法 ポストモダン文学講義』(萌書房2007)です。「読む」のみならず「書く」側からも考えている点が特徴かと。#betagaku 2010-05-26 11:03:09

    『読むための理論』の時代〜日本近代文学研究と文学理論の現在〜
  • 477松方冬子著『オランダ風説書――「鎖国」日本に語られた「世界」――』 - akamac's review

    書誌情報:中公新書(2047),iii+216頁,体価格740円,2010年3月25日発行 オランダ風説書―「鎖国」日に語られた「世界」 (中公新書) 作者:松方 冬子発売日: 2010/03/01メディア: 新書 - 「鎖国」――長崎商館付き医師だったケンペルが『日誌』の序文に日を「閉じた国」と書き,19世紀にその序文が「鎖国論」として翻訳出版されたことにちなむ――時代,幕府は出入りするオランダ人に各種情報を提供するようもとめた。それが「風説書(ふうせつがき)」である。1641(寛永18)年から1857(安政4)年までのおおよそ200年間,幕府が世界を知る唯一の海外情報だった。 著者は,オランダ語資料を用いて「オランダ側の視点」(「現場密着型」)(16ページ)で分析し,長崎の通詞が幕府に伝えてもいいと判断した情報として,オランダ人から長崎通詞を経て幕府に伝わる情報のブレを明らかに

    477松方冬子著『オランダ風説書――「鎖国」日本に語られた「世界」――』 - akamac's review
  • 京極夏彦のデビュー

    太田克史 @FAUST_editor_J 今を遡ること十有余年、94年のゴールデンウィーク。講談社のある編集者が朝から出社して仕事に励んでいたところ、突然、編集部の電話が鳴った。「講談社では小説の投稿を受け付けているでしょうか?」という電話だった。 2010-05-03 11:43:20 太田克史 @FAUST_editor_J 多くの編集部では小説の直接の投稿=持ち込みは受け付けていない。編集者は電話の主に新人賞への投稿を促したのだが、「新人賞の応募規定にある枚数を大幅にオーバーしてしまう枚数の小説で、どこにも応募する賞がない」とのこと。 2010-05-03 11:45:19 太田克史 @FAUST_editor_J 編集者は電話の主に軽く小説の内容を伺ったところ、その小説は民俗学的なテイストのミステリー小説・・・らしかった。興味を惹かれた編集者は、「それでは僕に原稿を読ませて下さい」

    京極夏彦のデビュー
  • たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する

    「たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する (単行)」 すごく面白かった。読み終えた後にはほんの少し世界や社会の見方が変わるかもしれない。 このの読解にはすごく時間がかかった。すごく時間がかかったけれど個々に登場する確率問題や統計問題の根を理解しているとは言い難く、その意味ではまだまだこのは読み終えられていないのだけれど、この世界の触りを知るだけでも、充分に書の面白さは伝えられるだろうと思う。 原題は「The Drunkard’s Walk」。ドランカーズウォークとは、「空間を動き回る分子がたえず他の分子と衝突したり衝突されたりしながらたどる経緯のような、ランダムな動きを表現する数学用語」とのこと。これを「たまたま」と訳したのは素晴らしいなと思う。 そう、この世の中には「たまたま」がたくさん潜んでいる。あらゆる場所や物事に「たまたま」があるのに、人はそれを「たまたま」とは思わない。

    たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する
  • http://bm.que.ne.jp/log/20100203.html