誇りを失った豚は、喰われるしかない。イエスはこれを聞いて言われた。 「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」 (マルコによる福音書2章17節) ユダヤ系の哲学者であるマルティン・ブーバーの 著作です。 ここで彼は 『世界は人間のとる態度によって 〈われ‐なんじ〉〈われ‐それ〉の二つとなる』 と説き、疎外された現代社会の人間像を 浮き彫りにします。 僕は本書を佐藤優氏経由で知りました。 古典的な哲学書であり、ユダヤ教哲学者 マルティン・ブーバーの代表作でございます。 僕は本書を1カ月半かかって最後のページまで 読み進めましたが、内容はものすごく詩的かつ抽象的な 文体で、正直なところ、分かったような分からないような…。 とそういった複雑な感情を抱きつつ、この記事を 書いております。 彼によると世界は人間のとる態度
![『我と汝・対話 (岩波文庫 青 655-1)』](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b2adc1b0ed7b100a85a950fbb2909766d9910524/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstat.profile.ameba.jp%2Fprofile_images%2F20100803%2F12%2F42%2Fc6%2Fj%2Fo020002001280806240928.jpg)