『内助の功』
誇りを失った豚は、喰われるしかない。イエスはこれを聞いて言われた。 「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」 （マルコによる福音書2章17節） 久しぶりにこの映画を見て思ったことは、婚約者(今は奥さん)の アレックスがものすごくけなげでいい人だなぁ、と思いました。 しかもメチャクチャ美人だし! 作中で彼女は、別にそんな必要もないのに、 モーガン・スパーロックとの性生活にまで触れていた。 愛する人にそこまで尽くす彼女が非常にぐっと来ました。。 菜食主義者で確か、オーガニック料理専門のシェフである彼女は モーガン・スパーロックの 「一日三食マック三昧で一カ月過ごす。その様子を ドキュメンタリーにする」 という提案に 「お願いだからやめてくれ」とせがみ 途中から何回か 「あなたが心配で仕方がない」 と泣きが入ってい
『帝国海軍料理物語―「肉じゃが」は海軍の料理だった (光人社NF文庫)』
誇りを失った豚は、喰われるしかない。イエスはこれを聞いて言われた。 「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」 （マルコによる福音書2章17節） 現在でも海上自衛隊や海上保安庁にそのエッセンスが 引き継がれているといわれる旧日本帝国海軍の 調理技法。本書では創設当時から昭和の終戦時に 至るまでの「食」から見た海軍文化を紹介するものです。 これはもうすでに何度か書いていることなのですが、 13歳のときに他界した僕の祖父は戦時中海軍に所属 しており、祖父から聞いた当時の話の断片をつなぎ 合わせていくと、どうやら主計(調理班)であったようで、 幼少時の僕に 「ルーを全く使わないタケノコ入りのハヤシライス」 を食べさせてくれたことを、本書を読みながら思い出して おりました。 本書は創設当時から昭和の終戦時に至るまでの「
有坂汀さんの書評 帝国海軍料理物語―「肉じゃが」は海軍の料理だった【本が好き!】
現在でも海上自衛隊や海上保安庁にそのエッセンスが引き継がれているといわれる旧日本帝国海軍の調理技法。本書では創設当時から昭和の終戦時に至るまでの「食」から見た海軍文化を紹介するものです。 これはもうすでに何度か書いていることなのですが、13歳のときに他界した僕の祖父は戦時中海軍に所属しており、祖父から聞いた当時の話の断片をつなぎ合わせていくと、どうやら主計(調理班)であったようで、幼少時の僕に「ルーを全く使わないタケノコ入りのハヤシライス」を食べさせてくれたことを、本書を読みながら思い出しておりました。 本書は創設当時から昭和の終戦時に至るまでの「食」から見た海軍文化を紹介するものであり、戦後に再編された海上自衛隊と海上保安庁(この二つの組織は旧日本帝国海軍を母体とし、組織的には互いに反目しあっているのだが、個人的には「中の悪い兄弟」のようなものだと思っている)にも、そのメニューや調理技法
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