誇りを失った豚は、喰われるしかない。イエスはこれを聞いて言われた。 「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」 (マルコによる福音書2章17節) ヘンリー・ポールソン前財務長官による回顧録です。 2008年の世界恐慌のときに、それを食い止める ためにどのような決断が迫られていたのか? それを知りたい方には必読の文献であると 思います。 僕も、いろいろな政治家の回顧録を読んできた つもりではございますが、この人の回顧録は明快な 文章でとても全体的に読みやすかったです。 ここに書かれているのは前半では彼の生い立ち。 この人、アメフトをやっていたんですね。道理で体が ごついはずですわ。中盤はゴールドマン・サックス での「モーレツ」社員の日々。 やっぱりあっちの、しかもゴールドマン・サックスで トップをとる人間、という
アートとは何か、アートは社会とどう関われるか。気鋭のキュレーターがアートの役割を根源から問いなおす、コラム連載第9回。 札幌国際芸術祭2017を終えて あっという間に夏が終わり、企画チームに関わった札幌国際芸術祭2017が閉幕した。この連載の第2回でも触れたが、大友良英さんをゲストディレクターに、キュレーター・チームではなく、映画や音楽など札幌の文化の振興に関わって来た個人をバンドメンバーとして企画チームを作り、「芸術祭って何だ?」という大友さんから投げかけられたメインテーマに答える形で、それぞれが内容を決めていくというユニークな方式をとった芸術祭であった。 その結果何が起こったのか。端的に言えば、全体像を誰も把握することができず、それぞれの経験の中で異なるかたちを取るような、混沌の日々だった。ゲリラも含めて同時多発的に何かが起こっている状況で、たとえば、テニスコーツは、二ヶ月の会期中、資
これまで私もロビー活動などで関わってきた『選択的夫婦別姓制度』について大きな動きがありましたのでご報告します。 日本人同士の婚姻の場合に夫婦別姓を選べないのは憲法違反であるとして、国を相手に裁判を起こす準備を進めているサイボウズ株式会社の青野慶久社長が、明日1/9(火)午前に記者会見を行います。 青野氏は2001年に結婚し妻の姓を名乗ることにしましたが、実際に変えてみるとさまざまな不便さを痛感したといいます。たとえば銀行口座や身分証などの名義を全て替え、創業者として保有していた会社の株式の改姓手続きには81万円程の手数料がかかったそうです。このような経験から、別姓を選ぶ自由がないことに疑問を抱くようになったとのことです。 民法750条には「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する」と夫婦は同じ姓(法律用語では氏)にしなければならないと定められています。これが違憲であると訴
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