これまで私もロビー活動などで関わってきた『選択的夫婦別姓制度』について大きな動きがありましたのでご報告します。 日本人同士の婚姻の場合に夫婦別姓を選べないのは憲法違反であるとして、国を相手に裁判を起こす準備を進めているサイボウズ株式会社の青野慶久社長が、明日1/9(火)午前に記者会見を行います。 青野氏は2001年に結婚し妻の姓を名乗ることにしましたが、実際に変えてみるとさまざまな不便さを痛感したといいます。たとえば銀行口座や身分証などの名義を全て替え、創業者として保有していた会社の株式の改姓手続きには81万円程の手数料がかかったそうです。このような経験から、別姓を選ぶ自由がないことに疑問を抱くようになったとのことです。 民法750条には「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する」と夫婦は同じ姓(法律用語では氏)にしなければならないと定められています。これが違憲であると訴