誇りを失った豚は、喰われるしかない。イエスはこれを聞いて言われた。 「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」 (マルコによる福音書2章17節) 久しぶりに読み応えのあるマンガに 出会いました。 映画化もされましたが、楽しく鑑賞させて もらいました。 ローマ時代と現代の日本を『風呂』によって つなげる男・ルシウス。 彼の活躍ぶりに今後も目が離せません。 2011年から12年の初頭にこのマンガをむさぼり 読んでおりました。 これがきっかけで僕は長年気にはなっておりましたが 放置していた塩野七生の『ローマ人の物語』 (新潮文庫ほか)シリーズに挑戦してみたいとさえ 思ったくらいです。 物語は荒唐無稽なようで納得もさせるものもあり、 主人公の建築技師のルシウスがお風呂の中で おぼれては『平たい顔族』とルシウスが言うとこ
誇りを失った豚は、喰われるしかない。イエスはこれを聞いて言われた。 「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」 (マルコによる福音書2章17節) 「つげ義春」テイストが満載の『ボロ宿』をあえてめぐる 旅行記の書籍化第2弾です。ブログでも読むこと自体は できるのですが、本になったものを読むとまた違った 味わいがあります。読んでいると旅に出たくなります。 本書で言うところの「ボロ宿」とは決して否定的なニュアンス で使用されているものではなく、 『湯治宿、商人宿、駅前旅館、花街の宿、街道筋の旅館、 重要文化財級の宿など歴史的価値のある古い宿から単なる 安い宿まで、全部ひっくるめ、愛情を込めて』 そう呼ぶのだそうです。 2010年から開始された「ライブドア・ブログ奨学金」の 受給者に見事選ばれ、2011年に前作にあたる
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