北海道内の公立高校の推薦入試が10日から始まりました。受験生やその家族にとっては、新型コロナウイルスは非常に心配だと思いますが、教育現場も苦悩しています。 感染予防と入試をどう両立するのか。ある高校の決断とは。 来月の一般入試を前に一足早く、北海道の公立高校で始まった推薦入試。 将来を決める大切な入試ですが懸念されるのはやはり、新型コロナウイルスです。 一般入試を来週に控えた江別市の私立高校では、ある決断をしました。 (とわの森三愛高等学校 西田丈夫校長)「今回は5教科の試験を総合的に60分にまとめまして、実施をするという異例の措置をとることといたしました」 例年5教科をそれぞれ50分ずつ、1日がかりだった試験を60分の総合問題のみに変更したのです。 その理由は。 (とわの森三愛高等学校 西田丈夫校長)「基本的には昼食をどう回避するかということを判断した。決してベストな判断だという認識はあ