佐戸守さん(67)、恵美子さん(68)夫妻は2017年10月、NHKの記者だった長女未和さんの過労死について記者会見を開いた。同月NHKが公表した内容に異を唱えてのことだった。その会見によって若い記者の身に起きた過労死は広く世間に知られることになった。 愛する人を亡くした悲しみ、後悔、自責の念。「過労死を絶対に出してはいけない」という思いで闘っている遺族の声を聞く。(フォトジャーナリスト・深田志穂/Yahoo!ニュース 特集編集部)
![「若い人の命を仕事で奪うなんて絶対に許せない」――記者の娘を過労死で失った両親 - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4d214fdc96b4037b67b05ce84868d1475d9e2266/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews-pctr.c.yimg.jp%2Fr%2Fiwiz-tpc%2Fimages%2Fstory%2F2018%2F7%2F8%2F1531024508_1531024474_Sado_005-x828-y552.jpg)
「同調圧力の強い国の中で、多様性の大事さを訴えていくのはすごく難しい」――。インタビューのさなか、是枝裕和監督(56)がそう口にした場面があった。カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞した『万引き家族』。その映画に文化庁の助成金が使われたことや、文部科学大臣の「祝意」を拒んだことに話が及んだ時のことだ。『万引き家族』がそうであったように、是枝監督はしばしば社会の片隅に生きる人々を主人公に据える。「国家」などの「大きな物語」ではない「小さな物語」。それにこだわるのはなぜか。自身の真意は、本当に伝わっているのか。是枝監督と1時間半、向き合った。(文・飯田千歳、写真・穐吉洋子/Yahoo!ニュース 特集編集部)
「代弁ではなく、言語化なんだと思います。モヤモヤして、どのように言葉にしていいか分からないことを言語化するのが、人より若干得意なんだろう、とは思っています」 「とりわけ女性の声を代弁されていますが……」との聞き手のありきたりな前振りに、ジェーン・スーは素早く切り返してくる。ラジオパーソナリティ、コラムニストとして活動し、作詞家、音楽プロデューサーの顔も持つ。何をやっている人なのかと問われても、一言では答えられない。「何者かと問われても、はっきりしない自由度をこのまま持ち続けたいですね。ただし、自分の言葉で話す人ではありたいと思っています」と語る。その一方で「本名の自分が“ジェーン・スー”をプロデュースしている感覚がある」とも言う。見えそうで見えない、その正体を探った。(文:武田砂鉄/Yahoo!ニュース編集部/文藝春秋)
関西地方のある私立大学で、育児休業を取得した男性教員が大学を提訴する事態が起きました。育休を取ったことで昇給の機会を失ったという男性は、「育休取得を理由とした不利益な取り扱いにあたる」として、昇給分の給与を賠償するよう求めています。いったい何が問題とされているのか、明治大商学部のの藤田結子教授(社会学)が報告します。 育休を理由とするハラスメント(嫌がらせ)防止の措置を会社に義務づける改正育児・介護休業法が、2017年1月1日に施行されました。法律整備は着実に進んでいます。しかしながら、男性が育児休業を取得することへの理解はあまり広がっていません。男性中心の企業社会で、育児は女性の仕事という考え方や、育休取得が昇進や昇給に影響することを恐れる風潮が、まだまだ強いからでしょう。 ◇「子育てに関わりたい」と9カ月の育休を取得 大学教員の佐藤健一さん(40代男性、仮名)は、妻に4人目の子供
コンビニエンスストア首位のセブン―イレブン・ジャパンは15日、レジ横で販売しているドーナツを、19日から全面刷新すると発表した。 2014年10月に投入し、ローソンなども追随したことで、コンビニとミスタードーナツとの「ドーナツ戦争」が話題となったが、最近は売れ行きが伸び悩んでいたことが要因とみられる。 調査会社の富士経済によると、16年の国内のドーナツ市場は1149億円の見込み。セブン―イレブンは「ドーナツ市場そのものを広げたい」との意気込みで、16年度の売上高目標を600億円としていた。 だが、コンビニ2位のローソンと合算しても、16年の両社のレジ横販売ドーナツの売上高は510億円にとどまると予測する。
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