安倍総理大臣は、総理大臣官邸で記者団に対し、みずからの靖国神社参拝に対し、アメリカ国務省が「失望した」という声明を発表したことについて、戦没者のために手を合わせるのは世界共通のリーダーの姿勢だとして、理解が得られるよう努力していく考えを強調しました。 このなかで安倍総理大臣は、「きのう靖国神社に参拝した際、お年を召した女性が手を合わせていた。おそらくご主人を亡くされた方ではないか。戦争が終わって68年、ずっと手を合わせてこられたのだろうと思う」と述べました。 そのうえで安倍総理大臣は、みずからの靖国神社参拝に対し、アメリカ国務省が「失望した」という声明を発表したことについて、「母を残し、父を残し、あるいは愛する妻や子を残し、戦場で散っていった方々のために、ご冥福をお祈りし、手を合わせることは、世界共通のリーダーの姿勢だろう。これからもそのことを誠実に理解いただけるよう努力していきたい」と述