タグ

ブックマーク / www.afpbb.com (83)

  • 心理学研究の信頼性に疑問を呈した論文は「誇張」、米ハーバード大研究者ら

    仏パリで撮影された、米科学誌サイエンスのホームページ(2010年3月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/LOIC VENANCE 【3月4日 AFP】人がどのように行動したり思考したりするかに関する科学的研究の信ぴょう性に疑問を呈す内容で昨年大きな波紋を呼んだ研究論文について、米ハーバード大学(Harvard University)の科学者らが3日、その主要な研究結果は誇張された可能性があるとの論文を発表した。実験方法に多数の誤りがあったという。 昨年8月に米科学誌サイエンス(Science)に掲載された論文では、270人の科学者からなる「オープン・サイエンス・コラボレーション(OSC)」が、それ以前に発表された研究論文100件について再現実験を実施。わずか39%しか成功しなかったと指摘して、昨年出版された同誌の「ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー(Breakthroughs of the

    心理学研究の信頼性に疑問を呈した論文は「誇張」、米ハーバード大研究者ら
  • 心理学の研究結果、6割以上が再現不可能 検証調査

    ニューヨーク市内を歩く人々(2014年11月21日撮影、文とは関係ありません)。(c)AFP/Jewel Samad 【8月28日 AFP】人がどのように行動したり思考したりするかに関する科学的研究は、外部専門家らによる研究結果の再現が不可能なものが多いとの研究報告が27日、発表された。心理学研究の信頼性に関する新たな疑問を浮上させる結果だという。 科学者270人からなる研究チームは、2008年に米国の主要査読学術誌3誌に発表された心理学と社会科学の研究論文100件について、その結果の再現を試みた。 米科学誌サイエンス(Science)に発表された調査結果によると、元の研究論文と同じ結果が得られたのは、全体の39%にすぎなかったという。 調査対象論文の研究テーマの範囲は、人々の社会生活や他者との交流から、知覚、意識、記憶などに関する研究までに及ぶものだった。 サイエンス誌の編集主任を務め

    心理学の研究結果、6割以上が再現不可能 検証調査
  • 死者の声聞く「失われた」発明、エジソン著書再版で明るみに

    【3月6日 AFP】米国人発明家トーマス・エジソン(Thomas Edison)は、死者の声を聞く機器を制作する構想を練っていた──この野心的な構想について記した著書が今週、フランスで出版される。没後に出版された同原著では、最終章にこの構想についての記載があったが、後に削除されたために失われかけていた。 エジソンが自身の取り組みを詳細に記した手記は、死後の1948年に著書「Diary and Sundry Observations」の最終章として刊行された。ここに記されていた内容からは、エジソンが、死者の声を録音する「スピリットフォン」を開発したいと考えていたことが見て取れる。 だが奇妙なことに、今日ではオカルトとみなされると思われる内容にまで触れた同章は、その後に出版された英語版の同著では削除されてしまった。 米国では一部で、このアイデアはエジソンの作り話かいたずらかもしれないと考えられ

    死者の声聞く「失われた」発明、エジソン著書再版で明るみに
  • 「切り裂きジャック」の正体、DNA鑑定で判明? 研究家が書籍出版

    ラッセル・エドワーズ(Russell Edwards)氏が著作で「切り裂きジャック(Jack the Ripper)」の正体と主張するアーロン・コスミンスキ(Aaron Kosminski)の肖像画(2014年9月7日提供)。(c)AFP/EVANS SKINNER ARCHIVE 【9月9日 AFP】歴史上最も残忍な連続殺人鬼の一人に数えられ、19世紀末の英ロンドン(London)を恐怖に陥れた「切り裂きジャック(Jack the Ripper)」の正体を、DNA鑑定で突き止めたとする書籍が9日、出版される。 1888年、ロンドン東部ホワイトチャペル(Whitechapel)にあったスラム街で女性を次々と殺害した切り裂きジャックについてはこれまで、王族から首相経験者、職人までさまざまな説があったものの、その正体は謎に包まれていた。 だが、事件について研究を続ける実業家のラッセル・エドワ

    「切り裂きジャック」の正体、DNA鑑定で判明? 研究家が書籍出版
  • 「悪は凡庸」ではない?有名実験を新たに研究

    ナチス・ドイツ(Nazi)のホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)に関与したナチス親衛隊のアドルフ・アイヒマン(Adolf Eichmann)についてベルリン(Berlin)で開かれた展覧会で上映されるアイヒマンの裁判の映像(2011年4月5日撮影)。(c)AFP/JOHN MACDOUGALL 【9月9日 AFP】普通の人々を悪事に駆り立てるものとは何か──この問いについて哲学者や倫理学者、歴史家や科学者たちは何世紀も論争してきた。 現代にも大きく通じる考えの一つは「ほとんど誰もが」、命令されれば残虐行為を働くことができるというものだ。独裁的な人物の命令や同調意識によって、我々はブルドーザーで家を押し潰し、を燃やし、親から子どもを引き離し、彼らを殺すことさえやり遂げることができる。このいわゆる「悪の凡庸さ」は第2次世界大戦(World War II)中に何故、教育を受けた一般的なドイツ人が、

    「悪は凡庸」ではない?有名実験を新たに研究
  • 不快な記憶の「書き換え」、マウス実験で成功 国際研究

    仏リヨン(Lyon)近郊ブロン(Bron)の研究所で撮影された実験用のマウス(2014年1月23日撮影、資料写真)。(c)AFP/PHILIPPE MERLE 【8月28日 AFP】記憶と結びついた感情は書き換えが可能で、過去の不快な出来事を楽しい事のように、逆に楽しかった事を不快だった事のように感じさせることができるとの研究論文が、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。 日と米国の神経科学者らによる共同研究チームによると、このプロセスの背後で機能するメカニズムの発見は、うつ病や心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの精神疾患に対する現行の精神療法的な治療の効力を説明する一助になるだけでなく、精神医学的支援に新たな道を開く可能性もあるという。 1987年のノーベル生理学・医学賞受賞者、利根川進(Susumu Tonegawa)氏率いる理化学研究所(Riken)と米マサチューセッ

    不快な記憶の「書き換え」、マウス実験で成功 国際研究
  • 露スパコンに「知性」、史上初のチューリングテスト合格

    モニターに表示された「13歳の少年」の設定で参加したロシアのスーパーコンピューターと人間との間で交わされた会話(2014年6月9日提供)。(c)AFP/UNIVERSITY OF READING 【6月10日 AFP】英国の首都ロンドン(London)で7日、スーパーコンピューターの「知能」をめぐるテストが行われ、「13歳の少年」の設定で参加したロシアのスーパーコンピューターが30%以上の確率で審査員らに人間と間違われ、史上初めての「合格者」となった。英国の科学者らが明らかにした。 英国王立協会(Royal Society)で実施されたこのテストでは、コンピューターはキーボードを通して人間との5分間の会話が複数回行われた。 「チューリングテスト」と呼ばれるこのテストは、第2次世界大戦(World War II)中の暗号解読者でコンピューター科学の先駆者でもあるアラン・チューリング(Alan

    露スパコンに「知性」、史上初のチューリングテスト合格
  • ハーバード大所蔵の古書「人間の皮で装丁」

    米ハーバード大学(Harvard University)が人間の皮膚で装丁されていることを確認した同大所蔵の19世紀のフランスの(写真は同大提供)。(c)AFP PHOTO HANDOUT-Houghton Library, Harvard University 【6月9日 AFP】米ハーバード大学(Harvard University)は前週、附属図書館が所蔵する19世紀のフランスのが人間の皮膚で装丁されていることを科学的に検証し確認したと発表した。 19世紀のフランスの作家アルセーヌ・ウーセ(Arsene Houssaye)が記した『魂の運命(Des destinees de l'ame)』と題するで、希少な古書を専門に扱う同大附属ホートン図書館(Houghton Library)」の所蔵。 同大の修復・保存専門家と科学者らは、このの装丁に使用された素材を特定するため、極小のサ

    ハーバード大所蔵の古書「人間の皮で装丁」
  • コンピューターで21種の感情識別に成功

    中国・重慶(Chongqing)でスマイルマークの広告掲示板の前で電話をする女性(2005年3月31日撮影、資料写真)。(c)AFP/LIU Jin 【4月3日 AFP】自分が「うれしい嫌悪感」や「悲しい怒り」の表情をしているかどうか、気になったことは? それを知るためのアプリケーションが、いつの日か登場するかもしれない。 米オハイオ州立大学(Ohio State University)の研究チームは、複雑なものを多く含む21種類の表情を、コンピューターに認識させる方法を開発した。これは従来コンピューターが識別可能だった表情の数の3倍以上にあたり、認知解析分野の画期的な進展として称賛されている。 認知科学者で、同大の計算機工学・電気工学の准教授、アレイクス・マルティネス(Aleix Martinez)氏は「われわれは『うれしい』とか『悲しい』といった単純な感情の表情を越え、人々が21種類の

    コンピューターで21種の感情識別に成功
  • ビットコイン考案者「中本氏」を特定、64歳日系米国人 米誌

    香港(Hong Kong)で初めてオープンした仮想通貨「ビットコイン(Bitcoin)」が使える小売店(2014年2月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/Philippe Lopez 【3月7日 AFP】(一部更新)米誌ニューズウィーク(Newsweek)は6日、幾年にもわたり謎とされてきた「中哲史(Satoshi Nakamoto)」として知られる仮想通貨ビットコイン(Bitcoin)の考案者の正体を特定したと報じた。この名前はこれまで「偽名」と考えられてきたが、なんと名であることが分かったという。 同誌の記者は、ロサンゼルス(Los Angeles)郊外の質素な2階建て邸宅で暮らす鉄道模型が好きな「ドリアン・S・ナカモト(Dorian S. Nakamoto)」という名の64歳の日系米国人物理学者にたどり着いた。 だがナカモト氏はビットコインの考案者であることは直には認めず、記者

    ビットコイン考案者「中本氏」を特定、64歳日系米国人 米誌
  • 宇宙の闇に叫ぶ「魔女の横顔」、NASA

    米航空宇宙局(NASA)が新たに公開した「魔女の横顔星雲(Witch Head Nebula)」。広域赤外線探査衛星「WISE(Wide-field Infrared Survey Explorer)」が捉えた(2013年10月31日公開)。(c)AFP/NASA/JPL-CALTECH 【11月1日 AFP】宇宙の闇に向かって魔女が叫び声を上げている――。そんな不思議な形の星雲の画像を、米航空宇宙局(NASA)がハロウィーンの10月31日に公開した。 この画像は、NASAの広域赤外線探査衛星「WISE(Wide-field Infrared Survey Explorer)」が新たに捉えたもの。邪悪な魔女の横顔のように見えることから「魔女の横顔星雲(Witch Head Nebula)」と名付けられたこの星雲は、地球から数百光年離れたオリオン(Orion)座のいわゆる「オリオンの膝」のす

    宇宙の闇に叫ぶ「魔女の横顔」、NASA
  • 米CIA、「エリア51」の存在認める UFOでなく「偵察機の着陸場」

    台湾北部・桃園(Taoyuan)の空軍基地に駐機する米国製のU2型偵察機(撮影日不明、2010年8月16日提供、資料写真)。(c)AFP/TAIWAN DEFENCE MINISTRY 【8月17日 AFP】米中央情報局(CIA)は、ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)の北西に位置する「エリア51(Area 51)」の存在を認める文書を公開した。ただ、エリア51に異星人の宇宙船が着陸したことを示す証拠は含まれておらず、陰謀説を唱える人たちを落胆させる内容になっている。 エリア51は長い間、地球外生命体が存在する証拠を隠すために米政府が機密扱いとしていると噂され、未確認飛行物体(UFO)に関するとっぴな空想の種となってきた。 しかし、15日に公開された文書に詳述されているのは、空飛ぶ円盤との遭遇といった話ではなく、冷戦時代に米政府が開発したU2型偵察機の試験場としてのエリ

    米CIA、「エリア51」の存在認める UFOでなく「偵察機の着陸場」
  • マウス実験で「誤った記憶」の形成に成功、MITの利根川教授ら

    米ニューヨーク(New York)のアメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)で展示される脳の模型(2010年11月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/Emmanuel Dunand 【7月26日 AFP】ストレスの高い出来事と同時に形成されることがある「誤った記憶」(過誤記憶)を、マウスを使った実験で作り出すことに成功したと、米マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology、MIT)の利根川進(Susumu Tonegawa)教授率いる日米共同研究チームが25日、発表した。研究結果をまとめた論文は米科学誌サイエンス(Science)に掲載されている。 過誤記憶研究は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療の助けになる他、無実の人々の投獄につながる目撃者の不正確な証言を減らすことも可

    マウス実験で「誤った記憶」の形成に成功、MITの利根川教授ら
  • 脳を模倣するマイクロチップを開発、スイス研究

    コンピューター画面のバイナリーコードが映る目(2012年10月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/LEON NEAL 【7月24日 AFP】人間の脳が情報を処理する方法を模倣するマイクロチップを開発したとする研究論文が22日、米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表された。これにより、「世界で最も効率的なコンピューター」がどのように機能しているかに関する謎の一部が解明されるという。 スイス・チューリヒ大学(University of Zurich)は22日夜、同大とスイス連邦工科大学チューリヒ校(ETH Zurich)の科学者らが、独米の研究者らと共同で、大きさ、処理速度、エネルギー消費量のすべてが人間の脳と同程度の電子システムを開発したとの声明を発表した。研究チームが開発した「ニューロモーフィ

    脳を模倣するマイクロチップを開発、スイス研究
  • 脳疾患治療の動物実験にはバイアス多い、米研究

    中国・北京(Beijing)の生物学研究所で、研究助手につかまれた実験用マウス(2006年5月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/Peter PARKS 【7月17日 AFP】ヒトの脳疾患の新たな治療方法を検証するための動物実験には偏り(バイアス)が多く、動物では肯定的な結果が報告された実験が、ヒトの臨床試験で失敗する事例が多いとする論文が16日、米専門誌プロス・バイオロジー(PLoS Biology)に掲載された。 論文を発表したのは、米スタンフォード大学(Stanford University)のジョン・イオアニディス(John Ioannidis)氏らの研究チーム。この研究結果は、動物で効果があったはずの治療の多くがなぜ、ヒトで効果が出ないのかを説明する一助になるかもしれない。また、こうしたバイアスは資金を無駄にする上、臨床試験に参加した患者に害を及ぼす危険性もあると論文は指摘して

    脳疾患治療の動物実験にはバイアス多い、米研究
  • 脳の3D透明化技術の開発に成功、米研究

    fMRI法(機能的核磁気共鳴画像法)で観察した脳の画像を見る女性。英ロンドン(London)で開かれた脳と精神をテーマにした展示会の会場で(2012年3月27日撮影、文とは関係ありません)。(c)AFP/MIGUEL MEDINA 【4月14日 AFP】米国の科学者チームは、死後の脳を透明にする手法の開発に成功した。これで、脳内の複雑な神経配線を、脳をスライスせずに調査・研究できるようになるという。 化学工学の粋を集めたこの手法はマウスから取り出した脳で実証試験が行われてきたが、さらなる試験により、ゼブラフィッシュや人間の脳の一部にも有効に機能することが明らかになった。 10日に英科学誌ネイチャー(Nature)で発表された論文によると、クラリティー(CLARITY)と呼ばれるこの手法は、体から取り出した脳やその他の臓器の「3次元」的な研究に大きな変化をもたらすものだという。 研究チーム

    脳の3D透明化技術の開発に成功、米研究
  • 健常者でも「幻肢」を体験可能、研究

    ロシア・モスクワ(Moscow)で中国ちょうちんに触れる人(2012年3月31日撮影)。(c)AFP/KIRILL KUDRYAVTSEV 【4月12日 AFP】手術で手足などを失った人の多くは、「幻肢(げんし)」と呼ばれる、失った手足がまだ存在するかのような感覚を経験する。だがスウェーデンの研究者らが11日の米神経科学専門誌「ジャーナル・オブ・コグニティブ・ニューロサイエンス(Journal of Cognitive Neuroscience)」に発表した研究論文によると、健常者でもこの奇妙な感覚を経験することが可能だという。 論文の主執筆者で、スウェーデンのカロリンスカ研究所(Karolinska Institute)のアービット・グーテルスタム(Arvid Guterstam)氏は、「身体的自己の経験を形成するという点では、脳にとって、実際に手が見えることの重要度は著しく低いことがわ

    健常者でも「幻肢」を体験可能、研究
  • 「どのくらい痛いか」が脳スキャンで計測可能に、「心の痛み」も調査 米研究

    フランスで撮影された磁気共鳴画像装置(2012年10月29日撮影)。(c)AFP/JEAN-PIERRE CLATOT 【4月11日 AFP】人がどの程度の痛みを感じているのかを脳スキャンで測定することに成功したとする論文が、10日の米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル(New England Journal of Medicine)」に発表された。痛みの度合いを検査で正確に計測することが将来、可能になるかもしれない。 論文の主著者、米コロラド大学ボルダー校(University of Colorado at Boulder)のトール・ウェイジャー(Tor Wager)准教授は「現在、痛みやその他の感情を測る上で臨床的に許容できる方法は、人にどう感じるか聞くしかない」と指摘する。 研究チームは被験者114人を対象に、左前腕に「温かい」から「熱い」までの熱を加え、磁気共鳴画像装置(M

    「どのくらい痛いか」が脳スキャンで計測可能に、「心の痛み」も調査 米研究
  • 脳波で絵を描く新技術、まひ患者向けに開発 独技術見本市

    英ロンドン(London)市内で開催された展示会で、機能的磁気共鳴断層撮影法(fMRI)により撮影された脳の活動の様子を眺める女性(2012年3月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/MIGUEL MEDINA 【3月7日 AFP】まひ患者が脳の力だけを使って芸術作品を作ることを可能にするコンピュータープログラムが、ドイツ北部ハノーバー(Hannover)で開催中の世界最大の情報技術市「CeBIT」で注目を集めている。 オーストリアの企業g-tecが開発したこのシステムでは、ユーザーはまず脳の活動を測定する帽子をかぶる。画面に点滅するアイコンに意識を集中させることにより、この帽子がアイコンと結びつけられた特定の活動を認識し、ユーザーはコンピューターに実行して欲しいことを選択肢の中から選ぶことができるという。 同社販売部長によると、アーティストとなったユーザーは脳の力を使ってさまざまな形

    脳波で絵を描く新技術、まひ患者向けに開発 独技術見本市
  • 遠く離れたラットの脳を接続、米・ブラジル間で成功

    英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された2匹のラットの脳をつなげ、信号を送受信する研究の画像(2013年2月27日提供)。(c)AFP/NATURE/Katie Zhuang, Laboratory of Dr. Miguel Nicolelis, Duke University 【3月4日 AFP】複数の頭脳をつなぎ合わせて「スーパー脳」を創造する試みとして、遠く離れた北米と南米の実験室にいるラットの脳を電極でつなぎ、片方のラットが覚えたことを別のラットに伝えることに成功したという。2月28日の英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に報告が掲載された。 ラットの大脳皮質に電極を埋め込み、南米ブラジル・ナタル(Natal)の研究機関にいるラットから米ノースカロライナ(North Carolina)

    遠く離れたラットの脳を接続、米・ブラジル間で成功