仏パリで撮影された、米科学誌サイエンスのホームページ(2010年3月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/LOIC VENANCE 【3月4日 AFP】人がどのように行動したり思考したりするかに関する科学的研究の信ぴょう性に疑問を呈す内容で昨年大きな波紋を呼んだ研究論文について、米ハーバード大学(Harvard University)の科学者らが3日、その主要な研究結果は誇張された可能性があるとの論文を発表した。実験方法に多数の誤りがあったという。 昨年8月に米科学誌サイエンス(Science)に掲載された論文では、270人の科学者からなる「オープン・サイエンス・コラボレーション(OSC)」が、それ以前に発表された研究論文100件について再現実験を実施。わずか39%しか成功しなかったと指摘して、昨年出版された同誌の「ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー(Breakthroughs of the