断捨離はまず、不要なもの、使わないものを「捨てる」ことからスタートしますが、その「捨てる」という行為がかなり難しいのです。 人間は生き残るために、ため込む本能があるのではないかと思うのです。 これは、学術的な裏付けはまったくない、私の勝手な空想なのですが…… 原始の時代、人間がまだ大自然の中で無力だった頃、食べ物を得ることは命を賭けるほどの大変な作業でした。 食べ物がなければ、命を繋ぐことはできないのに、風や雨、嵐、雷、寒さや暑さなど、自然は容赦なく人間の生活を翻弄します。 そのため草木が育ち、生き物がたくさん活動している時期に食べ物を得て、それを厳しい冬に備えて蓄えることは重要なことだったはずです。 食べるだけではなく、骨の一欠片、植物の根っこまで大切に保存して残さずに使ったはずです。 そんな環境で「モノを捨てる」なんて感覚が育つはずはありません。人間は命を繋ぐために本能的にモノを蓄える
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