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  • 世に倦む日日 湯浅誠と飯田泰之の対談‐新自由主義の新しい潮流と国民最低保障

    暫定税率の廃止が地方自治体の一般財源に深刻な打撃を与える問題について、それをNHKがニュースで取り上げて放送しないのは何故だろうと考えている。中央の失政によって地方が痛みを受ける不幸については、NHKは民放局よりもずっとセンシティブで、民放が新自由主義的な思惑で隠蔽し操作する事柄や情報についても、地方の利害を代弁して報道する姿勢を示してきた。政府の影響を最も強く受ける立場にありながら、構造改革が国民に支持されてない事実を世論調査で最初に発表したのはNHKで、2007年の参院選前の時点から一貫している。テレビ朝日などとは構造改革に対する距離感と緊張感が全然違う。地方経済の疲弊の現実が記者たちの前にあったからだ。推測だが、やはり原口一博の権力を恐れているのだろう。放送行政を主管する総務相の顔色を気にしているのだ。民主党の「政治主導」は、報道の自由の面においては実に重大な脅威と陥穽を孕んでいる。

    asahichunichi
    asahichunichi 2009/09/26
    NHKのニュースでまともなのは地方ニュースだけ。その他のニュースでは民放の方が質が高いものが多い
  • 世に倦む日日 週刊現代は自民44議席を驚愕予想 - 二大政党制は実現不可能に

    日(8/12)発売の週刊現代には、これまでで最も過激な民主党圧勝の選挙予想が載っている。自民44、公明9、民主390、社民15、共産8、国新8。小選挙区で自民党が得る議席はわずか3で、公明党も1。小選挙区は民主党の完勝状態で、福岡8区の麻生首相も山口4区の安倍晋三も落選となっている。衝撃的な予想結果であり、お盆の商戦期を狙った積極果敢な戦略商品の雑誌マーケティングだとも言えるが、編集部はこの数字が根拠のある説得的なものであることを記事の中で繰り返し強調している。この予想は、インターネットで各選挙区の有権者100人にアンケート調査した結果をそのまま得票にして小選挙区の当落を判断し、比例の各党の議席数に単純に積み上げている。編集部はアンケート調査で得た小選挙区の生データを公開していて、すなわち鉛筆を舐める加工操作を一切行っていない。週刊現代が主張する合理的根拠とは、100人x300区の3万人

  • 世に倦む日日 民主党は自民党になる - 資金と政策軸を失い参院選を戦えぬ自民

    昨日(7/19)の「サンデープロジェクト」に森喜朗が出演したのは予想どおりだったが、出演して話した内容や状況は予想とは全く違った展開になってしまった。おそらく番組のスタッフも、先週の週半ばに森喜朗に出演を依頼したときは、「麻生降ろし」の政争の激化と混乱を裁定する森喜朗の出番を想定しての企画だったのだろう。6月末に麻生首相が選挙に向けて党人事刷新に動いたとき、それを止めたのは森喜朗である。幹事長を舛添要一に替えた方が選挙ははるかに有利に戦える。森喜朗が麻生首相を支えると言うのなら、党人事を思いどおりにやらせて、麻生自民党をベストな態勢にチューンナップして選挙に臨ませたはずだ。それを敢えて阻止したのは、麻生首相に解散をさせず、別の新総裁に切り替える意図があったからだとしか考えられない。麻生首相もその首領の差配と提案(総総分離)を受け入れて解散を断念したものと推測したが、事態は説明不能で理解困難

    asahichunichi
    asahichunichi 2009/07/23
    読売新聞は民主党の支援なんかしていない。
  • 世に倦む日日 森喜朗の登場 - 本当に単なる「ベンチの中の掴み合い」なのか

    日(7/16)のTBSの「朝ズバ」に森喜朗が出演した。私は昨日の記事で、週末の政治番組に森喜朗が姿を現わして「総総分離」で事態を収拾すると予想したが、かなり早く動いてきた。森喜朗の動きも早いが、TBSの「朝ズバ」の番組が実によく情勢を把握捕捉していて、視聴者の関心をリードするように見事なタイミングで政局を追跡している。スタッフが優秀と言わざるを得ない。TBSの「朝ズバ」とテレ朝の「スパモニ」が、現在の国内のテレビ番組の中で最も詳しく政治を報道している。この二つの朝の番組には渦中の政治家が生出演して視聴者にメッセージを届ける。久米宏が「ニュースステーション」をやっていた頃は、テレ朝の夜の久米宏の番組が最も新鮮で明快な政治報道を提供していた。時の人を必ず真っ先にスタジオに呼んで生出演させた。時局の中心にいる政治家は、この番組をターゲットにして発言したし、番組は旬の人物を見逃さなかった。そして

    asahichunichi
    asahichunichi 2009/07/17
    朝ズバのレベルの高さには同意だが古舘は果たしてそこまで考えているだろうか。単なるバカだろう。
  • 世に倦む日日 最初から勝敗が決められた選挙 - 4年前の郵政選挙と酷似の都議選

    今度の都議選とその結果は、4年前の衆院選(郵政選挙)とよく似ている。どこが同じかと言うと、選挙をする前からマスコミが勝つ側を決め、連日報道で有権者を煽りたて、票を流し込ませた点がである。勝つ側は最初から決められ、自民党に投票すれば死票だと言われ、都民は勝ち馬に乗るべく民主党に投票した。石原都政のオール与党である自民党と民主党の間で政策の差はなく、別にどちらに入れても構わない。マスコミは今度の都議選を「衆院選の前哨戦」と位置づけ、「政権交代を問う選挙」と争点を設定した。そのマスコミの意のままに有権者は踊ったのであり、4年前に「郵政民営化の是非を問う選挙」とされた総選挙で、最初から勝利を予定された小泉自民党に一票入れたのと全く同じ投票行動が再現されたことになる。ネットの中で今度の選挙結果を「ネットの勝利だ」とか、「俺が応援したから勝った」とブログ左翼が騒いでいるのも同じ構図で、4年前の郵政選挙

    asahichunichi
    asahichunichi 2009/07/14
    今回はマスコミが風を吹かせたわけでなく自民党に対する有権者の怒りが原因。あまりにも的外れ過ぎる。
  • 世に倦む日日 石原伸晃総裁、舛添要一幹事長、野田聖子官房長官、猪瀬直樹国交相

    七夕の日、天の川に隔てられた織姫と彦星が年に一度の逢瀬をする。かささぎが天の川に橋を架けて二人を結ばせる。青豆と天吾はどこかで出会っているだろうか。洞爺湖サミットがあった去年、短冊に「反貧困」と書いたけれど、今年は何かそういう純粋な気分になれない。「反貧困」を選挙で実現しようという政治の動きがどうして出て来ないのだろう。どうして日人は政治を「反貧困」の要求実現ではなく「政権交代」のゲーム遊びにしてしまうのか。屈しつつ、憤懣を奥歯で噛み割りつつ、今回はゾルレンの視座(第三極革新勢力)ではなく、価値判断自由なザインの視座から政局の流れを追いかけよう。昨夜(7/6)の報道で、閣議で解散の詔書が回されても与謝野馨が署名をしない旨の示唆をした件が伝えられた。他の閣僚も与謝野馨に倣うと言う。麻生首相が自らの解散を封じられ、都議選で自民党が敗北した場合、流れは総理辞任と総裁選になる。悶着はあるだろう

    asahichunichi
    asahichunichi 2009/07/10
    石原は道路公団問題の処理失敗で総裁就任の見込みはなくなったはずだが。
  • 世に倦む日日 200Q - 左翼が安倍晋三ブレーンの川勝平太当選を狂喜する倒錯

    政治がどんどん悪い方向に向かっている。静岡県知事選に当選した川勝平太がどのような人物か、何も知らない者でもネットで一寸調べれば簡単に情報を得られる。川勝平太の勝利を熱狂的に歓喜しているのは、平素は護憲を言い、産経新聞や読売新聞の論説を蛇蝎の如く嫌悪し罵倒しているブログ左翼である。川勝平太が「正論」や「諸君」の常連文化人であり、「新しい歴史教科書をつくる会」の論客であり、極右と定義すべき危険思想の持ち主で、「美しい国づくり」プロジェクトの企画会議委員を務めた安倍晋三の側近である事実を知らない人間はいないだろう。私の理解では、ブログ左翼が最も忌み嫌っている政治家が安倍晋三だと思っていたが、左翼が安倍晋三ブレーンの政界進出に涙を流して随喜している。それも、ほぼ例外なく全員のブログ左翼が一列に整列して、北朝鮮で金正日に花を振る女たちのように全身を震わせて、安倍晋三の参謀の選挙戦勝利に歓喜の叫びを上

    asahichunichi
    asahichunichi 2009/07/10
    各候補の主張から見て、左翼の票は川勝には入らなかったと思われるのだが。
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