タグ

ブックマーク / gendai.media (32)

  • 外国語大学 学長が警鐘を鳴らす「英語を学ぶことで失ってしまうもの」(亀山 郁夫)

    英語を学ぶことで、国際的な教養人になることができるでしょうか? 東京外国語大学の教授、学長を歴任し、現在は名古屋外国語大学の学長を務める亀山郁夫氏は、英語を学習することの弊害を指摘します。 ドストエフスキー研究の第一人者である亀山氏が教養について書き尽くした最新刊『人生百年の教養』から、外国語を学ぶ際に認識しておくべき教養質について紹介します! 幼児期からの外国語教育が生む問題 かつて、十八、十九世紀のロシアの社交界で用いられていた共通語はフランス語でした。トルストイの『戦争と平和』のページをざっと繰ってみるだけでも一目瞭然です。 ドストエフスキーは英語こそできなかったものの、フランス語に堪能でした。原語でもってヨーロッパ文化の精華を吸収することができたのです(ドイツ語はあまり得意ではなかったようです)。バルザックやルソーを原語で読み、自力で教養を高めていきました。 ところが、ドストエ

    外国語大学 学長が警鐘を鳴らす「英語を学ぶことで失ってしまうもの」(亀山 郁夫)
  • 「アジア人差別」をしたフランス人が「差別じゃない」と本気で否定する理由(田中 晴子)

    6月にセルビアの女子バレーボールの選手、そして7月にサッカーのフランス代表の選手と、世界で活躍するスポーツ選手らによるアジア人差別ととれる言動が立て続けに報じられた。いずれのケースでも、人たちは「差別のつもりはなかった」と釈明している。なぜ彼らに差別の認識がないのか、疑問に思った人は少なくないだろう。 フランス在住で、現地で長年翻訳業に携わっている田中晴子さんに、アジア人に対する「無自覚な差別」が生まれる背景について綴ってもらった。 「アジア人は差別の対象ではない」という思い込み 先日、ホテルの部屋にゲームの言語設定にきてくれている日人スタッフたちを、サッカーフランス代表でFCバルセロナに所属する選手ウスマン・デンべレが撮影しながらコメントする数年前の動画が流出し、差別的だとしてSNS炎上したことがフランスメディアでも取り上げられました。 このビデオはフランス人でも一字一句全部は聞き

    「アジア人差別」をしたフランス人が「差別じゃない」と本気で否定する理由(田中 晴子)
  • 会食接待問題が国民に与える「意外と大きな影響」に気づいていますか?(豊田 真由子) @gendai_biz

    【目次】 (1)このご時世に、利害関係者と会!? (2)政治が霞が関を潰す。その結果、国民に大きな弊害をもたらす (3)決定事項を朝令暮改することは、国への信頼を揺るがす 追記:いまどき「飲み会を絶対に断ってはいけない」って、どうなの? このご時世に利害関係者と会!? 今回処分を受けた総務省・農林水産省幹部は、私より入省年次が10年以上早いので、もしかしたら経験や価値観というものが違うのかもしれないとも思いますが、少なくとも、私が入省した年(1997年)以降は、前年の厚生事務次官の贈収賄事件を受け、利害関係者と会なんてとんでもない、冗談じゃないと、むしろ忌避する雰囲気でした その後の大蔵省接待事件(1998年)等も受け、霞が関全体でルールは厳しくなりましたし(2000年)、確実に時代は変わってきていると思います。だから、今回「役人はいまだに皆、こんなことをしているのか」と捉えられてし

    会食接待問題が国民に与える「意外と大きな影響」に気づいていますか?(豊田 真由子) @gendai_biz
  • 韓国人コメンテーター・金慶珠が激白「私って嫌われ者でしょうか?」(小泉 カツミ) @gendai_biz

    日韓問題に揺れる中で 韓国人コメンテーターとしてテレビのワイドショーや討論番組に出演している金慶珠さん。彼女は一方で東海大学教養学部国際学科教授の学者でもある。テレビでは、韓国の事情について詳しく解説する金さんだが、どうもヒール(悪役)的な存在に思われることが多いように思える。 いったい素顔はどんな人物なのか。直撃インタビューを試みた。 「自分がヒール役だとはまったく気づいてなかったですね(笑)。普段の私は可愛げがあり、突っ込みがいのある女性と言われますよ。むしろ周りもそういう印象なのかと思っていましたが、バトル系の番組でヒールな感じで扱われるのはなんともショックなんです。私はお茶目で『乙女』なんですよ」 開口一番、金さんの口をついて出てきたのはそんな言葉だった。 「おそらく『TVタックル』に出演するようになったあたりでしょうね。私にそんなイメージがついたのは」 政治を題材にした討論バラエ

    韓国人コメンテーター・金慶珠が激白「私って嫌われ者でしょうか?」(小泉 カツミ) @gendai_biz
  • "Black Lives Matter"どう日本語に訳すかという本質的な問い(矢口 祐人) @gendai_biz

    アメリカ合衆国ミネソタ州でジョージ・フロイド氏が警官により殺害されたことを契機に、アメリカ中でBlack Lives Matterの運動が激化している。その影響は世界各地に広まっていて、日でも盛んにメディアで取り上げられている。 ところで、Black Lives Matterを日語に訳すとどうなるだろう。 ネット上で調べてみたところ、大半は「黒人の命も大切」、あるいは「黒人の命は大切」となっている。主要メディアについては、NHKと朝日新聞が「黒人の命も大切」としており、読売、毎日、日経、産経新聞は「黒人の命は大切」と訳しているようだ(6月17日時点)。 Black Lives Matterは今年始まった運動ではない。2013年以降、アメリカでは継続的に続いている。しかし定訳がいまだに日の主要メディアの間でも固まっていないことが示しているように、たった三つの言葉が並ぶこのフレーズは、日

    "Black Lives Matter"どう日本語に訳すかという本質的な問い(矢口 祐人) @gendai_biz
  • 『テラスハウス』花さん自殺は、SNSじゃなくて番組事業者の問題だ(山本 一郎) @gendai_biz

    木村花さんの「刈り取られた人間性」 リアリティショーとして評判の高かった『テラスハウス』ですが、私もここしばらくきちんと観ていなくて、いま向き合っている自分の人生がリアルすぎて時間がなかったんだと言い訳しつつも、亡くなられたと聞いて観直したりしておりました。 ネットが当たり前に使われるようになって、番組とネット(SNS)とが視聴者によって自由に行き来できる状況になると、ある種「テレビの中の、映像作品上の演出」が、そのまま人の評判、ブランディングに直結してしまう。 それが人に対する誹謗中傷では収まらない、非常に強いバッシングに繋がっていってしまうのは往々にしてあります。 テレビ番組出演者の方の当の人格など分かるはずもないのに、テレビ番組を面白くするために行った編集や演出で、それがその人の性だと視聴者は思い込んでしまい、気に入らないとバッシングして当然、となってしまう。 番組の中、ネッ

    『テラスハウス』花さん自殺は、SNSじゃなくて番組事業者の問題だ(山本 一郎) @gendai_biz
  • 衰退日本にトドメを刺す「2025年の崖」大企業の8割が未対応の現実(佃 均) @gendai_biz

    プロセスが消え、いきなり結果が出る アナログ時代のビジネスのしくみをデジタルが破壊していくなかで、日企業は低生産性・高コスト体質から抜け出せず、人口減に伴う消費の縮小で、都市と地方の格差はさらに拡大する――。後戻りのできない「2025年の崖」がいよいよ間近に迫っている。 最初に《2025年の崖》について、おさらいをしておこう。 現在進行しているデジタル化は、過去にわれわれが経験した電算化、情報化とは質的に異なる。IoT、AIRPA(Robotic Process Automation)、ビッグデータといった技術により、仕事や事業の形態が根から変わる。 預貯金の通帳や運転免許証、健康保険証などはすべてスマートフォンに入ってしまう。自動運転技術によってドライバーの需要は激減し、AIが病気を発見し治療や手術の判断が迅速になる。市町村の窓口業務から人の姿が消える。銀行の支店はなくてもよくな

    衰退日本にトドメを刺す「2025年の崖」大企業の8割が未対応の現実(佃 均) @gendai_biz
  • 大学入試国語、問題文の著者本人が自ら解いて気づいた「読解力」の本質(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    著者に国語の問題は解けるのか 入学試験の国語の問題は、著者には解けるのか。ということは、ときどき話題にされることがある。 つまり夏目漱石の『明暗』が国語の問題文に出されたとき、夏目漱石人はその問題を解けるだろうか、「著者の考えを選べ」という問題に漱石は正答できるだろうか、という問いかけである。そういう雑誌の企画をずいぶん昔に読んだことがある(現役の作家が挑戦していた)。 主旨はわかるのだが、何だかいくつかの誤解が積み重なっている風景に見える。 私の文章も何度か入学試験で使われたことがある。 入学試験で文章が使われる場合、事前の通知はない。当然である。 バカ田大学の社会学部から、あなたの文章を入試に使っていいかという許諾を求める連絡が、事前に来ることはない。事前に知ったら、私がまわりに言ってまわるかもしれず、知り合いにだけこっそり教えるかもしれない。国語の問題文が事前にわかったところで、さ

    大学入試国語、問題文の著者本人が自ら解いて気づいた「読解力」の本質(堀井 憲一郎) @gendai_biz
  • 日本の10代女子に「韓国」がこんなにウケてる「本当のワケ」(飯塚 みちか) @gendai_biz

    テレビではほとんど取り扱われない、なのに若者の間ではなぜか人気があるもの――その一つに「韓国」があるだろう。 昨今、若者向けのWEBメディアや雑誌の見出しには韓国トレンドやK-POPアイドルに関する話題がしばしば並び、若者の間で「韓国っぽい」はもはや「オシャレ」を意味する言葉と化した。 芸能界を目指す若者が、日ではなく韓国の芸能企画社を目指したり、実際に韓国でデビューするケースも増えている。 お世辞にも良いとはいえない政治的関係があるにもかかわらず、なぜ若者たちは「韓国」に魅了されてしまうのか。その秘密を紐解く上で重要となるのが「SNS」、そして「カウンターカルチャー」である。 韓国の若者向けプロダクトは「SNS映え」 「第三次韓流ブーム」とも呼ばれている現在の韓国ブームを支えているのは、10代を中心とした若年層世代である。 それ以前の「韓国好き」な人々と言えば、中高年の女性だったり「ア

    日本の10代女子に「韓国」がこんなにウケてる「本当のワケ」(飯塚 みちか) @gendai_biz
  • なぜ林家正蔵は、三遊亭好の助の林家九蔵襲名に待ったをかけたのか(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    林家九蔵襲名差し止め事件 落語家の名前について少々、話題になっている。 三遊亭好楽が、弟子の好の助に自分の前名の「林家九蔵」を継がさせようとして、待ったがかかり、諦めた、という話である。 少しだけテレビでも扱われていた。 みんな芯の部分がわからない、という雰囲気のなか、それぞれの感想を述べるばかりである。落語家もコメントしていたが、まあ、忖度の忖度の、その上の忖度をしないと生き残れない世界だから、そんなに歯切れのいい話が出てくるわけでもない(忖度の忖度の忖度をしていれば、何とか生き残れるという世界でもある)。 テレビで扱われたのは、断ったのが林家正蔵で、水を差されたのが三遊亭好楽という、テレビでよく見る顔だったからだろう。 林家九蔵の名前で襲名できなかった当の人「三遊亭好の助」については、たぶん、ほとんどの人が知らないのではないか。 そこそこ落語が好き、というレベルでもなかなか見かけない

    なぜ林家正蔵は、三遊亭好の助の林家九蔵襲名に待ったをかけたのか(堀井 憲一郎) @gendai_biz
  • 聞かずに死んだら、もったいない!最高におもしろい落語家はこの人(週刊現代) @gendai_biz

    なぎら健壱(なぎら・けんいち) '52年東京都生まれ。フォーク歌手、タレントとしてマルチに活躍。落語をはじめ幅広い趣味を持つ。その巧みな語りはよく落語に例えられる 堀井憲一郎(ほりい・けんいちろう) '58年京都府出身。コラムニスト。「落語は生で見てこそ」という信念で年間で数百回寄席・落語会に足を運ぶ。著書に『落語論』など 人間国宝を今のうちに見ておけ! 堀井 「いま見ておくべき」という視点から落語家を選ぶと、やっぱり(柳家)小三治師匠が筆頭。若手は当分見られるけれど、77歳の小三治師匠の場合は、そうはいかない。 なぎら アタシも同感。いま生きている人の中では小三治さんは一番好きな落語家の一人です。やっぱり上手いし聞かせる。 堀井 人間国宝が現役で、しかも寄席で普通に見られる。見に行かないともったいないですよね。 なぎら 亡くなった人まで含めていいのならば真っ先に古今亭志ん朝を推したい。

    聞かずに死んだら、もったいない!最高におもしろい落語家はこの人(週刊現代) @gendai_biz
  • ボブ・ディランはなぜノーベル「文学賞」を獲ったのか(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞したときに、多くの人が驚いたのは、歌手がノーベル賞を取った、というポイントだった。 たしかに彼はシンガーである。ただシンガーとして受賞したわけではない。御存知のとおり、その歌詞を評価され、受賞した。 なぜ歌詞などを評価するのだろう、村上春樹のような小説家にあげるべきではないのか、という疑問も出ていた。 ボブ・ディラン受賞報道のあと、しばらくそういうやりとりがなされているのを見て、多くの現代人にとって、ノーベル文学賞の対象となる〝むかしながらの文学〟には、ほとんど興味を持っていないのだなと、あらためておもった。 高度資主義・高度情報社会における文学のポジションのむずかしさである。 詩歌こそが文学の道 ボブ・ディランがノーベル賞を受賞したのはもちろん「詩人」だからである。「英語文化の伝統のなかで偉大な詩人」だと評価されていた。 有名な歌手ボブ・ディランの

    ボブ・ディランはなぜノーベル「文学賞」を獲ったのか(堀井 憲一郎) @gendai_biz
  • ボブ・ディランの詩はここがすごい! 難解だなんてウソです(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディラン。その詩はしばしば「難解」と形容される。しかし、それは違うのだ。ひたすらディランを聴き込んできたコラムニスト・堀井憲一郎さんが彼の詩の魅力をわかりやすく説く。 吉田拓郎の影響で ノーベル文学賞の授賞式で、ボブ・ディラン代理の歌手が『ハード・レイン/はげしい雨が降る』を歌った。 1963年の歌だ。 ボブ・ディランの代表作である。 ノーベル賞によって、注目されるようになったボブ・ディランだが、もっとも有名な曲は『風に吹かれて』だろう。ディラン受賞ニュースで流れていた音楽はだいたい『風に吹かれて』だった。あとは『はげしい雨が降る』と『ライク・ア・ローリングストーン』もニュースで流れていた。『時代は変る』も聞いた気がする。それがほぼ全部だ。 私がボブ・ディランを聞くようになったのは、吉田拓郎の影響である。 1972年に颯爽と現れたフォーク界の貴公子・吉田拓郎が

    ボブ・ディランの詩はここがすごい! 難解だなんてウソです(堀井 憲一郎) @gendai_biz
  • 日本人がまったく知らないアメリカの「負け犬白人」たち(川崎 大助)

    米英で起きた「負け犬の逆転劇」 世界中が驚いた(僕も驚いた)、今回のアメリカ大統領選の結果の真なる意義について、きわめて早い段階で正確な論評を加えていた人物がいる。意外かもしれないが(いや、当然か)、それはイギリスの急進的右派政党「イギリス独立党(UKIP)」を率いる、ナイジェル・ファラージ党首だった。 ドナルド・トランプの勝利が決した直後、イギリス時間の11月9日に、彼はBBCにこんなコメントを寄せている。 「負け犬たち(underdogs)が支配者層(the establishment)を打ち負かしたのだ」(注1) さらにファラージは、こう続けた。トランプの勝利とイギリスの「ブレグジット」は、どちらも同じ「負け犬の逆転劇」だった、この2つの重要な選挙戦の勝利によって、2016年は「政治革命の年」となったのだ、と。 僕はここで、その「負け犬」の話を書きたい。ブレグジットの主役となった「負

    日本人がまったく知らないアメリカの「負け犬白人」たち(川崎 大助)
  • ボブ・ディランがノーベル文学賞をとった「当然の理由」(川崎 大助) @gendai_biz

    ディラン受賞への二つの疑問 喧々囂々(けんけんごうごう)、まさに嵐のような賛否の声が世界中のネット界を震撼させた、と言っていいだろう。 10月13日、アメリカのロック音楽界の重鎮、ボブ・ディラン(75歳)が、2016年度のノーベル文学賞を受賞したというニュースは、それほどまでにコントラバーシャルな大事件だった。 それも不思議はない。100年にわたる同賞の歴史のなかで、音楽家が、自作自演歌手(シンガー・ソングライター)が受賞者となったのは、これが初めてだったからだ。 吹き荒れた声の数々は、おおよそ以下の二つの大きな疑問へと集約することができた。そのひとつ目、「Q1」は「なぜ?」だった。 「なぜ、ボブ・ディランにノーベル文学賞を与えたのか?」「彼は音楽家なのに!」――これが「Q1」だとすると、二つ目の疑問「Q2」は、「なぜ『いま』?」となる。 「なぜ『いま』、音楽家に文学賞なんていう、異例な顕

    ボブ・ディランがノーベル文学賞をとった「当然の理由」(川崎 大助) @gendai_biz
  • レスリング「スキンヘッドの名伯楽」栄和人・独占インタビュー(週刊現代) @gendai_biz

    「登坂、川井、土性の3人が金メダルをとれたのも、沙保里(吉田)が私や馨(伊調)に気を遣い、チームを引っ張ってくれたおかげ。沙保里は金メダル以上の銀だと思う」 6階級で金メダル4つに銀メダル1つ。リオデジャネイロ五輪で世界を圧倒した女子レスリング日本代表のマット脇にいた男は、そう大会を総括した。 栄和人。56歳。 初の金メダルを獲得した63kg級の川井梨紗子(21歳)に試合終了直後、マットで投げられたシーンは日中を沸かせた。銀メダルに終わった吉田沙保里(33歳)には試合後、静かに寄り添った。代表6人はすべて至学館大学の教え子。閉会式直前のリオで、栄は誌のインタビューに答えた。 「坂道とか階段で、質・量ともにみなさんが想像もつかないような練習をしています。普段から相当なプレッシャーをかける練習をすることで心が強くなっていくんです」 厳しい追い込みは、今回の五輪で土壇場での強さにつながった。

    レスリング「スキンヘッドの名伯楽」栄和人・独占インタビュー(週刊現代) @gendai_biz
  • 日本人の「英語下手」は教育を変えても変わらない。その単純な理由(堀井 憲一郎) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)

    2020年、この国の教育が劇的に変わる。その理念は「自分で考え、表現する人間を育てる」ことにあるそうだ。 「画一的な詰め込み教育」からの離脱が子どもたちに何をもたらすかを考えた前回に続き、今回は、教育改革のもうひとつの大きな柱である「国際化(英語教育)」問題を考えてみたい。 なぜ日人はいつまでたっても英語が話せるようにならないのか? 答えはこの国の歴史を振り返ればわかるはずだ。 文/堀井憲一郎(コラムニスト) 英語を習っても話せない問題 「自分で考え、表現する人間を育てる」という目標の他に、もうひとつ今回の教育改革がめざしているのは、国際化である。 東京大学や京都大学が、世界の大学ランキングの位置が落ちてきて、あせっている人たちがいるらしい。国の金をつぎこんだ帝国大学、つまり東大がアジアで1位でなくなったことにショックを受けている。気持ちはわからないでもない。 国際基準に合わせて、日

    日本人の「英語下手」は教育を変えても変わらない。その単純な理由(堀井 憲一郎) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)
  • 「炎上」の研究〜ネットが生み出した名もなき”風紀委員”たちの正体(週刊現代) @gendai_biz

    少しでも目立てば、獰猛な獣のような「彼ら」に目をつけられ、あっという間にプライバシーを暴き立てられる時代。世の中の空気はどんどん息苦しくなってゆく。ネットが生み出した怪物の正体とは。 「熊県民、調子に乗るな」 日国内で、何らかの形でインターネットを利用している人の数は、今や1億人を突破した。その多くが、ツイッター、フェイスブックなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)や、ブログなどで情報を発信している。 しかし中には、他人の発言の揚げ足を取り、誹謗中傷に明け暮れる者や、有名無名の人々の個人情報を暴くことに熱中する者もいる。いわゆる「炎上」の担い手たちだ。 最近彼らが猛威をふるったのが、4月中旬に熊で起きた大地震である。巨大ネット掲示板2ちゃんねる」には、こんな宣戦布告ともとれるような書き込みが——。 〈熊県民、被災したからって調子に乗りすぎ。俺たちは偽善と売名をこの

    「炎上」の研究〜ネットが生み出した名もなき”風紀委員”たちの正体(週刊現代) @gendai_biz
    asahinoataru
    asahinoataru 2016/06/24
    「炎上」の原動力となっているのは、あくまでごく一握りの人々だ。
  • あの田中角栄が惚れ込んだ、最強の官房長官「カミソリ後藤田」の素顔(週刊現代) @gendai_biz

    ごとうだ・まさはる/1914年、徳島生まれ。東京帝大を卒業後、内務省勤務。戦後は警察庁に勤め、警察庁長官に。官房副長官時代、田中角栄に見いだされ、 衆院議員としても活躍。中曽根内閣の官房長官を3度にわたって務め、「カミソリ後藤田」の異名を取る。 ベッコウ眼鏡をかけて淡々と語るその姿は、派手さこそないが、確固たる信念を感じさせた。田中角栄が惚れ込み、中曽根康弘が頼った「最高の補佐役」の素顔とは? お世辞もお追従も言わない 大宅映子 初めて後藤田さんにお会いしたのは、私が司会を務めていた政府広報番組『あまから問答』にゲスト出演していただいた'79年。ほかの政治家と比べて断トツに魅力的でした。 とってもかわいいんです(笑)。初めての収録後、「大宅さん、女性票を取るためにはどうしたらいいかなあ」と真剣に聞いてくる。元警察庁長官なのにそんなことを尋ねるなんて、ギャップがあって素敵じゃないですか。

    あの田中角栄が惚れ込んだ、最強の官房長官「カミソリ後藤田」の素顔(週刊現代) @gendai_biz
  • 佐藤優が明かす「実践的な教養」の身に付け方〜まずこのニュースサイトをチェックせよ!(佐藤 優) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    ロシア国営「スプートニク」(上)、イラン国営サイトはディープな情報源〔PHOTO〕gettyimages 見ておくべきニュースサイト ここまで、ニュースの読み解き方に始まり、宗教、論理力・数学力、哲学など、社会人が身に付けるべきさまざまな「教養」についてお話ししました。最終回の今回は、皆さんからの質問にお答えする形で、実践的な教養の身に付け方をおさらいしたいと思います。 Q : ニュースを読む・見るときのポイントは? A : まず、日語の報道を読むだけでも大丈夫だということを言っておきます。よく「英語のメディアにも目を通せ」と言われますが、無理をする必要はありません。 というのも、英語が母語でない人が英文を読むのはものすごく疲れるからです。最初の30分は大丈夫でも、そこからガクンと能率が落ちるから、長続きしない。それに、日語で情報収集・分析するだけでも、かなりのことが分かります。 では

    佐藤優が明かす「実践的な教養」の身に付け方〜まずこのニュースサイトをチェックせよ!(佐藤 優) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)