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ブックマーク / note.com/elis_ragina (7)

  • interview Dayna Stephens - デイナ・スティーヴンス:自分の楽曲は、様々なアーティストによって語られ、歌われる「ストーリー」のようなもの|柳樂光隆

    Jazz The New Chapterでは現代のジャズをより深く知るためにサックス奏者を取材し続けていて、5ではサックス特集をしっかりやりました。その中でもデイナ・スティーブンスにはいつか取材したいとずっと思っていました。 その理由は彼のサックスや作品が素晴らしいこともあるけど、理由はそれだけではなく、例えば、EWI(ウインドシンセサイザー:管楽器のように息を吹き込んで演奏するシンセサイザー)を吹いている現代ジャズ・シーンのサックス奏者としてEWIについて聞いてみたかったこともそのひとつ。 それにデイナは作曲家としても素晴らしいことももう一つの理由。例えば、JTNC読者はみんな大好きであろうグレッチェン・パーラトの『The Lost & Found』のタイトル曲はデイナが2007年に発表したデビュー作『The Timeless Now』に収録されているデイナのオリジナル曲のカヴァーでした

    interview Dayna Stephens - デイナ・スティーヴンス:自分の楽曲は、様々なアーティストによって語られ、歌われる「ストーリー」のようなもの|柳樂光隆
  • シャバカ・ハッチングス(Shabaka Hutchings)から始める現代 UKジャズ 概論|柳樂光隆

    新譜のディスク・レビューのような感じの音楽に関するテキストが読めます。最低週1くらいのペースで更新していけたらと思っています。noteにインタビューを沢山公開した月は更新少ないかもなので、おおめに見てもらえるとうれしいです。内容はたぶんジャズ多め。

    シャバカ・ハッチングス(Shabaka Hutchings)から始める現代 UKジャズ 概論|柳樂光隆
  • ブルーノートのジャズピアノ・コンピレーション『ALL GOD'S CHILDREN GOT PIANO』ライナーノーツ for Web|柳樂光隆

    これはそんなジャズの名門ブルーノートに残された音源の中から、ジャズ・ピアノに焦点を当てて、選曲したもの。 コンセプトはロバート・グラスパーやジェイソン・モラン、アーロン・パークスといった現在のジャズシーンを代表するピアニストたちを出発点に、ブルーノートの80年の歴史の中にある今聴くべきジャズピアニストを選び、ブルーノートのジャズピアノの歴史を俯瞰しながら再点検できるようにすること。 現代ジャズを中心に聴いているリスナーが過去のジャズの魅力に触れ、昔からジャズを聴き続けてきたジャズファンが現代ジャズが過去のジャズと繋がっていることを感じられるようにすること。そんなことを考えて選曲している。 ロバート・グラスパーからハービー・ハンコック、そしてセロニアス・モンクまで。 ストライドピアノから、モダンジャズ、そしてヒップホップまで。 大雑把に言うとそんなスケールで選曲している。 選曲は以下の通り。

    ブルーノートのジャズピアノ・コンピレーション『ALL GOD'S CHILDREN GOT PIANO』ライナーノーツ for Web|柳樂光隆
  • Interview Dairo Suga:スガダイロー:自分はジャズじゃないって思えるようになってきた、心の底から。|柳樂光隆

    ■新しいスガダイロートリオとドラムのこと――このトリオって録音は初めてですよね。そもそもどういう経緯で作ったトリオですか? スガ:前回のトリオがもうけっこう煮詰まったなと思って。どうにかして逃げ道を見つけないとなと思って、ミュージシャンを探しながら、いろんな組み合わせのトリオをやっていたんですよ。それで最終的に残ったというか。――ベースの千葉広樹さんはスガさんと共演してそうなイメージもありますが、ドラムの今泉総之輔さんは意外性がありました。 スガ:それはなんで?――スガさんはもともとはフリー系のイメージですが、今泉さんは元quasimodeの人でもあるし、彼の作品でもグルーヴの人ってイメージだったんですよ。 スガ:たしかに。でもさ、フリージャズのドラマーって逆に言うとそんな奴いないから(笑) 結局ドラムって一番ファッションだから、ファッショナブルなドラムを捕まえるか、すげー変わった人のどっ

    Interview Dairo Suga:スガダイロー:自分はジャズじゃないって思えるようになってきた、心の底から。|柳樂光隆
  • 「上原ひろみ 全米ビルボード・ジャズ・チャートで一位」について考えた海外/日本とか、洋楽/邦楽のこと|柳樂光隆

    1月ごろリリースされた上原ひろみ『Spark』が全米ビルボード・ジャズチャート1位記念ということでREAL SOUNDから依頼されて、上原ひろみについての論考的なものを初めて書きました。上原さんのすごさなんて、書けること山ほどあって、いくら字数があっても足りないので、要点をかいつまんで書いてみました。是非、読んでもらえると嬉しいです。 ➡ 上原ひろみはなぜ世界のトップ・プレイヤーであり続けるのか? そういえば、上原ひろみって、もともと日のジャズカルチャー的な聴き方に当てはまらない特殊なミュージシャンだ。誰の門下で、誰の影響下、誰の系譜、誰っぽいスタイルみたいなジャズマニア=ジャズ喫茶的なやり口で語りづらいピアニストだ。つまり、「現代の○○」とか「和製○○」とかそういう安易な煽りが使えない人。そのオリジナリティこそが成功の最大の要因なんだけど、そこが逆に日のジャズリスナー泣かせの要因にな

    「上原ひろみ 全米ビルボード・ジャズ・チャートで一位」について考えた海外/日本とか、洋楽/邦楽のこと|柳樂光隆
  • Playlist : JAPANESE JAZZ in The 2010s - 2010年代の日本のジャズ selected by Mitsutaka Nagira|柳樂光隆

    Playlist : JAPANESE JAZZ in The 2010s - 2010年代の日のジャズ selected by Mitsutaka Nagira 《プレイリストのコンセプト》 せっかくのディケイドの区切りなので、日人のジャズ・ミュージシャンによる2010年代のジャズのオススメを集めてみました。 ① 2010年代に頭角を現してきたミュージシャンにフォーカスしてるので、90-00年代から一線にいるビッグネームは割愛しています。ex 上原ひろみ ②リーダーだけでなく、バンドのメンバーが2010年代に頭角を現してきた日人ミュージシャンである場合も選考対象にしています。 ③ 2010年代の海外のジャズの動向を追ってるリスナーに楽しめそうなものを中心に選んでいます。 ④ 「ジャズの影響が入ってる音楽」ではなくて「ジャズ」を入れるイメージの選曲になってます。 ⑤プレイリストを中心

    Playlist : JAPANESE JAZZ in The 2010s - 2010年代の日本のジャズ selected by Mitsutaka Nagira|柳樂光隆
  • 「1969-2019:50年のジャズ・アルバム・ベスト 100」のための柳樂光隆の30選 & 100選|柳樂光隆

    『ミュージック・マガジン』誌の特集<2020年代への視点 50年のジャズ・アルバム・ベスト 100>に掲載したベスト30をここにも転載しておきます。 企画の趣旨はこんな感じだそうです。 創刊50周年記念ランキング企画の第8弾は、近年ますます盛り上がりを見せる「ジャズ」です。今回は、これまで多く語られてきたモダン・ジャズ以前の時期をあえて外し、弊誌の創刊時からの「50年」というシバリを設けた、1969〜2018年の作品が対象。37人の選者が1位から30位までオールタイムで順位づけしたものを編集部で集計し、ベスト100を選出しました。(ミュージック・マガジン 2019年9月号) <2020年代への視点>ということだったので個人的にはブラジルやSSWの時と同じですが以下の条件で考えました。 ①2010年代のジャズシーンに影響を与えているもの ②これから更に評価が進みそうなもの ③今の耳で聴いても

    「1969-2019:50年のジャズ・アルバム・ベスト 100」のための柳樂光隆の30選 & 100選|柳樂光隆
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