日銀文学の続きをひとつ。 設備投資の判断は以下の通り。 「企業収益が改善基調にあるもとで、設備投資は徐々に持ち直しの動きがはっきりしていくとみられる。もっとも、設備過剰感が残ることなどから、当面、そのペースは緩やかなものにとどまる可能性が高い」 短くすると「持ち直しの動きがはっきりする、けれどもそのペースは緩やかである」ということだが、前段が言いたいのか、後段が言いたいのかよく分からない。後段重視であれば、持ち直しははっきりしない、ということであろう。新聞記事であるなら、いったいどっちなんだ、とかデスクに怒られてボツとなる表現かも。 クルーグマン教授が某社(外資系)の招きで訪日した(している?)のは、ご存知の方が多いかもしれない。教授のブログでは「日本に行く」とチラッと触れた程度で、詳しい日程などは分からないが、滞在の感想めいたものをこちらの「Things Could Be Worse」で