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  • WEBアニメスタイル | 色彩設計おぼえがき[辻田邦夫]第125回 昔々……72 1994年その6 ミーティング! はたしてその成果は?

    小惑星探査機「はやぶさ」が帰ってくる! そんなニュースを聞いてからずっと、たった1人で太陽系を地球目指して飛んでいる「はやぶさ」にエールを送っておりました。 そして先日の日曜深夜、いよいよ地球へ帰還。その様子をUstreamの中継で見ておりました。約60億キロの長い長い旅を終えて帰ってきた、はやぶさ。幾多の苦難を乗り越えて、満身創痍で帰還してきたその姿に、あの『宇宙戦艦ヤマト』をダブらせてたのは僕だけではないと思います。あ、いやまあ、僕はそんな世代です(笑)。 はやぶさの苦難の旅路をアマチュアの方々(?)が映像化したムービーをいくつか拝見しましたが、その何かはBGMに『ヤマト』使ってましたね。それがどれも見事に合ってるんですね! 素晴らしい! どうもこの『宇宙戦艦ヤマト』の楽曲は、こんなふうに物語と僕らの気持ちとをつなげていくようです。 地球へ帰還したはやぶさは、残念ながら大気圏で燃え尽

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    asakura-t 2010/06/16
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第378回 アニメージュのライターは何でもやる

    僕らは「アニメージュのライター」と呼ばれていたけれど、厳密にはライターではなかった。やっている仕事は編集者に近かった。一応、説明しておくと、ライターというのは、原稿を執筆する職業であり、編集者は、記事の企画、アポ取り、取材、カメラマンの手配、デザイナーとの打ち合わせ、入稿、文字校正、色校正と、作りについて必要な事はなんでもやる仕事だ。編集者が原稿を書く事もある。 アニメージュにもライターが何人かいたけれど、大半が編集作業をやっていたはずだ。今のアニメージュ編集部がどうやっているのかは知らないが、僕が仕事を始めた頃は、そうだった。前にも書いたけれど、僕の場合は誰に取材するか、どの話をとりあげるか、どんな構成のページにするかも自分で考えていた。編集者からアイデアをもらう事もあったけれど、こちらから「こんなかたちでやりたいです」と言う事の方がずっと多かった。僕はネタを出すライターとして、重宝さ

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    asakura-t 2010/06/03
    これは編集者の仕事の内容として分かりやすいかも>編集者は、記事の企画、アポ取り、取材、カメラマンの手配、デザイナーとの打ち合わせ、入稿、文字校正、色校正と、本作りについて必要な事はなんでもやる仕事だ。
  • WEBアニメスタイル | 色彩設計おぼえがき[辻田邦夫]第124回 初夏の番外編 『四畳半神話大系』色指定さんへの注意事項

    え? 梅雨のはしり? みたいな雨が続いたりしてる東京です。それでも一旦晴れれば、爽やかな5月の風。いやはや、ビールが美味いです。←またそれか(笑) さてさて。 4月からフジテレビ木曜深夜の「ノイタミナ」他で放映中の『四畳半神話大系』。僕も色彩設計として参加させていただいてるんですが、ご好評のうちに早くも今週の放送が第6話(関東地区)。全11話のちょうど折り返し地点到達であります。 なので今回はチラッと『四畳半神話大系』のお話を書かせていただこうかと。題して「『四畳半神話大系』色指定さんへの注意事項」。 『四畳半神話大系』の作品概要につきましては「WEBアニメスタイル」上でも特集組んでご紹介いただいてますので、そちらをご覧いただくとして割愛(笑)。 最初、このお仕事のお話をいただいたのが『STRONG WORLD ONE PIECE FILM』の佳境まっただ中の昨年秋。11月に湯浅監督と初め

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    asakura-t 2010/05/26
  • WEBアニメスタイル | 板垣伸のいきあたりバッタリ!第168回 メイキング・オブ・『迷い猫オーバーラン!』その4

    第168回 メイキング・オブ・ 『迷いオーバーラン!』その4 (前回からの続き)つまり、どこかの監督の手による出版されたコンテ集を見た一般のアニメファンの方々は「コンテはレイアウトや原画の基になる絵としての機能が優先」だと思いがちでしょうが、自分は楽譜だと思う。例えば五線紙にひとつひとつキレーイに定規とか使って音符を書いても、そこで表現されるメロディーラインにはなんら貢献しませんよね? コンテの絵も同じで、丁寧に描くより1シーン1シーンがまるで鼻歌のように一筆描きできるのが理想。そう、ロジックより生理の方が優先するくらいのスピード感で描けなきゃ、時間芸術たる当のフィルムにならない気がする。 これは原画でも同じで、自分がテレコムにいた頃、大塚(康生)さんが「3秒のカットは3秒で描け。3秒のカットを3週間もかけて描いてたら、実際とは違って見える」と言ってたのと質は同じでしょう。 あと「コ

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    asakura-t 2010/05/21
  • WEBアニメスタイル | 板垣伸のいきあたりバッタリ!第167回 メイキング・オブ・『迷い猫オーバーラン!』その3

    第167回 メイキング・オブ・ 『迷いオーバーラン!』その3 ま、前回のようなホン読みの末、でき上がったシナリオを自分の手でコンテにする事が次の仕事でした。ちなみに前回までに言うと、 『迷いオーバーラン!』の各話監督制の場合、他話数の監督様とは一切打ち合わせというものをしておりません! ……というか、会ってさえいません(笑)。つまり集英社の会議室における1時間ほどのホン読みで、次週(次稿)への課題をいただいた頃、プロデューサー様とかから、 と終わりを余儀なくされ、退出するわけです。 これを週1回、プロット3稿、脚3稿、合わせて6週ほど——のハズが1〜2回(?)自分の都合(『戦国BASARA』#13の追い込みとか)で飛ばしたので、2ヶ月くらいで書いた脚でした。 で、次にコンテ作業。今回は『この醜〜』#7同様、自分の脚のコンテ化なんで、まあやりやすいわけですね。ほとんどのシーンが脚

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    asakura-t 2010/05/14
    映像に関する教科書的なものでよかったのは『映画に学ぶビデオ術』かな。演出の教科書とは違うかもしれないけど……。
  • WEBアニメスタイル | 板垣伸のいきあたりバッタリ!第166回 メイキング・オブ・『迷い猫オーバーラン!』その2

    第166回 メイキング・オブ・ 『迷いオーバーラン!』その2 前回のような理由で『迷いオーバーラン!』第1話の脚・監督を引き受ける事となって、まずは原作を読んでプロット。ただ今回一番の難関、それは 第1話=原作1巻、p.1〜p.38 キャラ紹介から乙女が希を拾ってくるところまで という原作の単行の配分でした。参考までに、原作1巻の全250ページ中、アニメの第1話に割り当てられたのはたった38ページ(口絵や目次など抜くと実質30ページ)しかない上、内容は登場人物紹介しかありません。矢吹先生の漫画版でもたった10ページ(扉抜くと実質8ページ)で消化してる内容です(ちなみに原作未読の方へ分かりやすく説明すると、原作1巻は矢吹漫画版では第1回目ですべて消化した事になります。あれを60ページにまとめた矢吹先生の手腕は凄いと思いました!)。それを22分ほどのアニメにするにはオリジナルストーリー

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    asakura-t 2010/05/07
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第360回 雑誌を見る目が変わった

    前回(第359回 原稿を書きはじめた頃)の続きだ。アニメージュの仕事を始めてしばらく経ってから、雑誌を見る目が変わった。特に感心したのが、映画の上映スケジュール等を掲載している「ぴあ」の原稿だった。僕は中学の頃から、この雑誌を愛読していたが、ある日、「『ぴあ』って、凄いじゃん!」と驚いた。 例えば、映画を紹介するための短い解説原稿を読んで、猛烈に巧いと思った。少ない文章量で、簡潔に情報をまとめていた。その情報も、単純に粗筋やデータを圧縮したものではなく、書き手の評価や好み、お勧めポイントを織り交ぜていた。さらに言えば、そういった原稿が、「ぴあ」という雑誌が読者に提供している価値観を表現しているように感じられた。それで「『ぴあ』って、凄いじゃん!」と思ったわけだ。 一番驚いたのが「ぴあ」だったが、他の雑誌を読んでも、原稿や記事の組み立てに感心したり、がっかりしたりするようになった。元々、雑誌

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    asakura-t 2010/05/07
  • WEBアニメスタイル | 板垣伸のいきあたりバッタリ!第165回 メイキング・オブ・『迷い猫オーバーラン!』

    第165回 メイキング・オブ・ 『迷いオーバーラン!』 「『迷いオーバーラン!』の各話監督リストに板垣さんのお名前があったんですが……」 「え? こないだ言ってた“ラノベ原作のコミカライズ”って『迷い』の事だったの?」 『迷い』の監督を受けてから間もなくの矢吹健太朗先生と自分のメールのやりとりです。仕掛人は篠崎真哉プロデューサーのよう。ま、なんにしても『BLACK CAT』以来久々に矢吹さん、篠崎Pと一緒の仕事ができるのは嬉しい事でした(『To LOVEる』は2原画描いただけだしね……)。 で、第147回の につながるわけです。この時の電話が福家日左夫様からでした。ここで最初っから話題にされてたのが「第3話が放映されるまでバラさないでください!」と口止めされてた(公式サイトの“監督交渉中”ってのはそーゆー理由) 各話監督制! というヤツです。つまり、「1話1話監督が別」って事。コ

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    asakura-t 2010/04/23
    板垣さんは東映で仕事すればいいんじゃね? と思うんだけど(東映スタイルのほうがあってそうなので)。コネがないと無理かぁ。
  • WEBアニメスタイル | 板垣伸のいきあたりバッタリ!第164回 ジョーの生き方と迷い猫

    第164回 ジョーの生き方と迷い 前回『迷いオーバーラン!』が始まって書きそびれちゃったので書いときました。「ジョー」のマンガ・アニメが最高なのはもちろんなんだけど、“矢吹丈という生き方”にも板垣はかなり痺れてるんです。1970〜80年では男なら誰でも憧れたと思うんですが、自分はいまだに“ジョーのように生きたい”! 何か、20年以上そう思ってるせいかアニメの仕事においても 失敗や恥をかくのって怖くない! んです。もともと自分は「天才なんとかクリエイター」ではありません。失うモノなんて何も思いあたらないし、地位だの権威だのに(もしかしたら金などにも)こだわらなきゃ行動できない天才さんたちの気持ちも当に分からないんです。もしかして失敗するかもしれない仕事に飛び込んでおもいっきりもがき苦しむ——のが楽しいんです。だから基、俺、仕事は断りません。スケジュールが合う限り、どんなジャンルでもや

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    asakura-t 2010/04/15
    あー、矢吹健太朗が『迷い猫』のコミカライズしてるもんなぁ。凄い偶然だな(笑)。// 『迷い猫』の監督表記が毎回変わる(?)意図はそのうち明らかになるんでしょうけれど……。
  • WEBアニメスタイル | フジテレビ山本幸治プロデューサーが語る “ノイタミナ”の軌跡と、新たな展開(後編)

    小黒 今期から1時間枠になったのは、どうしてなんですか? 山 まあ、ちょっとリアルな話をすると、その前にNOISEという枠をやっていたんですよ(08年10月〜09年9月)。『ミチコとハッチン』『リストランテ・パラディーゾ』『青い花』という作品をやったんですが、やっぱり時間帯が深すぎた。もちろん他局ではもっと時間帯の深い作品でも、人気のあるものだってある。だけど、僕らのミッションとしては、より多くの人に観てもらって、ひょっとしたら売れにくい企画でも、この枠でやったから売れたんだというふうにしたかった。しかし、あの時間帯では正直つらかったですね。 小黒 単純に時間の問題? 山 うん。もうちょっと浅い枠でやりたいし、そもそも(アニメ枠を)ふたつに分けてやる意味はない。1時間枠でやりたいという話は、3年ぐらい前からずーっと言い続けていたんですよ。それが実現したのがこのタイミングだった。NOIS

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    asakura-t 2010/04/08
    いい話だなぁ。// 確かにNOISEでやってた作品はノイタミナで続けてやってればよかったのに、という気はしてた。
  • WEBアニメスタイル | フジテレビ山本幸治プロデューサーが語る “ノイタミナ”の軌跡と、新たな展開(前編)

    4月から1時間枠となるフジテレビのアニメ放送枠“ノイタミナ”。2005年に『ハチミツとクローバー』でスタートをきって以来、『モノノ怪』『のだめカンタービレ』『東のエデン』と、数々の話題作・意欲作を世に送り出してきた。4月からの新番組も、オノナツメ原作×望月智充監督の『さらい屋五葉』と、森見登美彦原作×湯浅政明監督の『四畳半神話大系』の2立てという、攻めの姿勢を全く崩していないラインナップ。以降も実写ドラマ版「もやしもん」や『屍鬼』『海月姫』など、興味をそそるタイトルが目白押しだ。 常にフレッシュな感覚を維持し、唯一無二のレーベルとして走り続けてきた“ノイタミナ”。その軌跡と、これからの展望について、フジテレビの山幸治プロデューサーにお話をうかがってきた。 ●PROFILE 山幸治(YAMAMOTO KOJI) 1975年生まれ。ノイタミナ枠の設立からプロデューサーとして参加し、『ハチ

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    asakura-t 2010/04/07
    ノイタミナ枠がいいと思える理由がよく分かった。// そして確かにアニメファンにはウケが悪いよね。いまだに。
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第340回 『王立宇宙軍』パイロットフィルム

    DAICON FILMは『DAICON IV OPENING ANIMATION』「愛國戰隊大日」「帰ってきたウルトラマン」などで注目を集めていたアマチュアフィルムメーカーだ。DAICON FILMのメンバーが中心となり、長編劇場アニメを制作する事になった。それが『王立宇宙軍 オネアミスの翼』だった。プロジェクトの初期段階にパイロットフィルムが作られた。書籍「GAINAX INTERVIEWS」(堀田純司・GAINAX著)によれば、パイロットフィルムの制作が始まったのが、1985年1月。完成したのが、同年春だそうだ。 「東京造形大学の天才少年達が、凄いアニメを作っている」という噂を聞いて、しばらくしてから、『王立宇宙軍』のパイロットフィルムを観る機会があった。仕事で観たわけではない。業界の誰かにこっそりとビデオを観せてもらったのだ。その感想を簡潔に言葉にするなら「これは凄いぞ」だった。感

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    asakura-t 2010/04/05
  • WEBアニメスタイル | 板垣伸のいきあたりバッタリ!第161回 「特捜」買いました!〜制作様の事

    第161回 「特捜」買いました! 〜制作様の事 何を踊ってるかと言えば、前回も紹介した、 特捜最前線 BEST SELECTION BOX Vol.9 を買ったから喜んでるんです!! 今回は収録話数20中12が長坂特捜。これはもはや事件です! 全部観終わった頃、また感想書きますので。え? 知りたくないなどと言っても、勝手に書くのでムダですから……念のため。 とりあえず「特捜」の話はおいといて、今ハッキリ言ってヤバイんです、仕事面白すぎて。 来月放映の新番組やりながら、夏番、秋番(予定)のコンテ! そして、来年から納品を始めるシリーズの監督(日での放映は未定) が、ゴチャゴチャに絡み合っててもう大変大変。でも、このアニメ不況の中、これだけ仕事がいただけるのは当にありがたい事なので、全作品全力投球で今年を駆け抜けようと思ってます。 で、今現在は来月放映のヤツ(脚書いたタイトル発表でき

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    asakura-t 2010/03/26
    やっぱもっと制作進行のことは気にするべきだよね~ // 東映だと演出助手・制作進行がセットだったわけですし。
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第329回 『メガゾーン23 PART II』のベッドシーン

    僕は『メガゾーン23 PART II』を劇場では観ていない。ビデオがリリースされてから、レンタルで観た。劇場公開版とビデオ版が違っている事を知ったのは、レンタルで観た後だったと思う。劇場公開版にあった省吾と由唯のベッドシーンが、ビデオ版ではカットされてしまったのだ。ビデオ版でカットされたのは、ビデ倫などの問題ではなく、ビデオメーカーの判断によるカットだったと聞いてる。 最初は、カットされたシーンを、それほど観たいとは思わなかった。だけど、そのシーンが梅津泰臣自身が作画を担当しており、大変な力作である事を知ってから、観たいと思うようになった。具体的に言うと、アニメビジョンで梅津の特集をやった時に、彼にベッドシーンの生原画を見せてもらって、猛烈に観たいと思った。見せてもらった原画は、省吾が背後から由唯を愛撫しているカットだった。当然、画は美麗であり、緻密。動きの密度も高い。そして、由唯の乳房の

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    asakura-t 2010/03/19
    非実在青少年で盛り上がってる時に『メガゾーン23 PART II』のベッドシーンのお話というのもなかなか。
  • アニメ本・聞いた・見た・買った(82)デジタル化の現在と未来

    アニメ・聞いた・見た・買った(82) デジタル化の現在と未来 「CGWORLD」4月号はもうご覧になっただろうか。「これからの日アニメCG」と題した特集で、アニメにおけるデジタルのあれこれを取り上げている。特にサンジゲンが目指す3DCGによる日のセルアニメ風表現にページが割かれており、フルアニメーションから日風リミテッドアニメの変換など、具体的な方法が紹介されている。アニメの技術的な側面に興味のある人なら、必見の内容だ。 デジタルといえば、紹介しそびれたが、先月末にこんなが刊行された。「アニメスタジオテクニック 〜RETAS STUDIOで学ぶアニメの作り方〜」(ボーンデジタル)、アニメの「基的な知識と技術」を1冊にまとめた書籍だ。監修はテレコム・アニメーション。昨年出た同社監修の「アニメーション・バイブル」(誠文堂新光社)の応用編、といった位置づけだろうか。基的なアニメーシ

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    asakura-t 2010/03/05
    「CGWORLD」4月号は気になるのであとで買おう。。。
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第318回 大切なのは「いる感」(番外編12)

    昨日の原稿を仕上げた後で、アニメの「いる感」について書いておこうと思った。ここ数年、僕がずっと気になっているテーマだ。実は、このテーマで新書を1冊書くという話もあったのだが、半年以上も編集担当から連絡がないところをみると、企画が流れてしまったのだろう。 「いる感」というのは、アニメのキャラクターが目の前に「いる」ような気がする事だ。「いる感」という言葉が指すものは「存在感」に近いけれど、もっと感覚的なものであり、観る側の思い入れも絡んでくる。映像を観ていて、その中のキャラクターが当に生きているかのように感じてしまう。それが「いる感」だ。 個々の人達が意識しているかどうかは別にして、アニメを観る側にとっても、作る側にとっても「いる感」が非常に重要だ。「いる感」が強くなれば、キャラクターに対する感情移入が深まり、ドラマの感動も増す。「いる感」がなければ、キャラクターは単なる画になってしまう。

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    asakura-t 2010/03/04
    「いる感」についてアニメ様がこだわるようになったのはこれ http://bit.ly/bS4APk 以降かな?
  • WEBアニメスタイル | 【情報局】劇場アニメ・トピックス100222 『ドラえもん』最新作からディズニー久々の2D長編まで

    韓国のインディーズ・アニメーションを紹介する映画祭「花開くコリア・アニメーション」が、東京・渋谷のアップリンクファクトリーにて、4月10・11日に開催される。「青春白書」「グロテスクシアター」「銀幕のパレット」と題された3プログラムで、30以上の短編作品を一挙に上映。カンヌ国際映画祭のコンペティションにも参加した『Dust Kid』の監督、チョン・ユミをゲストに招いた座談会も行われる予定だ。大阪・名古屋での上映もあり。また、3月18日からTOHOシネマズ六木ヒルズで開催される「フランス映画祭2010」でも、短編映画プログラムで3のアニメーションが上映される(『燃えよプチ・ドラゴン』『ゴルディーニ車にのった男』『行くぞ! アロンゾー!』)。 さて、劇場では春休みシーズンに向けて人気作や話題作が続々登場。2月27日からは『超劇場版 ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!

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    asakura-t 2010/02/22
    今年は本当に多いな……。
  • WEBアニメスタイル | 板垣伸のいきあたりバッタリ!第156回 メイキング・オブ・『はなまる幼稚園』ED(その2)

    第156回 メイキング・オブ・ 『はなまる幼稚園』ED(その2) 作画は全部、河野恵美で! との白石制作Pからの申し出により、自分は と諸手を挙げて大喜びでした。こーゆー時諸手を挙げるからクリエイターとして二流なんですよ、俺。物の一流クリエイターなら 全部自分でやりたいっ! って言うんでしょうね。少しでも純度の高い自分作品を作りたいと思うはずだから。ところがこの連載を3年間(もう丸3年になるんだ、早ぇっ!)読んでくださってる方ならもうお分かりでしょうが 俺は誰かと一緒に作品を作るのが好きなよーです もちろん「グレパラ」みたいな、コンテ・演出・全企画ってのもやるチャンスがいただけるならば思いっきり楽しく作るんだけど、音を言うと自分は自分の画が 原画マンに演出意図をいちばん饒舌に伝えられる便利な道具 以上の価値がまったくないと思ってるため、俺より魅力的な画を描ける人がいればすぐ頼ってしまう

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    asakura-t 2010/02/19
    これは確かに>アニメーターって自分の描いた原画をタイミングや撮影フレームまで使ってくれた上で完成画面を観ないとなかなか勉強にもならないし、反省もしない(できない)んですよ。
  • WEBアニメスタイル | 色彩設計おぼえがき[辻田邦夫]第115回 もう2月だけど……新春番外編 劇場版ワンピース『STRONG WORLD ONE PIECE FILM』おぼえがき(後編その1)

    第115回 もう2月だけど……新春番外編 劇場版ワンピース『STRONG WORLD ONE PIECE FILM』おぼえがき(後編その1) なんか、いつの間にか2月になってしまいました! 2月。 なんかいきなり寒さが厳しくなって、東京もいきなり雪降ったり……。 しかも巷ではそろそろ冬のオリンピックとかって話が聞こえてますが、この2月、実は4月スタートの番組を抱える身としては、非常に日々プレッシャーなことこの上もないのであります。 だって、少ないんですもの、2月って。いつもの月より2日間も! この2月を上手く制することができれば、きっと3月、そして4月は笑顔で迎えることができる。そう信じて、日々精進の毎日です。 うむ、頑張れ>ニッポン。そして、頑張れ>オレ そんな新番「四畳半神話大系」、乞うご期待!であります。 さてさて。 実は当初の納期は9月中旬でありました『Strong World』で

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    asakura-t 2010/02/09
    凄いな>長年築き上げられてきた「短期海外動仕システム」のおかげで(略)色指定してひとたび動仕発注してしまえば、わずか2~3日で(最終手段的には「12時間動仕」ってのまで)
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第302回 同世代クリエイターへの仲間意識と不満

    1980年代前半の『超時空要塞マクロス』や『うる星やつら』の頃から、アニメファン世代の若手クリエイターの活躍が目立つようになり、1980年代中盤から、彼らが中心になった作品が増え始めた。子どもの頃からアニメを観て育ち、思春期に『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』に出会った世代の人達だ。 僕は、彼らに漠然とした仲間意識を持っていた。例えば『マクロス』や『うる星』で、自分と年齢が近い若手スタッフが活躍しているのを、なかば自分の事のように誇らしく思っていた。『マクロス』におけるメカの描写のコテコテ感、『うる星』の過剰な遊び心は、上の世代にはないものだった。僕らの世代ならではのマニアックさだった。それに対して「僕達の世代は凄いじゃないか!」と思ったわけだ。 その誇らしい気持ちに、1980年代後半から不満や不安が混じりはじめた。主にOVAでそれを感じた。自分達の世代のアニメスタッフは、ちょっと歪

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    asakura-t 2010/02/09