ブックマーク / blog.a-utada.com (17)

  • 民主主義を救うのは抽選によって選ばれた「ふつうの人びと」: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    「熟議の民主主義」と呼ばれる政治手法が模索されている。 行き詰まった政治の現状を打破するのは クジによって選ばれた「ふつうの人びと」かもしれない。 ●選挙で選ばれた政治家の主張はすべて正しいのか 大阪府知事から転身して大阪市長になった橋下徹氏は、高い人気を背景に国政レベルでも「台風の目」になりつつある。橋下氏の主張には賛成できるところもあるし、逆にどうなのかと思うところもあるが、橋下氏の発言でもっとも困惑するのは、「自分は選挙で選ばれたのだから、自分の言うことが民意だ」と、ことあるごとに繰り返している点だ。 橋下氏に投票した人も、その主張すべてに賛成したわけではないだろう。橋下氏ならば行き詰まっている現状を変えてくれるのではないかと、個々の政策の賛成・反対を超えて投票した人も多いはずだ。しかし、「自分の言うことが民意だ」という橋下氏はそうは解釈していない。政策すべて支持されたと思っている(

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    asakura-t 2012/05/16
    二院制の片方は籤で、というのはアリなのかもと思いつつ(それでは成立しない理由も充分ありそうだからなぁ)
  • フェイスブックは「墓碑銘」に向いている: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    「タイムライン」が全世界で格的に導入され始めた。 利用者の一生を記録し、一覧表示できるようになり、 「永久保存」されて格好のネット墓地になる? ●フェイスブックはどうしておもしろいのか アマゾンが日電子書籍事業を始めるかどうかについて途中1回だけ書いたが、それをはさんで秋からずっとフェイスブックについて書いてきた。この連載は今回で714回目だが、ひとつのテーマをこんなに続けて書いたことはない。グーグルもずいぶんとりあげてきたのでトータルするとグーグルの回数のほうがまだ多いだろうが、こんなに続けてとりあげはしなかった。 そうなったのは、SNSについてけっこう早くにとりあげたものの、その後あまり興味を持てず放置していたこともある。ところが、少し調べてみると、フェイスブックはほかのSNSに比べてずっとおもしろかった。使ってみておもしろかったというよりも、「思想」がおもしろかった(こんなにと

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    asakura-t 2012/02/23
  • ソーシャル・メディアでは、誰もが「美しくてステキ」: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    フェイスブックの先進国アメリカでは、数々の病理が生まれている。 「いかにも」な症状ばかりで、 日でもまもなく「発症」するかもしれない。 ●嫉妬深くなる――フェイスブック症候群1 詳細なプロフィールを登録させるフェイスブックにはプライバシーの問題がつきまとっているが、米メディアによれば、それ以外の問題も起こっている。 ツイッターやフェイスブックでつながっている人は、会ったことがなくてもその行動や考えがわかる。こうしたネット上の知りあいは、リアルな世界の知りあいよりもずっとよく知った間柄になる。 だから以前タイトルにしたように、「フェイスブックはストーカー?」ということにもなってくるのだが、ツイートなどをずっと追いかけていると、短編小説を読んでいるような気がしてくる。どこにでもいそうなふつうの人だけど、そこには喜びも悲しみもあって共感を感じる‥‥などということもよく起こる。 リアルな人間の記

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    asakura-t 2012/02/22
    過去にもネットでよく見かけた風景ではある。より悪化してるのかもしれないけど。
  • もっと言葉豊かに自己表現できるようになったフェイスブック: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    自分の行動が筒抜けになるのをプライバシー侵害と思うか ほかの人にもっとわかってもらえると思うか。 そこがフェイスブックについていけるかの分かれめのようだ。 ●自分の人生の回顧ページが自動生成される フェイスブックについて、あれこれ疑問点を挙げながらも、このところ長々と取り上げてきたのは、フェイスブックがネットはもちろん、リアルな世界までも変える可能性があるからだが、フェイスブックは、きわめて興味深いインターフェイスの実験も繰り広げている。 前回は、今年9月のフェイスブックの開発者向けイベント「f8」でのCEOザッカーバーグの言葉をたどりながら、フェイスブックの新たな機能の発表をとりあげた。今回は彼の言葉を通して、フェイスブックがどういう方向に向かっているのかを見てみよう。 今年フェイスブックが打ち出したのは、アプリを使って何を見たり聞いたり読んだりしたかをリアルタイムに情報共有できるソ

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    asakura-t 2012/01/04
    目指す方向性は分かるけど、僕の趣味ではないのだよなぁ(だから興味がもてない)
  • フェイスブックの未来は学生寮にある?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    透明性が高まれば高まるほど世の中はよくなるという フェイスブックの確信はどこから生まれたのだろう。 創立者の過去に、その答えがあるのではないか。 ●「グーグルの時代」の終わり? 1998年に会社を設立したグーグルは、2004年に株を上場して莫大な資金を確保し、ここ10年近くネットは「グーグルの時代」が続いてきた。グーグルが新しいことを始めるたびに大騒ぎ。ネットの枠組みをグーグルが作ってきた。帝王グーグルのもとにネットの統治が行なわれてきたわけだが、そうした「パックス・グーグル」の時代は終わろうとしているのかもしれない。  誰よりもそうしたことを感じているのはグーグル自身だろう。  グーグルのセルフ広告を引っ張ってきた女性幹部シェリル・サンドバーグを筆頭に、グーグルからフェイスブックへの人材流出が続いている。  フェイスブックの野心の大きさからいっても、グーグルが脅威を感じるのは無理もない。

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    asakura-t 2011/12/14
    学生寮感覚の延長というのは納得/だとすれば早晩行き詰まりそうな気もするけれど。
  • フェイスブック化した世界へようこそ: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    フェイスブックが浸透するというのは ネット全体が実名化するということでもある。 そうした次世代のネットの誕生によって起こることは? ●ウェブ全体がフェイスブックに組みこまれていく コンピューター・ウィルスは困った存在だが、ウィルスのように広がるのは、ネットの重要な特徴だ。それがあるときは破滅的な結果を引き起こし、あるときは政治権力をひっくり返し、またあるときは、ボランティアなどの善行を広める。 フェイスブックがネットで広め始めたのは、「実名」である。ネットで情報発信する人々を、匿名の存在から実名の存在に変えていく。 情報発信を実名でするか匿名でするかはしばしばネットで熱い議論になったとはいえ、これはそんなに大きな変化なのか。 私も最初はそう思っていたが、どうもこれは世界を変えるぐらいに大きなことかもしれない。理屈を考えると、そういう気がしてくる。 他のサイトにないフェイスブックの圧倒的に優

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    asakura-t 2011/12/06
    とはいえ、日本で普及するのかねぇ(広告系の方々は普及させたいと思ってるみたいだけど)
  • フェイスブックはストーカー?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    世界最大のSNSフェイスブックと、政府の機密情報をあばくウィキリークス。 いまのネットを象徴するこのふたつの組織は、似た信念に駆られている。 ●フェイスブックうざい、消えてよし 「ツイッターやフェイスブックのようにリアルタイム性の強いソーシャル・メディアでは、自分が何をしているかが他人に筒抜けになる。なんでわざわざそんなことを伝えなきゃなんないんだ」と以前書いたが、フェイスブックについてあれこれ読むと、どうやらこうした違和感は、フェイスブックというソーシャル・メ ディアをめぐるまさに核心の疑問だったようだ。「よくある疑問」であると同時に、フェイスブックの創立者ザッカーバーグが、いまの社会に突きつけた挑戦で もある。 ザッカーバーグの思想の源には、情報の透明性についての信念がある。それはひとことで言えば、「透明になればなるほど世の中はよくなる」というものだ。 そして、好むと好まざるとにかか

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    asakura-t 2011/11/28
  • 電子書籍をめぐって情報戦争が始まった?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    なかなか格的に立ち上がらない電子書籍をめぐって きな臭い情報戦争まで始まったかのようだ。 いろいろな思いが交錯して、電子書籍はどこへ行く? ●奇妙な日経の記事 今回もフェイスブックの話を続けるつもりだったが、電子書籍をめぐって奇妙な動きが出てきたので、今回は予定を変更して、その話を書いておこう。 日経は10月20日に一面トップで、年内にもアマゾンが日電子書籍事業を開始するというスクープ記事を書いた。大手出版社との契約交渉が詰めの段階になっていて、妥結がまもないことを強く匂わせる記事だった。 この話はネットでも話題になったし、記事を読んだ人は、アマゾンが日でも電子書籍事業を開始し、アメリカのように格的な電子書籍時代が来ると思ったにちがいない。実際、日経もそう書いていた。 「電子書籍元年」と呼ばれた昨年来、各大手紙は電子書籍に記者を配置し、ゆくえを追いかけてきた。だから日経に抜かれて

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    asakura-t 2011/11/22
    日経のあれは酷かったよねぇ。もう忘れられてそうだけど。ま、儲からない話に乗るような間抜けは日本では少なそうなのが救いかな。
  • フェイスブックが爆発的人気を呼んだ理由: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    匿名志向の強い日では、「実名登録が原則の フェイスブックは流行らない」などと言われるが、 実名登録したくなる要素がフェイスブックにはあった。 ●もともとのフェイスブックは「お見合いアルバム」 「リアルタイム性の強いソーシャル・メディアは嫌いだ」と以前書いたが、そうは言っても、フェイスブックは、CEOのザッカーバーグの言うとおり、世界を変えるかもしれない。 情報発信を匿名ですべきか実名ですべきかは、ネット誕生以来、熱い議論のマトだった。過熱した事件がしばしば起こる韓国などでは、容易に実名がわかるように立法化までした。 しかしフェイスブックでは、利用者たちが実名で情報発信をしているばかりでなく、性別や誕生日、血液型から学歴などの経歴、好きな音楽映画ゲーム趣味等々、自分の詳細なプロフィールをみずから進んで登録している。 これまでいろいろなサイトが個人情報を得ようと苦心惨憺してきた。フ

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    asakura-t 2011/11/14
    日本の学生だとプロフになるのかな? プロフの写真ってどんな感じだったんだろ。
  • フェイスブックは日本で普及するのか?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    はフェイスブックがトップSNSでない数少ない国だ。 CEOのザッカーバーグは、日攻略に自信を持っているが、 ほんとうに実現するのか? ●巧妙なフェイスブックの日戦略 フェイスブックがソーシャル・ネットワークのトップでない国はもう少なくなった。アクセスをそもそも規制している中国などは別格としても、韓国、ロシ ア、ブラジルと日ぐらいらしい。その日でかならず指摘されるのは、実名登録が原則というフェイスブックの特徴だ。匿名志向の強い日では普及しないと いうわけだ。 実名登録させたうえに顔写真まで載せさせ、詳しいプロフィールも入力させる。誰だかはっきりわかるからこそ逆に安全なのだというフェイスブックの言い分には一理あると思うが、そうした理屈で、匿名志向の強い日のネットの「壁」を超えられるかどうか。 しかし、フェイスブックもさるもの、うまい手を打ち出した。 「コネクション・サーチ」とい

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    asakura-t 2011/10/31
  • 有料ブログはウェブにとって善か悪か?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    リンクをクリックしてアクセスしたら有料のブログだった。 そんなことになったらイヤだなと思うだろうが、 そうしたブログの誕生にも、少しばかりの理はあるように思う。 ●ブログのレベルは上がっているのか下がっているのか 日のブログの水準は上がっているのか下がっているのか。 「ブログがどんどんつまらなくなっている」といったことを書いて、炎上まがいの 騒ぎになったブログがあった。自分たちは楽しんでやっているのに「つまらなくなった」などと言われれば、熱心にブログを書いている人たちは不愉快だろう し、実際のところ、膨大な数にのぼるブログのレベルが全体として上がっているのか下がっているのかは誰にもわからないだろう。 ただ、しばらくぶりにアクセスしてみるとつまらなくなったと感じる有名ブログはよくある。 有名になりすぎて、以前のように好き勝手なことを書けなくなってしまったと思われるブログもあるし、有名になり

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    asakura-t 2011/09/20
  • デジタル・ジャーナリズムのビジネスについてわかったこと: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    オンライン・ニュースメディアの現状を冷静に見つめ、 ネット広告や有料化についてマトを突いた提言をしている 米コロンビア大学のレポートが出ている。 ●新聞社の適正な記者の数 米コロンビア大学ジャーナリズム・スクールの「これまでの物語」というレポートがおもしろい。「デジタル・ジャーナリズムのビジネスについてわれわれが知っていること」という副題で、この5月に公表された。 新聞をはじめとする従来のメディアがデジタル時代にいかに苦境を脱するかというレポートは、これまでアメリカでいくつも出た。しかし、日では参考にならないものが多かった。解決策として、政府の援助や寄付に頼ることが提案されていたりしたからだ。 こうした提案は日では役に立たない。こんどのような大震災ならば寄付も集まるが、「新聞社を救うために寄付を」などと街頭募金をやれば、酔っぱらいにからまれるのが落ちだろう。 新聞社がほんとうに全滅して

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    asakura-t 2011/09/08
    確かにね/そういう意味では日経新聞はもっと評価されるべきじゃないかな?(米国でどこかが同じ事をして成功しないと評価されない気もするけれど)
  • 「いまどうしている?」が「いま何が起きている?」に変わるとき: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    歌田明弘の『地球村の事件簿』 週刊アスキー連載「仮想報道」などの原稿のアーカイヴやリンクが中心です(詳しくは「プロフィール」参照)。編集部との話し合いで、週刊アスキーの原稿は発売後、次の金曜日以降に公開することになっています。つまり、実際に書いたのは公開日の2週間ほど前です。 ツイッターはほかの人と交流するソーシャル・ネットワークというだけでなく、ニュース・メデイアとしての特性を強く持っているという研究をこのところ取りあげているが、そういう見方をする人は少なくない。 ツイッター社の幹部たち自身もツイッターをニュース・メディア化することを考えていたという話は前にも書いたが、彼らのそうした考えがはっきり見てとれるのは、つぶやき(ツイート)の呼びかけの変化だ。 ツイートを入力するウィンドウの上に、日語ページでは、「いまどうしてる?」と書かれている。こう尋ねられれば、「晩ご飯をべている」とか「

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    asakura-t 2011/07/06
    日本化は重要よね。日本化されてないサービスはなんだかんだで流行らない印象。
  • ツイッターはマスパーソナル・メディア?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    大半の人は結局ごく一部のツイッター・セレブの発言を読んでいるだけじゃないかという批判は当たっているが、 非セレブに影響力がないわけでもないらしい。 ●群を抜いて高い「ツイッター・セレブ」の占有率 ツイッターに対するよくある批判に、「大半の人は結局ごく一部のツイッター・セレブの発言を読んでいるだけじゃないか」というものがある。「みんなの叡知」を結集したサイトになっていないというわけだ。 実際ツイッターではトップ10パーセントの人が全つぶやきの90パーセントを占めているという比較的よく知られたハーバード・ビジネス・レヴューの研究がある。09年5月に30万人のツイッター利用者を調査した。 この研究によれば、ツイッター以外の典型的なソーシャル・ネットワークでは、10パーセントの利用者が情報発信の30パーセントを占めるぐらいのものだというから、「ツイッター・セレブ」の占有率の高さはきわだっている。ウ

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    asakura-t 2011/07/01
  • ウィキリークスはメディアをどう利用したか: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    一次情報を見つけることに精力を注いできたのが これまでのメディアだったが、ウィキリークスは そうしたメディアのあり方を一変した。 ●一次情報ありきのジャーナリズムの誕生 前回はウィキリークスが情報機関かどうかについて書いたが、この組織がジャーナリズムの変化を強烈に意識させたことは確かだろう。 これまでのジャーナリズムは、一次情報を集め、報じることに精力を注いできた。ほかのメディアが持っていない情報を見つけ、それを独占的に報じることに最上の価値を見出してきた。 しかしウィキリークスは、それとは違った報道のスタイルを生み出しつつある。 ウィキリークスが提供する情報をもとにした報道では、機密文書という一次情報はすでにそこにある。それも何十万点という簡単には処理できない量である。そんな膨大な情報の出現で、その真偽を確かめ、情報の意味を探ることがメディアの重要な仕事になってきた。 もっとも、どこまで

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    asakura-t 2011/05/10
    参考:http://soulwarden.exblog.jp/13547882/ (悪の巣窟「記者クラブ」があまり悪じゃない件について)
  • 本の電子化をめぐる「世紀の裁判」のとりあえずの結論: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    グーグルの電子化事業をめぐる和解案が、 米地裁によって却下された。 日も含めて世界中を騒がせた和解案だったが‥‥ ●グーグルは裁判に負ければ306兆円の賠償金? 欄で近々書くと予告している「宿題」が増えてしまった。 ウィキリークスについて書き始めたものの震災で中断しているし、ツイッターについても、たんにひとつのサービスが流行っているということを超えてウェブのありようを変えるのではないかという気がしてきて、今週号あたりで取りあげるつもりだった。けれども、震災後の3月22日、もうひとつ気になる動きがあった。それは、大きな図書館の蔵書をまるごと電子化しネットで有料閲覧させるグーグルの事業をめぐる和解案が、ニューヨーク地裁によって却下されたことだ。 和解案が打ち出した壮大なプランに圧倒されていまや忘れてしまいそうだが、却下を言い渡した地裁の意見書が的確に指摘しているように、そもそもこの裁判

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    asakura-t 2011/04/25
  • アマゾンと出版社のあいだに横たわる深淵: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    歌田明弘の『地球村の事件簿』 週刊アスキー連載「仮想報道」などの原稿のアーカイヴやリンクが中心です(詳しくは「プロフィール」参照)。編集部との話し合いで、週刊アスキーの原稿は発売後、次の金曜日以降に公開することになっています。つまり、実際に書いたのは公開日の2週間ほど前です。 出版社団体は、数々の電子書籍事業に対して、 どう対応しようとしているのか、 日電子書籍出版社協会に話を聞いた。 ●出版社は電子書籍事業に後ろ向き? iPadの発売がメディアをにぎわしていた今年5月、今回話を聞く細島三喜・日電子書籍出版社協会(以下、電書協)事務局長のあるコメントが、ネットでさかんに取り上げられた。 紙の出版を維持できないのであれば電子書籍事業に協力できないというロイターの記事に載ったコメントだ。大手出版社31社(9月時点で41社)が今年2月に集まって結成した電書協が、電子書籍という名前を掲げていな

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    asakura-t 2011/01/14
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