あの名作が帰ってきた!増田薫が描く中華料理探訪マンガ『いつか中華屋でチャーハンを』の2ndシーズン、第1話のテーマは「麻婆春雨」。日本発祥(?!)の中華料理、麻婆春雨の知られざる進化とは?
今回「りっすん」にご登場いただくのは、モデルと看護師、二足のわらじを履く青木美沙子さん。学生の頃、雑誌『KERA』で読者モデルとしてデビューし、瞬く間にロリータファッション好きの間でカリスマ的存在に。2009年には外務省から“カワイイ大使"に任命され、日本のロリータ文化を世界にも発信。その一方で、看護師としての経験も着々と積み重ね、異なる二つの職業を両立し、エネルギッシュに働いています。 20代前半、大学病院に勤務していた頃は、夜勤明けで撮影に行くなどハードなスケジュールもこなしていた青木さん。将来のことも見据えた戦略的な考え方や、ロリータファッションを布教する上での偏見や葛藤など、働くことを通した青木さんの哲学を語っていただきました。 モデルと看護師、激務でも両方続ける理由 青木さんはロリータモデルとして活躍されていながら、看護師の仕事もずっと続けていらっしゃるんですよね。モデルと看護師
外出自粛期間中、「ステイホーム」というスローガンとともに、さまざまなメディアで時間を活用する方法が伝えられました。初めての自炊にチャレンジしたり、本や映画でインプットの量を増やしたり、語学の勉強を始めてみたり。当然、空いた「おうち時間」を“有意義”に使うのは素晴らしいことです。 しかし、そうした世間の「何かをしなければいけない」という空気感に対し、追い立てられるような気持ちになってしまった人もいるのではないでしょうか。初の緊急事態宣言発令という未曾有の危機ですら、糧にしなければいけないのだとしたら、どこか息苦しさも感じてしまいます。 そこでお話を伺ったのは、お笑いコンビ・髭男爵の山田ルイ53世さん。日頃から「前向きでいないと!」「素敵に暮らさないと!」といった“過剰な提案”に疑問を呈し、「ぼーっと無意味に過ごしてもいいのではないか」と語る山田さんに、今回は“無意味な時間を過ごすこと”をテー
皆口裕子さんという声優をご存じでしょうか。 あまりにも有名な声優ですが、念の為お仕事のほんの一部をご紹介すると― 1980年代 ・『ねるとん紅鯨団』のナレーション ・アニメ『YAWARA!』主人公・猪熊柔役 1990年代 ・アニメ『ドラゴンボールZ』のビーデル役 ・アニメ『美少女戦士セーラームーン』のセーラーサターン役 2000年以降 ・ゲーム『ラブプラス』の姉ケ崎寧々役 ・ゲーム『グランブルーファンタジー』のソーン役 僕は年代的に『YAWARA!』の声をドキドキしながら聞いていました。 いかにもアニメ~!っていう作った声じゃなくて、同じクラスの好きな子が喋っているかのような自然な……あ、僕の話はどうでもいいですね。 とにかく、時に可愛く、時に妖艶な「奇跡の声」それが皆口裕子さんなのです。 どうも、ライターの倉沢学です。 今回は、声優・皆口裕子さんに、声優の世界について色々とインタビューし
秋葉原といえば何をイメージするだろうか? 例えば「オタク」「家電」「パソコン」「AKB48」など……近年では外国人観光客が大挙して集まる街としても知られている。 しかし秋葉原は、今の“表の顔”しか知らない人には思いもよらない過去を数多く抱える街だった。 例えば、秋葉原には1989年まで巨大な青果市場があった。今もUDXビルの前には碑が残り、かつての姿を見ることができる。 かつて秋葉原にあった神田青果市場。相当な広さだったことがわかる そして水運の要所でもあり、現在のヨドバシカメラのあたりは船だまりだった。 1947年時点での秋葉原駅付近の航空写真。水路が残っているのが見える(国土地理院提供) さらに江戸時代には、今の「原宿」のようなファッションの発信地だったというのだ。 古着屋だった建物が今も残っている(現在は営業終了) そうしたかつての姿について聞くべく、地元で数百年続く老舗を訪ねた。
イラストと文 ぬっきぃ テクニカルイラストの例です(架空の部品です) はじめまして! 主にテクニカルイラストを描いている、“テクニカルイラストレーター”のぬっきぃです。 「テクニカルイラストって、そもそも何なの?」という人も少なくないかもしれません。 家電や家具、車、おもちゃといった製品やサービスに付属される「取扱説明書」にあるイラストを描く人……と言えば、大体の人に伝わるのではないでしょうか。 そんな「取扱説明書」のイラストを描き続けて早いもので約10年になります。2016年からは、テクニカルイラストを生かしたWebライターもしています。 取扱説明書は製品の開発中・発売前に作られます。また、テクニカルイラストの著作権は企業に帰属する契約が基本。そのため、私の名前が出ることはありません。また、自分が描いたことも言ってはいけない職業とされています。その制約もあって、最初は本業にするつもりじゃ
1975年に放映開始した『秘密戦隊ゴレンジャー』にはじまり*1、およそ40年の歴史を誇るスーパー戦隊シリーズ。特撮ヒーロー作品の代表格として知られる「戦隊」において、女性で初めて監督を務めたのが荒川史絵さんです。高校生の頃『激走戦隊カーレンジャー』に憧れ、映像系の大学を経て特撮の道へ進んだ荒川さん。助監督としてさまざまな戦隊シリーズに関わり、2015年に『烈車戦隊トッキュウジャー』のVシネマ作品『行って帰ってきた烈車戦隊トッキュウジャー夢の超トッキュウ7号』にて監督デビューを果たします。 仕事がどんなにつらくても、目標になかなか手が届かなくても、戦隊を嫌いになることはなかったという荒川さん。好きを仕事にし、大きな夢を叶えるまでの道のりについて伺いました。 高2の夏、突如「戦隊ヒーロー」に開眼 まず、荒川さんが戦隊に本格的にはまったきっかけを教えてください。 荒川さん(以下、荒川) 高校2年
読売新聞東京本社で政治記者を経て専門委員を務め、「よみうり大手町ホール」の企画プロデューサーとしても活躍する鈴木美潮さんは、“大の特撮ファン”として知られる存在です。記事を執筆し、コメンテーターとしてテレビ番組にも出演する一方で、自ら特撮ヒーロー番組に出演した俳優やアニソン歌手をゲストに招くトークイベントを企画・開催。精力的に仕事と趣味の両方に取り組み続ける鈴木さんに、その経緯や情熱についてお話を伺いました。 「どこまで食らいついてくるのか」試された 鈴木さんの今のお仕事について教えてください。 社長直属教育ネットワーク事務局の専門委員として、「読売教育ネットワーク」が開催する「出前授業」で講師をしています。いろいろな学校に出向いて、新聞の読み方、メディアリテラシー、18歳選挙権や主権者教育の話をします。ホール企画部の企画プロデューサーも兼務していて、東京・大手町の読売新聞ビルの中にある「
(写真左から)内藤圭祐さん、坪田文さん 2004年放送の『ふたりはプリキュア』以降、毎年新シリーズが制作されているアニメ「プリキュア」シリーズ。初代から一貫して「女の子の憧れ」を描き続けてきました。2018年放送の最新作『HUGっと!プリキュア』では、「子どもを守るお母さん」や「仕事」を主軸に据え、子どもだけでなく子育て世代や働く大人にまで広く共感を呼んでいます。 「子育て」というテーマ設定に至った経緯やそこに込められた思い、また、大人からの反響をいかに受け止めているのか、プロデューサーの内藤圭祐さん、シリーズ構成および脚本を手掛ける坪田文さんにお話を伺いました。 一番大事にしているのは、子どもたちへのメッセージ ©ABC-A・東映アニメーション 『HUGっと!プリキュア』は「子育て」や「仕事」がテーマ。初代プリキュアのスタートから15周年の節目の作品ということで、過去に「プリキュア」に熱
こんにちは。ライターの斎藤充博です。 先日、生まれて初めての同人誌を作って、小さな即売会に参加しました。 66ページの同人誌を400部刷ってみたところ、86,000円くらいかかりました(オフセット印刷・一部カラーあり・早期入稿割引付き)。 本がこのくらいの値段で作れるなんて、ぜんぜん知らなくて。超楽しい経験でした。 今回印刷をお願いしたのは、東京都の文京区にある「スターブックス」という印刷所です。 同人誌製作についてよく知っている友達によると、スターブックスは丁寧で評判が良い会社だとか。僕が作った入稿データはメチャクチャだったのですが、確かに親切に事細かく教えてくれました。 なかでも驚いたのは「目次に書いてあるページ数がバラバラですよ!」と指摘してくれたこと。そんなに中身を細かく見てくれているんだ! もっと一発勝負かと思っていました。 僕の同人誌を印刷してくれたのは一体どんな人たちなんだろ
こんにちは〜! 株式会社人間の社領エミです! みなさんはご存知でしょうか? 海外映画、日本でポスター作ったら全然別物になっとるやんけ問題を! このような、 本国で公開した時と日本で公開した時で ビジュアル・タイトル・キャッチコピーが全く違う という現象が、一時ネット界で「ダサい」「ダサくない」の論争を巻き起こしたそうなのです。 その中でも特にこちら、「少女生贄」という映画が…… ンボボボボオォ……って何……? ビジュアル自体はそのままといえ、なんか完全にチョケてない……? いいの〜!? 怒られないの!? まぁこんだけ目立つように「ンボボボボオォ」って書いちゃってるんだから、「このお化け、もちろん映画の中で『ンボボボボオォ』って言うんだろうな〜」と思うじゃないですか。 気になったので観てみたんですけど、こいつ一切「ンボボボボオォ」って言わないんですよ……。 な、なんで「ンボボボボオォ」ってつ
こんにちは、ライターの根岸達朗です。 突然ですが、皆さんは校正・校閲(こうせい・こうえつ)という仕事をご存知でしょうか? 校正ってほら、誤字脱字がないかとか、文章のまちがいを指摘したりするアレで、校閲はうーんと…… なんて、あやふやな知識でこの仕事を捉えてる人も多いかもしれませんが、なにを隠そう、ぼく自身がそのあたりをイマイチ理解してなくてですね…… 「ちょっとー! 開き直ってるけどいいんですか。校正・校閲がなんたるかを知ることは、ジモコロの価値を高めることにもつながるんですよ?」 「そうなの? なんかすごい職人仕事だというようなことは聞いたことあるけど」 「じゃあ今回は、校正・校閲の専門会社『鴎来堂(おうらいどう)』の柳下恭平(やなした・きょうへい)さんを取材しましょう。知識の幅が広くて、話がめちゃめちゃおもしろい人なんで! 絶対ためになるやつなんで!」 「へ〜校正・校閲専門の会社かぁ」
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