コミケに行くと、ニッチな技術情報が手に入る いつもは『マンガで分かるプログラミング用語辞典』を描いている、クロノス・クラウンの柳井です。コミケには、途中で数年のブランクがあったりしながら、20年ぐらい前から参加して、同人誌や同人ゲームを売ったり買ったりしています。 実はコミケには、本屋で売っていないような、ニッチでエッジなプログラミングやハードウェア、IT技術の同人誌が売っています。顧客が少なく出版社が刊行しづらそうな本が、有志の手によって作られて販売されているわけです。 そういったニッチでエッジな情報は、ネットでも手に入るのではないかと思うかもしれません。確かにそうなのですが、ネットで手に入る情報の多くは、個別のノウハウ的な内容が多いです。対して本としてまとめたものには、本といった体裁になっていることでのメリットがあります。 本は、まとまった分量を書くために、周辺知識も含めた情報が多いで