【読売新聞】「これじゃ、無料の宿題代行業者が現れたようなものだ」 東京都内の私立中高一貫校の英語科教諭(56)はため息をついた。昨年度の冬休み、中1の生徒に英語で日記を書く宿題を出したところ、現在完了形など教えていない英文法が使われ
【読売新聞】 長野県飯山市の江沢岸生市長は22日の定例記者会見で、昨年12月に自身のX(旧ツイッター)への投稿内容に対する批判を受け、投稿を削除したことを明らかにした。 江沢市長は昨年12月16日、下水道に下着やマスクを流す人に触れ
外務省は、夏休みに海外旅行に出掛ける人々に旅先での安全対策を促すキャンペーンの一環として、「めっちゃ旅慣れた人が言いそうな名言」をお題に、海外での安全対策に関する投稿をツイッターで募集している。ツイッターでのユニークな発信で70万人を超すフォロワーを持つ河野外相が優秀作品を選ぶ。 投稿企画は、外務省の持つ公式ツイッターアカウントの一つ「外務省やわらかツイート」に「#海外安全選手権」のハッシュタグを付けて応募する。8月2日まで。外務省は、9月1日までの海外安全対策キャンペーン期間中に、お題を変えて計3回、投稿募集を行う予定だ。 外務省の海外安全情報をメールで受け取れる「たびレジ」への登録などを呼びかける狙いがある。
長野県警中野署は8日、同県山ノ内町の「ホテルサニー志賀」で、宿泊中だった高校生約170人の財布(現金約80万円在中)や、携帯電話などが盗まれたと発表した。 県警の発表やホテル、学校関係者によると、被害に遭ったのは川崎市内の私立高校2年の女子生徒で、6日から3泊4日の日程でスキー合宿のため宿泊。財布などは学校側が7日午後10時頃に生徒から集めて袋に入れた後、段ボール5箱に入れてホテル側へ保管を依頼。ホテル関係者は事務所の床の上に置いていたが、8日午前7時半頃、なくなっていることにホテルの社長が気付いた。 事務所前には防犯カメラがあり、県警は確認を進めている。 同じホテルでは昨年8月、夏季合宿中だった東京都内の大手学習塾の中学生約340人分の財布などが盗まれる事件が起きている。
3D(3次元)プリンターで製造されたとみられ、殺傷能力のある樹脂製の拳銃を所持したとして、神奈川県警は8日、川崎市高津区に住む20歳代の大学職員の男を、銃刀法違反容疑で逮捕した。 県警は既に銃を押収しており、鑑定で殺傷能力があると確認したという。 県警によると、3Dプリンターで製造された立体の構造物(3Dプリント)とみられる銃が国内で押収されたのは初めて。 捜査関係者によると、男は4月中旬、自宅で3Dプリントとみられる銃2丁を所持した疑いが持たれている。県警は同月、男の自宅から5丁を押収。県警科学捜査研究所で鑑定し、このうち2丁は弾丸を発射でき、殺傷能力があると判断した。適合する弾丸は見つかっていない。 銃押収の際、県警は、男の自宅に3Dプリンターがあるのを確認。男は、この時の事情聴取に対し、「自分が作ったことは間違いないが、違法とは思っていなかった」などと話したといい、県警でくわしい経緯
信号機を使わない「ラウンドアバウト」と呼ばれる円形状の交差点が注目を集めている。 構造上、進入する車は必ず減速しなければならないため、重大事故が減らせるほか、信号機いらずで停電時の心配もない。欧米ではすっかり定着しているが、ドライバーは信号機任せにできない分、合流のタイミングなどで「判断力」が試される場面もしばしば。果たして日本では――。 ◆維持費も安く 長野県飯田市の「東和町交差点」は今月5日、直径30メートルのラウンドアバウトに生まれ変わった。信号機を撤去して交差点を改修した全国初の試みで、同市は「交差点で減速するので、『以前より安全になった』という声が多い」という。 信号機にかかる維持費、電気代も削減でき、約20年ごとに必要な信号機の交換も不要。信号待ちが不要になるため、市では、この交差点での二酸化炭素(CO2)排出量を1割程度削減できると試算している。 名古屋大の中村英樹教授(社会
日本マクドナルドは20日、注文から60秒以内に商品がそろわなかったらハンバーガー無料券をプレゼントする「ENJOY!60秒サービス」を、来年1月4~31日に行うと発表した。 対象はすべてのメニューで、会計終了後から商品を渡すまでの時間が60秒を超えれば、人気ハンバーガー「ビッグマック」(通常価格290~340円)などと引き換えられるハンバーガー無料券がもらえる。60秒以内でもコーヒー無料券がもらえる。 来年1月14日の成人の日には、新成人へのビッグマック無料プレゼントも実施する。14日午前10時半~15日午前4時59分の間に、自動車の免許証など年齢を確認できる物を店舗で示せば、無料で1個もらえる。対象は1992年4月2日~93年4月1日生まれ。
「引っ越すため飼えない」「しつけに失敗した」「飽きた」――。 飼育放棄された犬猫は、動物愛護法に基づき、都道府県や政令市、中核市が運営する「動物管理センター」などと呼ばれる施設に送られ、引き取り手がない場合、殺処分される。 引き取られた犬猫の大半は、野良犬・猫と同様に殺処分されており、動物との共生を訴えるNPO法人「地球生物会議」(東京都文京区)によると、10年度の都道府県別の殺処分数は〈1〉愛知(9958匹)〈2〉大阪(9924匹)〈3〉広島(9128匹)の順で、愛知県は02年度以降、常にワースト3位以内に入っている。 このため、愛知県と、県内では独自に引き取りを行っている名古屋、豊田、岡崎、豊橋の4市は、引き取りを有料化することで安易な飼育放棄を少しでも減らそうと、昨年4月から1匹あたり2500円(子犬・子猫は500円)の手数料を徴収している。 また、県は4市を除く市町村での引き取りを
3月に京都府で開かれた、高校生を対象にした全国最大規模の化学研究の発表会で、米子高専(鳥取県米子市)の学生が手がけた、卵の膜で太陽電池を長持ちさせる研究が最優秀賞に選ばれた。 昨年、「日本学生科学賞」(読売新聞社主催)の中央審査で入選2等となった内容を改良。試行錯誤の末に、より高い性能を出せる条件を見つけ、栄冠をつかんだ。すでに食品会社から開発協力の申し出も受けており、学生たちは実用化という夢に向け、期待に胸を膨らませている。 受賞したのは同校の「B&C研究同好会」のメンバー4人。日本農芸化学会が主催する「ジュニア農芸化学会」で、卵の膜を粉末状にして太陽電池の電極に載せることで、電池の持続力を高める成果を発表し、65点の応募作のうち、審査員から最も多くの票を集めた。 同会は、卵の膜で太陽電池が長持ちする性質を発見し、昨年2月から開発を続けてきた。昨夏には通常より30倍持続力のある電池の開発
香川県観光協会は、「うどん県」をうたった観光キャンペーンの一環として作った「うどん県章」バッジ(1個300円)を5500個追加で用意し、主要観光地などで販売している。2月に500個を売り出したが、2日で完売。今回の増産分も売り切れ必至の勢いという。 バッジは「うどん県副知事」の俳優・要潤さんが、PRビデオの中で着用。初回分が売り切れた後も「社員に着けさせたい」といった企業などからの問い合わせが相次いでいた。 栗林公園(高松市)のほか、さぬき産業工芸館「サン・クラッケ」(同)などでも販売。100個単位の大口購入もあるといい、同協会は「さらに発注が必要かも」とうれしい悲鳴を上げている。
自民党は8日の衆院予算委員会で、マルチ商法(連鎖販売取引)業者からの献金などが問題となっている山岡消費者相を追及し、山岡氏や元秘書らの証人喚問を要求した。 自民党の平沢勝栄氏は「山岡氏の事務所関係者から、山岡氏が『事務所経費が厳しいからマルチで稼いでくれ』と言ったと聞いた」と指摘。山岡氏や元秘書らの証人喚問を求めるとともに、山岡氏にマルチ業者との関係を明らかにするよう迫った。 山岡氏は平沢氏の指摘に対し、「断じてそのようなことを言った覚えはない。名誉毀損(きそん)だ」と激しく反論した。 自民党は今国会で参院に、山岡氏に対する問責決議案を提出する方針を固めている。決議案に他の野党の賛同も得るため、委員会審議で山岡氏への追及を強めている。
食品卸大手の甲信国分(山梨県甲府市)とプラスチック製造のES製品事業組合(笛吹市)は1日、ペットボトルの材料となるポリエチレンテレフタレート(PET)を使った割りばしの開発に国内で初めて成功したと発表した。 ペットボトルと同じように捨てることでリサイクルの流れに乗せることができる。 木製の割りばしは、中国での需要拡大を受けて値上がりが続いているといい、甲信国分の取引先の弁当店が「ペットボトルではしが作れないのか」と問い合わせたのが開発のきっかけ。500ミリ・リットルの廃ペットボトルを砕いたペレットから1~2膳製造できる。太い部分に「PET」と表示するほか、店頭のポスターなどでペットボトル同様の回収が可能なことを周知する。 PETは、厚みがあるものを作る際、透明感を出すのが難しい素材だが、成型時に金型から外すまでの時間を短くすることで、透明化に成功した。 1膳5円弱での販売を目指しており、今
大王製紙の井川意高(もとたか)前会長(47)による巨額借り入れ問題で、井川前会長が連結子会社から借り入れた計約106億円のうち約90億円が、海外のカジノ関連会社の口座に前会長名義で入金されていたことが27日、関係者の話でわかった。 大王製紙の特別調査委員会の調べで、このほか十数億円が米国のカジノ運営会社の口座に直接振り込まれていたことが判明しており、借入金のほぼ全額の100億円超が海外でのカジノに使われていた疑いが出てきた。 大王製紙は28日にも調査委の調査結果を公表し、近く会社法違反(特別背任)容疑で井川前会長を東京地検特捜部に告発する方針。特捜部は調査結果の分析などを経て、前会長本人から事情聴取するなど本格捜査に乗り出すとみられる。
全国の書店で被害が絶えない女性客への盗撮。福岡県警中央署が福岡市内の書店と協力し、立ち読み中でも背後の動きに気づきやすいよう書棚に小型の鏡を張りつけたところ、設置場所では被害がゼロになった。 同署は「さらに効果を確認したうえで、理解が得られれば、ほかの書店にも設置を呼びかけたい」としている。 中央署によると、管内の中央区では昨年、34件の盗撮を確認。そのうち11件が書店で起きていた。今年も今月11日時点で18件を確認し、うち7件が書店だった。 立ち読み中の女性に背後から近づき、携帯電話のカメラ機能を使ってスカート内を撮影する手口が一般的。20歳代の男性が多いという。書店では本に熱中し、洋服店などに比べて被害に気づきにくいため、同署は「実際はその倍以上の盗撮が行われている可能性もある」とみている。 このため、同署は6月、大手のジュンク堂書店福岡店に協力を求め、被害が多い美容や育児、看護などの
鞘(さや)から抜いた日本刀を公道で持ち歩いたとして、熊本県警熊本南署は20日、熊本市新町2、飲食業工藤哲士容疑者(45)を銃刀法違反の疑いで逮捕した。 発表によると、同容疑者は同日正午頃、自宅近くの県道で、美術鑑賞用として県に登録している日本刀(刃渡り約68センチ)を正当な理由なく携帯していた疑い。 周辺住民から「日本刀を持った男が『ウオー』と声を上げながら道を歩いている」との通報があり、署員が現場に急行。自宅マンションにいるところを署に連行した。当時、酒に酔っており、日本刀を持ったまま焼き菓子を購入し、自宅に帰ったという。 焼き菓子を売った店の女性店員(63)は「怖かった。しかし、脅すようなことはなく、『これください』と言って、焼き菓子を買っていった」と話していた。
少女は、小学6年の頃から実母に命じられて売春をし、そのほとんどを実母に渡していた。覚醒剤も実母に勧められて始めた。道警捜査員は「あまりにひどい家庭環境」と虐待ともいえる生活実態に言葉を失う。 同署は20日午前、少女にわいせつ行為をしたとして、暴力団関係者の男(36)を道青少年健全育成条例違反容疑で逮捕した。 少女が逮捕されたのは8月中旬。札幌市内の自宅アパートにいたところを任意同行を求められ、尿検査で覚醒剤成分が検出された。実母の再婚相手に注射されたという。 捜査員にした少女の説明では、両親は幼い頃に離婚し、実母と生活していた。きょうだいは何人かいるが、父親が誰なのか説明できないほど複雑。実母は覚醒剤の乱用者で逮捕もされている。 少女は、実母に命じられ小学6年の時に初めて売春をした。自分で出会い系サイトにアクセスして相手を探し、もらった約1万円は実母に渡した。実母からは「覚醒剤が欲しいので
三重県四日市市のスーパーで2004年2月、警察官らに取り押さえられ、翌日に死亡した男性(当時68歳)の妻(71)が、警察官の制圧行為は違法だったとして、同県に約5700万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が9日、名古屋高裁であった。高田健一裁判長(長門栄吉裁判長代読)は1審・津地裁が認めた賠償額を大幅に増額し、県に約3640万円の支払いを命じた。 判決によると、男性は04年2月17日午後、四日市市のスーパーで、女性に「泥棒」と叫ばれ、周囲の人たちに取り押さえられた後、駆けつけた四日市南署の巡査に制圧された。男性は制圧中、嘔吐(おうと)して意識を失い、心不全を引き起こした後、翌日、死亡した。男性は犯罪とは無関係だった。 1審判決は、男性が逃走や反抗する危険性が小さかったうえ、体重94キロの大柄な巡査が20分弱にわたって男性を押さえ続けたことから、「制圧行為は違法な公権力の行使だった」とした
新潟県柏崎市で5日、こんにゃく入りゼリーで男児(6)が窒息し、意識不明となった事故で、消費者庁は10日、事故は「製品が原因で起きたものではない」との見解を明らかにした。ただ、詳しい原因については「プライバシーの問題があり言えない」としている。
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