安倍総理大臣は拉致被害者の家族らが開いた集会で「残念ながら日朝首脳会談は、めども立っていないのは事実だ」と述べたうえで、問題の解決に向けて、首脳会談の実現を目指す考えを強調しました。 この中で、安倍総理大臣は「拉致問題は、今日まで解決できなかった問題であり、そう簡単なことではない。残念ながら日朝首脳会談は、めども立っていないのは事実だ」と述べました。 そのうえで「解決に向けてわが国自身が主体的に取り組まなければならず、私自身がキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と直接向き合わなければならないとの決意だ。条件を付けずにキム委員長と会って直接に、率直に、虚心坦懐に話をしたい」と述べ、日朝首脳会談の実現を目指す考えを強調しました。 集会に先立って安倍総理大臣は、横田めぐみさんの母親の早紀江さんらと面会し、今月25日から日本を訪れるトランプ大統領が、おととしに続いて再び家族らと面会することに