IPルータ向けの新しいオープンソースソフトウェアを開発する研究者らは、LinuxがOSの世界に与えたようなインパクトを、ルータの世界にも持ち込みたいと考えている。 XORP(Extensible Open Router Platform)と呼ばれるソフトウェア開発プロジェクトが、カリフォルニア大学バークレー校と密接な協力関係にあるInternational Computer Science Instituteという独立系調査団体で進められている。同プロジェクトには3人の開発者が携わっているが、そのひとりであるOrion Hodsonによると、同ソフトウェアのバージョン 1.0は6月にリリースされるという。 XORPは主に研究用として開発されているが、最終的には低コストな商用ルータの構築に利用され、企業ネットワークやインターネット上でパケットベースのトラフィックを扱う可能性があるとHodso