タグ

ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/natsume (4)

  • サンケイの知財取材:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    サンケイ新聞の知財特集の取材を受けました。取材にきたのは経済担当記者で、マンガのこと、漱石遺族として、などふだんしない取材をしているようです。記事はすでに掲載されてるようですが、サンケイWEBに特集取材の日記があり、そこにも書かれてます。 「夏目漱石の孫にお会いしました。」 「夏目房之介さんにお会いました」 とても好意的に書かれています。ただ、こういうコメント取材ではつねにあることですが、 人からするとニュアンスの違いはある。死後70年延長問題には、たしかに僕は批判的です。そもそも「死後ン十年」の権利にまともな根拠がない、人ではなく継承者が恩恵を受けることに論理的な正当性を見出せないんで。 しかし一方で、著作権を知財として考えたとき、国際的な競争の場面では日だけ70年にしないことで生じる利益、不利益があり、著作権が国際的な関係の比重を高めている分だけ、大きな問題になる。もし、日だけ

    サンケイの知財取材:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
  • 『のだめカンタービレ』と「キャラ」の現在:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    やっぱり、けっこう面白いけどなぁ、テレビ。 オーボエのクロダなんか、かなりイイんじゃないかね。のだめに恋する瞬間なんか笑ってしまったよ。ところで、今日気づいたんだけど「ピンクのモーツァルト」って松田聖子だったっけ? 遅! 先日、前の奥さんの家で6人ほどで話していてテレビ『のだめ』の話になった。前奥さんは、あまりにも無理にマンガを真似た学芸会がシラけて全然ダメな人で、たしかにそういう意見もブログで散見する。でも、今日のハリセンがのだめを片手でポイと持ち上げてピアノに座らせるとこなんか「マンガやってます!」っていうのがおかしかったんだけどな、僕は。のだめの先生だった西村とハリセンもよかったな。ミッチーもそろそろ領発揮するかな。 まずは、この「わざとらしさ」を受け入れるかどうかで賛否両論がくっきり分かれる傾向にあるみたいだ。ひょっとしてリアリズム傾向の受け手に拒絶感が強いんだろうか。 次に、

    『のだめカンタービレ』と「キャラ」の現在:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    assa
    assa 2006/11/30
    マンガと映像。キャラ的なもの。
  • 『手塚___起源』授賞「問題」について - 夏目房之介の「で?」 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]

    竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』のサントリー学芸賞受賞に関して、まず批判的な反応がマンガ論系ブログで始まり、その後けっこう「ある種の反響」というか、どっちかつうと「盛り上がってるみたいだぜ」的な「盛り上がり」のようなものになりつつあります。 でも、これもブログの特徴のひとつでしょうが、最初の反応に反応している二次的な反応群は、ほとんどが『手塚~起源』を読んでない人だったりします。そもそもが「お気楽」なブログなわけだから、別に当該のを読んでなかったら書いちゃいけないとかって話じゃないですが、最初の反応と二次的反応のあいだには、マンガを考えたりする上での「切実さ」に大きな距離があります。 くりかえしますが、それが「悪い」わけではない。が、 この受賞問題がブログで「問題」化する事態に対しては、いくつか基礎的に考えておいたほうがいい事柄があるように思います。 ブログというのは(A)「

    『手塚___起源』授賞「問題」について - 夏目房之介の「で?」 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
  • 『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』サントリー学芸賞!:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    大人氏「みやもメモ」で知ったんですが「サントリー学芸賞」(芸術・文化部門)なるものを、あの竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』(講談社)がとっちゃったらしいです。驚いたなぁ。サントリー学芸賞って、そんなレベルだったんだ。しかも伊藤剛『テヅカ イズ デッド』(NTT出版)をおさえてってことでしょ。しょうもな。 〈社会・風俗〉部門の マイク・モラスキー『戦後日のジャズ文化 ―― 映画・文学・アングラ』(青土社) は、個人的にイイと思うよ。面白かったし、学術的配慮もしてあった。でもさ、『手塚~起源』は、もう笑うしかないじゃん。ほとんどページごとに突っ込みどころがあるじゃん。いやはや。宮氏ならずとも「コラコラ」っていいたくなるよなぁ。 〈選考委員はこの著作を今までこの部門では受賞作のなかった後発の分野の著作として、甘く採点していたのではないかという疑念を抱かざるを得ないのです。〉

    『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』サントリー学芸賞!:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
  • 1