京都大学を卒業後、一度就職したものの28歳で会社を辞め、しばらくふらふらしていたphaさん。「自分が居心地が良い空間」を探し求めていたら、ひょんなきっかけでシェアハウスの世話人をすることになって…。 *前編はこちら http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52611 仲間がいればお金がなくても楽しく遊べる 昼過ぎに目を覚ましてリビングに行くと、床に3人の若い男たちが寝転がっている。朝までみんなでゲームをずっとやっていたようだ。平日の昼だというのに仕事も予定もない奴ばかりらしい。 テーブルの上にはカップラーメンの容器やポテトチップスの袋が散らばっていて、汚いな、と思う。 テレビに繋がっているのはスーパーファミコンやセガサターンなどのゲーム機だ。こんな20年以上前のレトロゲームで未だに何十時間も遊び続けられるのだから、僕らはなんて安上がりなんだろうと思う。 一緒