10日、阪神競馬場で行われた桜花賞(3歳・牝・GI・芝1600m)は、中団でレースを進めた川田将雅騎手騎乗の6番人気タイ・スターズオンアース(牝3、美浦・高柳瑞樹厩舎)が、直線で馬の間を割って伸びると、2番手追走から抜け出した3番人気ウォーターナビレラ(牝3、栗東・武幸四郎厩舎)をゴール寸前で差し切って、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒9(良)。 さらに1/2馬身差の3着に6番人気タイのナムラクレア(牝3、栗東・長谷川浩大厩舎)が入った。なお、2番人気サークルオブライフ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)は4着、1番人気ナミュール(牝3、栗東・高野友和厩舎)は10着に終わった。 勝ったスターズオンアースは、父ドゥラメンテ、母サザンスターズ、その父Smart Strikeという血統。昨年10月の未勝利以来となる白星にしてGI初制覇となった。管理する高柳瑞樹調教師にとってもGI初勝利。