東海・北陸6県を管轄する陸上自衛隊第10師団の創立記念行事が11日、名古屋市の守山駐屯地であり、政権与党になった民主党の新人衆院議員4人が観閲式に参列し、あいさつに立った。野党側は公明党の参院議員1人だけで、自民党は参列しなかった。 銃を手に迷彩服姿で整列した900人の隊員を前に、新人の民主議員は緊張した様子。野党時代にインド洋での給油活動などに異議を唱えた民主だが、あいさつは協調路線となった。 最初に登壇した橋本勉氏(比例東海)は「災害時はよろしくお願いします」。佐藤夕子氏(愛知1区)は「議員と自衛隊の皆さんとが手に手を取って」。壇上で敬礼した山尾志桜里氏(同7区)は「規律正しい、誇り高い姿を拝見させていただき、本当に心強い」。吉田統彦氏(比例東海)は「国家の根幹は安全保障」と訴えた。 同席した河村たかし名古屋市長は朝日新聞の取材に「(欠席の自民は)ショックが大きいんでしょう。(新