「新しいiPadが出たら、なにはともあれ大容量のものを買おう」---。この半年あまり、iPadを巡る新製品の噂がネットを駆け巡るたびに、これだけは固く心に決めていた。これまで使っていたのは、初のRetinaディスプレイを採用した第3世代iPad(9.7インチ)と、初代iPad mini(7.9インチ)。どちらも動作検証用に最小容量の16GBのWi-Fiモデルを購入していた。第3世代iPadを初めて見たときには、Retinaディスプレイの美しさ、文字の美しさに一目惚れ。これこそタブレット端末の決定版!と思ったものだが、使い込んでいくうちに652gの重さがだんだん無視できなくなっていった。
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