新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)は市中感染の可能性も出始め、封じ込めの段階を過ぎた。広がりをできるだけ抑えようと、政府は風邪の症状がある時は仕事を休むよう求めている。ただ、雇う側が出勤停止にした場合はともかく、自主的な病欠だと賃金が補償されるとは限らない。感染防止のために必要な措置とはいえ、非正規労働者には死活問題になる。(中沢佳子)
新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)は市中感染の可能性も出始め、封じ込めの段階を過ぎた。広がりをできるだけ抑えようと、政府は風邪の症状がある時は仕事を休むよう求めている。ただ、雇う側が出勤停止にした場合はともかく、自主的な病欠だと賃金が補償されるとは限らない。感染防止のために必要な措置とはいえ、非正規労働者には死活問題になる。(中沢佳子)
日常生活、遊興、そして蓄財などさまざまな行動の原資となる賃金は、若年層においてどのような実情なのだろうか。内閣府が2019年6月に発表した、主に若年層に関する公的資料を取りまとめた白書「子供・若者白書」の最新版をきっかけとし、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」のデータを用いて確認を行う。 直近年分となる2018年においては、正社員(今件本文では正社員と正職員をまとめて正社員としている)の方が正社員以外と比べて賃金は高い。非正社員は正社員に対し、男性で2/3ほど強、女性で7割強の賃金に留まっている。 ↑ 雇用形態別平均賃金(男女別、千円)(2018年)これを細分化した「年齢階層別」「雇用形態別」の平均賃金の動向は次の通り。女性より男性、非正社員より正社員の方が賃金は高額だが、一律に年上になるほど高額になるとは限らない状況にあるのも分かる。 ↑ 雇用形態・年齢階層別平均賃金(千円)(2018
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