Microsoftは、同社のクラウドプラットフォーム「Azure」の顧客に対し、英国の新興企業GraphcoreのAI(人工知能)アクセラレーターチップ「Colossus Intelligence Processing Unit(IPU)」の利用提供を開始した。 大手クラウドサービスプロバイダーが、新興企業のAIアクセラレーターチップでデータを処理する機会を顧客に提供したのはこれが初めてで、数あるAIチップスタートアップの中から選ばれたことでGraphcoreは大きなチャンスを手にしたと言える。 MicrosoftとGraphcoreは2年間、Graphcore IPU向けのクラウドシステムの開発と、Graphcore IPUの視覚処理および自然言語処理(NLP:Natural Language Processing)モデルの強化に共同で取り組んできた。NLPモデルの中でも、Googleの