ふぐの調理免許の全国統一化を求める団体「全日本ふぐ連盟」の設立大会が24日、大阪市で開かれ、ふぐをより安全に食べてもらおうと、免許を国家資格にするよう国に働きかけることを決めました。 大会では日本調理師連合会の森口冨士夫会長が「ふぐは猛毒を持っていて、適切に処理しないと命に関わる。ふぐの調理免許は、都道府県によっては講習だけで実技がない所もあるなど要件がばらばらなので、全国統一にすることが必要だ」と訴えました。そして、都道府県ごとに異なっているふぐの調理免許の制度を全国で統一し、国家資格とすることを求めて、料理店の関係者などを対象に署名活動を進め、秋にも厚生労働省に提出することを決めました。 代表を務める大田晶子さんは「食の都・大阪からふぐを安心して食べられる環境整備を求めていきたい」と話していました。