オフィス機器メーカー、ユーザビリティ評価専門会社を経て、2013年に株式会社キトヒトデザインを設立。ユーザビリティ、UI/UXデザイン関連業務を行う。 趣味はちょっとマイナーな国への旅行。 この寄稿記事では、株式会社キトヒトデザインでユーザビリティ、UI/UXデザインなどを手がけている萩本さんがご自身で体験したデザインのお話を不定期更新でお届けします。「人間工学」がテーマだった前回に引き続き、今回は「工業デザイン」にフォーカスをあてたお話です。今回は第2回目です。シリーズ全編はこちら 前回の記事から、時代は一気に飛んで1980年代後半、私は工業デザインを学ぶ大学生となりました。 工業デザインという選択肢 私の通った高校では、大学受験に向けて高2から文系理系別のクラス分けになるので、高1の時にどちらかを選択する必要がありました。 もともと絵を描くことは好きで美術の成績はよかったのですが、美大
