ディズニーCEOのボブ・チャペック3月9日、フロリダ州議会で可決された「ゲイと言うな法案」に、同社が反対すると述べた。ディズニーはこれまで、この法案に対するスタンスを公にしていないことで、従業員からの批判を浴びていた。 チャペックは9日の年次総会で、ディズニーが「当初から」法案に反対の立場だったが、水面下で議員たちと協力する方が「より効果的」だと考え、それを公にしていなかったと述べた。 問題の法案は、小学校で教師が性的指向や性自認について話すことや、それを議論することを事実上禁止する内容で、反対派は「“Don’t Say Gay” bill(ゲイと言うな法案)」と呼んでいる。チャペックは、この法案が成立すれば、LGBTQの若者やその家族が「不当に標的にされる」という懸念をフロリダ州のロン・デサンティス知事に伝え、知事と面談する予定だと述べた。 ディズニーは、「ヒューマン・ライツ・キャンペー