2008年のオープンソース業界は、米国MicrosoftやIBM、Oracleといった大手ITベンダーの動きが目立ち、M&Aが活発化して人材不足が深刻化する――。11月末にマサチューセッツ州ボストンで開催された、調査会社The 451 Group主催の第2回年次クライアント・コンファレンスで、レイベン・ザチャリー(Raven Zachary)氏はこう語った。同氏は、The 451 Groupでオープンソース調査担当ディレクターを務めている。 Zachary氏は、2008年も引き続きオープンソース市場は堅調との見方を示している。コスト削減に余念のないCIOや幹部陣の後押しにより、オープンソース・ソフトウェアの導入は今の勢いを保つという。オープンソースの導入は、従来は企業内ディベロッパーやシステム管理の専門スタッフなど現場の人間から提案されるボトムアップが主流だったが、今ではトップダウンで導入
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