解職請求(リコール)成立に伴う出直し市長選で落選した鹿児島県阿久根市の竹原信一・前市長(52)が7日、東京都内で記者会見し、同県議選(4月1日告示、10日投開票)の阿久根市・出水郡区(定数1)に無所属で立候補することを表明した。 竹原氏は「普通の人が議員になるのとは格が違う。阿久根でできなかったことが県でできるかもしれない」と述べた。 竹原氏は2008年の市長選で初当選。09年に市議会の2度の不信任決議で失職したが、出直し市長選で再選された。昨年12月に市長解職請求の住民投票で再び失職、今年1月の出直し市長選で落選した。