公明党は3日、性同一性障害特例法改正に向けた党見解を発表した。昨年10月の最高裁決定を踏まえ、戸籍上の性別変更要件のうち生殖能力要件の削除を求めた。外観要件は見直し、新たな要件を検討する。
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ボクシング・グリーンツダジムの本石昌也会長(46)が14日、大阪市内のジムで会見した。男性ボクサーとして復帰を目指す元WBC女子世界フライ級王者真道ゴー(35=グリーンツダ)について、年内決着を求める考えを明かした。 性同一性障害に悩んできた真道は17年10月に引退。性別適合手術を受けて、戸籍も男性に変えた上で、ボクシングへの情熱を失わず昨年5月に本石会長に男性としての復帰を直訴し、同会長も実現に向けて精力的に動いてきた。 8月7日に大阪・枚方市で行った興行で、プロテスト受験を認めてもらうためのテストとして「事前評価スパーリング」を実施。JBC側はコミッションドクターに加え、外部の専門家もまじえ、リングサイドで見守った。 しかし、JBC側の回答は「あのスパーリングでは判断できない」であり、再び諮問委員会を開いて今後の対応をするという、これまでと変わらないものだった。 真道のプロテスト実現に
ボクシング・グリーンツダジムの本石昌也会長(46)が11日、エディオンアリーナ大阪第2競技場での興行後に会見し、男性ボクサーとして復帰を目指す元WBC女子世界フライ級王者真道ゴー(35)について、結論を来年に持ち越す意向を明かした。 日本ボクシングコミッション(JBC)によると、この問題に関して年内に3回目の諮問委員会を開催し、年明けの理事会で方向性を出すという。当初は年内をリミットとする考えだった本石会長だが「前向きに進んでいる確信を得た。進んでいるのであればチャンスにかけたい」と“期間延長”を打ち出した。 性同一性障害に悩んできた真道は17年10月に引退。性別適合手術を受けて、戸籍も男性に変えた上で、ボクシングへの情熱を失わず昨年5月に本石会長に男性としての復帰を直訴し、同会長も実現に向けて精力的に動いてきた。 8月7日に大阪・枚方市で行った興行で、プロテスト受験を認めてもらうためのテ
横浜拘置支所(横浜市港南区)が、トランスジェンダー女性の収容者に対し、主治医に確認するなどせずホルモン療法を受けさせなかったのは人権侵害だとして、神奈川県弁護士会が同支所に対し、今後は治療の経過や専門的知見を十分に踏まえて、医学的な措置の必要性を判断するよう勧告した。 同弁護士会によると、勧告は13日付。このトランスジェンダー女性は幼少期から男性とされることに違和感を覚え、1995年5月ごろから女性ホルモン剤を注射してきた。訴えによると、同支所に収容された2021年6月~8月ごろ、女性ホルモン補充療法を受けさせてほしいと頼んでも受けることができず、理由を尋ねても「不開示」と言われ、教えてもらえなかった。ホルモン療法を受けられなかった影響で、下腹部の痛みや息苦しさなどの症状が出たという。 同支所は同弁護士会の照会に対し、ホルモン療法の必要性について、主治医へ確認はしていないと回答。医師による
自民党の性的マイノリティに関する特命委員会は27日までに、性別変更の要件を定めた性同一性障害特例法改正の方向性を記した報告書をまとめた。生殖能力要件を憲法違反とした昨年10月の最高裁決定を踏まえ、生殖能力要件を削除するとともに、外観要件にかわる新たな要件を規定すべきだと提起した。同日の党政調審議会に報告した。 報告書によると、外観要件にかえて、心と体の性が一致しない「性別不合」が一定期間続き、性自認に基づき社会生活を送っていることを新要件とした。医師の診断の適切性を確保するための措置も求めた。
【読売新聞】 「性同一性障害」は「性別違和」に――。日本生理学会は今春、研究の現場で使われる専門的な言葉を解説した「生理学用語ハンドブック」(丸善出版)を刊行した。性的少数者への理解の増進に注目が集まるなど社会の変化を踏まえ、新たな
Published 2024/06/27 11:50 (JST) Updated 2024/06/27 12:07 (JST) 自民党の性的マイノリティに関する特命委員会は27日までに、性別変更の要件を定めた性同一性障害特例法改正の方向性を記した報告書をまとめた。生殖能力要件を憲法違反とした昨年10月の最高裁決定を踏まえ、生殖能力要件を削除するとともに、外観要件にかわる新たな要件を規定すべきだと提起した。同日の党政調審議会に報告した。 報告書によると、外観要件にかえて、心と体の性が一致しない「性別不合」が一定期間続き、性自認に基づき社会生活を送っていることを新要件とした。医師の診断の適切性を確保するための措置も求めた。
性別変更前の精子利用、他にも 岡山大、医療機関に調査 性同一性障害で男性から性別変更した女性が、変更前に保存した自身の凍結精子で女性パートナーとの間に子どもをもうけた事例が、国内の少なくとも2カ所で確認されたことが21日、全国の医療機関を対象にした岡山大の調査で分かった。子の認知を巡り最高裁判決を受けた訴訟当事者の他に、同様の医療行為を受けた人がいたとみられる。 同様の生殖医療を望む人が10施設でいたことも判明した。調査を担った日本GI(性別不合)学会理事長の中塚幹也・岡山大教授は「代理出産でなくても子どもをもうけることができ、今回の判決で多様な家族の在り方が進むだろう」と話した。 続きを見る
3男性から性別変更した女性が、自分の凍結精子で女性パートナーとの間にもうけた次女を認知できるかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁は21日、「認知できる」とし、親子関係を認める判断を示しました。 今回の裁判について、当事者の関係性について、確認します。 Aさん(40代)とBさん(30代)は女性同士のカップルで、2人には5歳の長女と、3歳の次女がいます。 Aさんは、性同一性障害により、男性から女性に性別変更をしました。2人の娘は、Aさんが男性だったころに凍結した精子から生まれました。生物学上、2人の子は、AさんとBさんの間に生まれた血縁上の親子です。 しかし、Aさんのみ、父親として認められなかったため、子どもの認知をめぐって、家族で裁判を起こしました。その後、高裁で長女は、Aさんと父子関係が認められ、次女は認められませんでした。その理由は、子どもが生まれた“時期”にあります。 長女は、Aさん
性同一性障害特例法に基づき男性から性別を変更した40代女性が、変更前に凍結保存した自身の精子で生まれた子を認知できるかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第2小法廷(尾島明裁判長)は21日、「法的性別にかかわらず認知できる」との初判断を示し、父子関係を認めた。生物学上の父と、性別変更後に生まれた子の父子関係成立について、最高裁が判断するのは初めて。(太田理英子)
最高裁判決を受けて記者会見する次女の代理人の仲岡しゅん弁護士(左)=大阪市北区で2024年6月21日午後5時27分、北村隆夫撮影 性同一性障害特例法に基づいて男性から性別変更した40代女性が、自身の凍結精子を使ってパートナーの30代女性との間にもうけた次女を認知することができるかが争われた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(尾島明裁判長)は21日、認知を認める判決を言い渡した。 40代女性は次女の法律上の父となった。男性から女性に性別変更した生物学上の父と、性別変更後に生まれた子の父子関係を認める司法判断は初めて。 40代女性は2018年冬に男性から性別を変更。性別変更前に自身の凍結精子でパートナーが長女を出産し、性別変更した後の20年にやはり凍結精子で次女が生まれた。 40代女性は子2人の父だとする認知届を自治体に出した。しかし受理されなかったため、子2人が40代女性に認知するよう求める訴
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具体的混乱、想定し難く 「女性で父親」巡り補足意見―認知訴訟判決で尾島裁判長 時事通信 社会部2024年06月21日20時32分配信 最高裁第2小法廷の尾島明裁判長は21日の判決で、女性に性別変更しても子との関係上は父親と認定した理由について、「(父子関係を認めた場合に)想定される家族秩序の混乱は、具体的なものとは言い難い」との補足意見を述べた。 シンプルで常識的な判決 次女の代理人弁護士―認知訴訟・大阪 性同一性障害特例法は2008年の改正で、性別変更の要件がそれ以前の「子がいない」から「未成年の子がいない」に緩和された。改正により、成人の子の親は性別変更によって「女性である法律上の父」や「男性である法律上の母」となることが可能となった。 その影響について、尾島裁判長は「社会的な混乱が生じたような状況はうかがわれない」とし、未成年の子の親が性別変更した場合も具体的な混乱は想定し難いとの見
シンプルで常識的な判決 次女の代理人弁護士―認知訴訟・大阪 時事通信 社会部2024年06月21日20時17分配信 性別変更後の父子関係を認めた最高裁判決について、記者会見する仲岡しゅん弁護士(左)と松田真紀弁護士=21日午後、大阪市北区の大阪弁護士会館 男性から性別変更した女性と次女の父子関係を認めた最高裁判決を受け、次女の代理人弁護士が21日、大阪市内で記者会見。「非常にシンプルで、常識的な判決だ」と評価した。 具体的混乱、想定し難く 「女性で父親」巡り補足意見―認知訴訟判決で尾島裁判長 訴訟は、親子双方が認知を求める中で、子に親を訴えさせたもので、代理人の仲岡しゅん弁護士は「かなりの奇策だが、作戦が当たった」と笑顔。「今の時代にアップデートされた判決で、親子関係が認められたことはうれしい」とする女性のコメントも読み上げた。 仲岡弁護士は、子の利益を重視した判決だと評価した上で、「当事
性別変更後の女性、父と認定 認知否定「子の利益に反する」―二審判決破棄、初判断・最高裁 時事通信 社会部2024年06月21日17時32分配信 最高裁=東京都千代田区 性同一性障害で男性から性別変更した40代女性が、凍結精子を用いて女性パートナーとの間にもうけた次女から父子関係の認知を求められた訴訟の上告審判決が21日、最高裁第2小法廷であった。尾島明裁判長は「(親子と認めなければ)子の利益に反する」と述べ、訴えを退けた二審東京高裁判決を破棄し、父子関係を認めた。裁判官4人全員一致の意見。 シンプルで常識的な判決 次女の代理人弁護士―認知訴訟・大阪 生物学上の父が性別変更後に子をもうけたケースで、最高裁が親子関係の成否を判断するのは初めて。男性が性別変更で女性となっても親子関係が法的に認められ、子には相続権や養育費請求権などの権利が保障されることになる。 判決で、同小法廷は「実の親子関係の
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立憲民主党は11日、戸籍上の性別変更を巡り、生殖能力がないことなどの要件を削除する性同一性障害特例法改正案を衆院に提出した。生殖能力要件を憲法違反とした2023年10月の最高裁判断を踏まえた。 削除するのは①生殖機能がない②未成年の子がいない③変更後の性別の性器部分に似た外観がある―の3要件。法律の名称にある「性同一性障害者」の文言も、性同一性障害を障害として位置付けない国際的な流れを踏まえ、妥当性を検討するよう求めた。
心と体の性が一致しない「性同一性障害」。 従来は戸籍上の性別を変更するには、事実上、生殖能力をなくす手術が求められていたが、最高裁判所は2023年、これを違憲とする判断を示した。 これを踏まえ岩手県内でも性別変更を申し立て自分らしく生きる道を切り拓いた人がいる。 一関市の会社員・大滝洸さん(27)は、5月、生殖能力をなくす手術なしで女性から男性へ戸籍上の性別を変更することが盛岡家庭裁判所に認められた。 大滝さんは「積み上げが認められたのがうれしかった。16歳で(ジェンダー)クリニックに通おうと思った自分にとても感謝」と話す。 大滝さんは、1997年に埼玉県さいたま市で双子の姉妹の姉として生まれた。 中学生のころから女性である自分の性別と心とのギャップに気付きはじめ、地元の女子高へ進学するころにはより違和感を覚えるようになったという。 大滝洸さん 「みんな女子がいて、その空気感で自分がおかし
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