レカネマブを投与するには条件がある Q.今すぐレカネマブ(商品名レケンビ)の治療を受けることはできますか? レカネマブの投与を希望しても、すぐに投与がはじまるとは限りません。投与の前にいくつかの検査を受ける必要があります。 どんな薬についても、どの疾患のどの患者さんに使えば医学的に効果があるのか、あらかじめ使用の対象が決まっています。これを「適応」といいます(混同されやすい言葉に「適用」があります。こちらは主に健康保険の対象となる薬や治療法について保険適用されるなどと使います)。 したがってレカネマブの投与を受けるには、まず患者さんがその適応条件を満たすかどうかを調べなければならないのです。 中等度以上の認知症の人は対象外 最初に受けていただくのは「簡易認知機能評価尺度(Mini-Mental State Examination:MMSE)」と「認知症重症度評価尺度(Clinical De
![「レカネマブ」は3割負担で年間90万円かかる…「待望のアルツハイマー病治療薬」の費用対効果 症状を伴う副作用が発生するリスクは約3%](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/87e36798190a2182cdecf6acd69a32faa9b50283/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpresident.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F5%2F6%2F1200wm%2Fimg_56a77396efb7886f3a65bbf883cd6f6d1677579.jpg)