将棋の藤井聡太七段が4日、八大タイトルの1つ、「棋聖戦」の挑戦者を決めるトーナメントの決勝に勝ちました。今月8日から始まる五番勝負への出場を決め、タイトル挑戦の最年少記録を31年ぶりに更新することになりました。 藤井七段は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でおよそ50日間、対局ができない状況が続いたあと、2日の準決勝に勝って中1日での対局となりました。 対局は午前10時に始まり、お互いに激しく攻め合う熱戦となりましたが、午後7時44分、100手までで後手の藤井七段が永瀬二冠を投了に追い込みました。 藤井七段は自身初となるタイトル挑戦を決め、今月8日から始まる棋聖戦の五番勝負で、渡辺明三冠(36)と戦います。 藤井七段は8日の時点で「17歳10か月20日」で、平成元年に屋敷伸之九段(48)が打ち立てたタイトル挑戦の最年少記録「17歳10か月24日」を31年ぶりに更新することになります。 対
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