一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)によると、2020年のデジタルカメラ年間累計出荷台数は世界全体で888万6292台、金額では4201億3770万6000円。前年比で見ると台数で58.5%(前年:1521万6957台)、金額では71.6%(前年:5871億4300万2000円)と、カメラ市場の縮小傾向が続いています。 去る3月に、カメラ市場を支えるメーカー・ニコンの2021年3月度における連結決算予想をもとにしたニュースが報じられました。市場全体と同じく、コロナ禍の影響を色濃く受けたその内容に多くのニコンユーザーが、驚きの声を上げたのは記憶に新しいのではないでしょうか。コロナ禍における生活様式の変化、また動画・映像コンテンツの普及を受けて加速するスマホでの撮影ニーズ…。カメラメーカーにおいて、この流れははたして逆風なのか、それとも新たな変革期を迎える前触れなのか? そんな中、新た
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