グーグル親会社のアルファベットの7-9月(第3四半期)業績が、投資家を震撼(しんかん)させた。売上高と利益が常に予想を上回る強気相場の時代が終わりを迎えた。 グーグル親会社、7-9月利益と売上高が市場予想下回る-株下落 アルファベットとマイクロソフト 、半導体メーカーのテキサス・インスツルメンツ(TI)の7-9月の売上高や10-12月期見通しへの失望感に誘われた売りで、業界最大手の一部米企業の時価総額が4000億ドル(約58兆5000億円)余り失われる恐れがある。 米ハイテク・半導体株、時間外で軒並み安-大手決算が期待外れ 最新の四半期決算は、今年に入り5兆5000億ドル相当の急落に見舞われたテクノロジー銘柄について、株価が底入れしたとの期待をくじくものだ。 巨大IT企業の期待外れの業績によって、企業のIT予算やデジタル広告支出、産業機械用の半導体需要といったあらゆる分野への下押し圧力の高