玉木雄一郎代表がXで「自民党税調の記述からトリガー条項が消えた」と怒っているのを見かけた。わかりやすく梯子を外されたなと感じた。当初これをどう捉えるべきかと考えた。SNSを見ると腹を立てている人が多く、一瞬だけ国民民主党を応援したくなる。 だが、やはり「玉木雄一郎代表の政局勘がなかっただけ」ということになりそうだ。 常に危うい心理状態にある岸田総理が麻生副総裁らのアドバイスに従い連合を取り込もうとしただけの話だ。だが、公明党が「唯一の連立のパートナー」という特権が剥奪されることに危機感を感じ税調で抵抗したようだ。つまり、政策ではなく所詮は政局でしか動いていない。岸田総理がこの問題の調整に動くことはないだろう。林官房長官も傍観の構えである。 政治は国民そっちのけの政局で動いてゆく。次の投票行動にどう生かすかはその人次第だが今の政策不在の状況はそのまま事実として直視するべきではないか。 今回の