JR東日本は3日、管内の535駅にあるみどりの窓口と指定席券売機で、交通系ICカード「Suica(スイカ)」定期券の継続発売などが約1時間にわたり出来なくなったと発表した。影響人数は不明で、原因は調査中だという。 同社によると、システムの不具合があったのは3日午後2時20分ごろから3時35分ごろまで。スイカ定期券の継続発売については、磁気定期券を発行し、後日、切り替えてもらうなどの措置をとった。ほかに業務が停止したのは、▽みどりの窓口で、スイカの記名式と定期券の紛失再発行と、障害が出たスイカの再発行▽指定席券売機で、スイカのチャージを使った乗車券の購入、だという。 同社広報は「一部の機能だけが不具合になるのは極めてまれ。原因を特定したい」と話している。