【ノウゼンカズラとは】 ・中国を原産とするノウゼンカズラ科の蔓性植物で、俳句の季語にもなっているオレンジ色の花を観賞するため、庭木として植栽される。日本へ渡来したのは西暦900年代(延喜年間)のことで、当初は主として薬用に栽培された。 ・ノウゼンカズラという名前は、他を凌駕して空を覆うほどに育つことを意味する中国名「凌霽」に由来する。当初はリョウショウと読んだが、それがノウショウからノウゼンに転訛したという。カズラは「蔓性植物」の意味。 ・花期は6~8月で、枝先から伸びた20~40センチの花序が房状に垂れ下がる。花の直径と長さは5~6センチほどで、基部は筒型、上部はラッパ状で先端は少し歪んで五つに裂ける。雌しべは長さ4センチ弱で先端は舌状に広がって二つに裂ける。雄しべは4つあるが、うち2つが長い。 ・花は朝開いて夕方に閉じる一日花だが、全体としての花期は長く、サルスベリと共に花の少ない夏の
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