ツイッター社を買収したイーロン・マスクが、さまざまなコンテンツやサービスなどを売買できる決済機能をツイッターに導入する方針を明らかにしています。 SNSにあらゆる生活関連サービスや決済を紐づける方向は「スーパーアプリ」と呼ばれ、中国のテンセントが手がけるWeChatがこれで成功したのは有名な話です。しかし現実にこれを実現させるのはけっこう難しいようで、他の国ではどこも成功していません。日本でもLINEがスーパーアプリを目指していましたが、道半ばといったところ。 マスクはツイッターをプラットフォームに引き戻そうとしているこのスーパーアプリの方向をイーロン・マスクが打ちだしているということは、マスクはツイッターを巨大なプラットフォームとして再構築したいと考えているということでしょう。いまのツイッターが抱えている課題は、まさにこの「プラットフォームになれるのか否か」というところにあります。 歴史